2021-06-10 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
○政府参考人(鎌田光明君) まず、緊急避妊薬のスイッチOTC化でございますけれども、これは御案内のとおり、予期せぬ妊娠の可能性が生じた女性のお気持ちに寄り添うという視点、それから、一方、やはり医薬品でございますので、安全に使っていただくということをどうバランスを取るかということが重要と考えておりまして、昨年の十二月に第五次男女共同参画基本計画というのが閣議決定されまして、それでは処方箋なしで薬局で利用
○政府参考人(鎌田光明君) まず、緊急避妊薬のスイッチOTC化でございますけれども、これは御案内のとおり、予期せぬ妊娠の可能性が生じた女性のお気持ちに寄り添うという視点、それから、一方、やはり医薬品でございますので、安全に使っていただくということをどうバランスを取るかということが重要と考えておりまして、昨年の十二月に第五次男女共同参画基本計画というのが閣議決定されまして、それでは処方箋なしで薬局で利用
また、医療用医薬品のスイッチOTC化も少しずつ進められてきましたが、スイッチ後も医療用医薬品には保険が適用され続けるため、OTC医薬品より大幅に低い負担で手にできます。医療保険部会の過去の議論では、OTC化された医療用医薬品については保険適用から外すのが本来あるべき姿ではないかとの指摘もあり、医療保険財政の現状を考えると、今すぐに実行を移すことを検討すべき課題と考えます。
これ、大臣にお伺いしたいのは、緊急避妊薬のスイッチOTC化、これを聞こうと思っておりました。先ほど大臣が先に答弁してくださったので、答えがもう分かってしまいました。いろんな議論があるので、そこを見守っていくというような内容だったと私は承知をしています。 あのですね、これ早く飲まなきゃいけないんですよ。
今既に答弁したとおりでございますが、スイッチOTC化については何年か前に御議論をいただいたところ、時期早尚ということでございました。一方で、今、先ほど答弁申し上げましたように、どのような体制であれば処方ができるのかという検討に基づいて研修の取組等も進んできていると思いますので、私どもも多くの声を寄せられた立場としてこれはしっかりと取組を前に進めていく努力を共にやっていきたいと思います。
もう今、四年も議論していますので、その議論の総括を経て、今年のスイッチOTC化評価検討会議で導入が決定できれば製薬会社の申請や審査を経て二二年度に導入を目指せるというふうに言っていますので、我々は、その二〇一七年に指摘された性教育の不足というところと薬局薬剤師の知識補完というところ、後者についてはもう厚労省が手当てしていますので、この性教育の、ちゃんとやると、この不足を補うということで、アフターピル
御指摘の緊急避妊薬を処方箋なしに薬局で買う、いわゆるスイッチOTC化でございますけれども、二〇一七年、厚生労働省の評価検討会議というところにおきまして時期尚早とされたわけでございますが、そのときに課題とされました避妊も含めた性教育の状況、現在使われている緊急避妊薬の販売を行う薬剤師の資質向上のための研修の実施状況などを踏まえまして、今後改めて評価検討会議において検討していく予定としているところでございます
その上で、先ほどから自分の健康は自分でも守っていくということを意識するというふうに言っていますが、既に医薬用品の承認、販売されている薬のうち、多くが安全性が高く効き目がいい医療用の成分のスイッチOTC化を継続的に拡大していくというのも、今あるものの拡大だけではなくて、必要なことだというふうに考えておりますし、また、安全で、地域のかかりつけの薬局にかかりつけの薬剤師の人たちがいるということ、その入口としては
それから、多様な主体からの御要望に基づきまして、医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議においてOTC化への候補成分を検討することによりまして、医療用医薬品のスイッチOTC化を促進もしているところでございます。
○根本国務大臣 緊急避妊薬のスイッチOTC化、これは先ほど局長から答弁したとおりでありますが、時期尚早とは判断されましたけれども、OTC化のための課題の解決状況等により、将来的に再度議論を行うことは妨げられておりません。 現在、課題の解決に向けて、医師、薬剤師の関連団体において、緊急避妊薬の扱いも含めて産婦人科領域の研修等が開始されたと承知しております。
医療用医薬品を薬局、薬店において処方箋なしで購入できるようにする、いわゆるスイッチOTC化の可否、一般薬として売るということですが、市販薬として売るということの可否につきましては、医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議という会議において専門家による評価、検討を行っているところでございまして、この会議は公開で議論を行っております。
医療用の医薬品を薬局や薬店において処方箋なしで購入できるようにする、いわゆるスイッチOTC化の可否につきましては、専門家による評価検討会議、これは、医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議と、ちょっと長い名前でございますが、この評価検討会議におきまして公開で議論を行っていただいております。
○国務大臣(根本匠君) あの検討会でも、公開でやられた検討会でも、医療用の緊急避妊薬へのアクセス向上のための仕組みの向上とかメンタル面のフォロー対策、いろんな課題がこれからあるということが提起されて、そしてスイッチOTC化は時期尚早と結論付けられて、関係する職業団体等において問題の整理や解決策等について検討を進めるべきと、こうされております。
一方、そういったことについて検討すべきではないかという先生からの御指摘でございますけれども、これにつきましては、昨年十二月に経済財政諮問会議で策定されました経済・財政再生計画改革工程表におきまして、スイッチOTC化された医療用医薬品に係る保険償還率のあり方につきまして、関係審議会等において検討し、二〇一六年末までに、本年末までに結論を得るということとされております。
しかし、産業競争力会議におきまして、スイッチOTC化を促進するに当たって、関係学会等だけではなく、産業界、消費者等のより多様な主体からの意見が反映される仕組みの構築を求めるという声が上がっておりました。
それから、スイッチOTC化の促進ということにつきましては、昨年の日本再興戦略の改訂二〇一四におきまして、セルフメディケーションの推進に向けてスイッチOTC化を加速するために、米国など海外の事例も参考に、産業界、消費者等のより多様な主体からの意見が反映される仕組みを構築するというふうにされていたところでございます。
ただ、今質問をしたいのは、薬剤師さんの的確な判断というような観点の前の段階で、例えば今エパデールのことを例示したわけですが、さまざまな議論の中でかなり、専門紙の報道などを見ると、苛烈な報道というか刺激的な表現というか、そういったような部分もあって、今後、このスイッチOTC化が適切に円滑に進んでいくのかどうかについては、私はやや不安な点もあると思っています。
今、そういうふうにるる申し上げさせていただきましたが、この医薬品産業をスイッチOTC化、これが成長産業なのか、あるいはセルフメディケーション、今御答弁いただいた部分、予防とかそういった部分にしっかりと関連づけてセルフケアの観点で推進をしていただくのか、そういった文脈について、大臣、やはり少し正確に情報発信をいただきたいと思いますので、もう一遍ちょっと整理をいただいてよろしいですか。