1956-12-05 第25回国会 参議院 本会議 第11号
一九四五年八月八日、モスクワで佐藤大使に、翌九日より戦争状態に入る旨の通告がありましたが、電報不着のため、ソ連の参戦を知ったのは、ポツダム宣言受諾の申し入れを、スイス並びにスエーデン国政府を通じて連合国側に伝達し、降伏の意思表示をした後であります。
一九四五年八月八日、モスクワで佐藤大使に、翌九日より戦争状態に入る旨の通告がありましたが、電報不着のため、ソ連の参戦を知ったのは、ポツダム宣言受諾の申し入れを、スイス並びにスエーデン国政府を通じて連合国側に伝達し、降伏の意思表示をした後であります。
又、終戦後もスイス国は昭和二十一年迄、スエーデン国は昭和二十七年迄利益代表の労をとられた。 日本国会参議院は、前記各国に対して深甚なる感謝の意を表明する。 右決議する。 理由を説明いたします。
午後零時二十一分散会 —————・————— ○本日の会議に付した事件 一、スエーデン国、スイス国、スペイン国及びポルトガル国に対する感謝決議案 一、日程第一 國務大臣の演説に関する件(第五日) 一、日程第二 国立国会図書館法第二十条の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案
この際、日程に追加して、スエーデン国、スイス国、スペイン国及びポルトガル国に対する感謝決議案(柏木庫治君外十八名発議)(委員会審査省略要求事件)を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
事務局側 事 務 総 長 近藤 英明君 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 参 事 (庶務部長) 佐藤 忠雄君 ━━━━━━━━━━━━━ 本日の会議に付した事件 ○スエーデン国
政府側の説明によりますると、日本政府在外事務所設置法は昨年第七回国会において成立いたしまして、まずアメリカ合衆国内の五箇所に在外事務所が設置され、その後、同法第二條第二項に基く日本政府在外事務所増置令によりまして、スエーデン国ストツクホルム市、フランス国パリ市、ブラジル国リオデジヤネイロ市及びサンパウロ市、パキスタン、カラチ市、インド、ニユーデリー市、カルカッタ市及びボンベイ市、ベルギー国ブラツセル
御承知の通り、昨年第七国会において、日本政府在外事務所設置法が成立いたしまして、まずアメリカ合衆国内の五箇所に在外事務所が設置されましたが、その後、同法第二條第二項に基く日本政府在外事務所増置令によりまして、昨年十月、スエーデン国ストツクホルム市、フランス国パリ市、ブラジル国リオデジャネイロ市及びサンパウロ市、パキスタンカラチ市、インドニューデリー市、カルカタ市及びボンベイ市、ベルギー国ブラッセル市並
スエーデン国は、戰時中わが国の利益代表国として在外邦人に対し多大の好意と庇護とを與えられたるのみならず、戰後もかわらざる好意を寄せられておることは、まことに感謝にたえません。(拍手)新国王グスタフ・アドルフ陛下は、先年現皇后陛下とともにわが国を訪問せられ、京都、奈良のわが国に保存せられたる東洋文化につき非常に興味を持たれ、わが国に対し深き理解を有せられる方であります。