1997-06-10 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第19号
一部民間出資のあるもので政府出資が五〇%以上のところ、これは日本と同じでございますが、スイス国立銀行、日本銀行でございます。それから、政府と民間で五〇%ずつ、これはオーストリア国立銀行、ベルギー国立銀行でございます。全額民間出資銀行がイタリア銀行、アメリカの連邦準備制度でございます。
一部民間出資のあるもので政府出資が五〇%以上のところ、これは日本と同じでございますが、スイス国立銀行、日本銀行でございます。それから、政府と民間で五〇%ずつ、これはオーストリア国立銀行、ベルギー国立銀行でございます。全額民間出資銀行がイタリア銀行、アメリカの連邦準備制度でございます。
だからドイツにしましても、あるいはセイトウィラー・スイス国立銀行総裁等にしましても、ドルの低下の問題についてはきわめて明快に立場というものを主張しておりますね。そういうあれからいきますならば、円の管理の自主性というものがブルメンソール発言等に対してはあってよかったのじゃないか。それは実勢に任せるのだ、こういうことであのときに見過ごした。
○藤岡政府委員 IMFの対英借款は総額三十三・六億SDRだったわけでございますが、そのための資金といたしまして、IMFの通常資金から五億SDR引き出す、それからIMFの加盟国ではございませんが、スイス国立銀行から三億SDR借り入れる、残り二十五・六億SDRになりますが、そのうち米国が九億四千五百万、それからドイツが七億八千五百万、日本がそれに次いで五億五千五百万SDRを貸し付けしたわけでございます。
私はスイス国立銀行総裁に会ったことがありますが、彼が、ドイツのインフレ、スイスのインフレについてお話をしたときに、インフレ問題で一番大切なものはタイミングです、こう言った。そのタイミングを、前の日銀総裁は誤ったように私は思っておるのです。これは見解の相違もあるでしょうけれども。