1967-07-20 第55回国会 参議院 外務委員会 第21号
その事例としてスエズ動乱等の事例をおあげになったのだと思うし、私も若干——一、二の事例を知っておりますが、日本国と外国の民間人、私人と言ってもいいですが、それから外国の民間人、私人と日本との間、そういうもので何か問題の点があったのですか、過去にそういうことがあったかどうか。
その事例としてスエズ動乱等の事例をおあげになったのだと思うし、私も若干——一、二の事例を知っておりますが、日本国と外国の民間人、私人と言ってもいいですが、それから外国の民間人、私人と日本との間、そういうもので何か問題の点があったのですか、過去にそういうことがあったかどうか。
そのほかに、さらに御指摘のように、スエズ動乱等の非常にブームのときに、船を、これも国の財政資金によらないで、民間の市中銀行だけで船を多数に作っております。これもやはり当時の政府の政策として、船腹の需要が非常に多くなって、外国の船腹を雇うことが非常に困難な状況であるので、緊急に船腹を増強する必要があるということでやったわけでございますけれども、たまたま景気がよかったために船価が非常に高い。
これは三十一年の六月三万一千六百五十円が、例のスエズ動乱等の影響でぐっと上ってきておったわけです。その上三十二年四月は五千三百円上げましたのが、ほとんど五千円は乗っかって四万二千四百円ということになっている。ここではほぼ完全に近い価格への上乗せが行われたわけであります。