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43件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2011-05-27 第177回国会 参議院 予算委員会 第17号

これはUO2の溶融点ではございませんで、UO2とジルカロイとが混ざった合金になっておりますから融点が少し低くなっているわけですね。そして、その割れ目から放射能のガスが原子炉の中へ出ているわけでございます。それを上から水でしゃあっとひっ掛けておりまして、冷やしてやっているというのが現在の状態でございます。  

石川迪夫

1989-03-29 第114回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号

それから激しい水流によって核燃料棒を折損したり、あるいはもちろんジルカロイ合金バーンアウトの問題などもいろいろあったと思いますが、それから、加圧器水位計が原因不明で振り切れたということで、ECCSがストップした後、温水と燃料棒被覆しているジルコニウムによる激しい放射線損傷作用による大量の水素の発生とか、ボイドによるものか水素によって液面が引き下げられたかは別にして、原子炉容器内の水位を押し下げたというのは

吉井英勝

1984-07-05 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第18号

中村(守)政府委員 例えばステンレスからジルカロイにかえるとかいうようなことも考えられるわけでございますが、長期にわたるいろいろな各部の運転経験を積むということも一つの理由でございまして、「むつ」をできるだけ活用して、できるだけ多くのデータをとろうという趣旨でそういう計画がとられております。

中村守孝

1984-05-08 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第13号

まあ最近ではジルカロイが使われておるようですけれども、こういう点についても、十年前のステンレス製ということで非常に問題が多い。また、船のゆがみとかそういう問題もあるやに聞いておりますし、また原子炉を長期間放置しておると、原子炉自体もそうですが、そのほかの構造材料というものについてゆがみがきたり劣化がきたりしておるのではないだろうか。

松前仰

1984-04-24 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号

第二点は、その時代はまだジルカロイの製品がなかったのか、あるいは船用炉に積むという技術的な問題で、負荷変動に追随をする、そういうような出力の制御的な意味を含めたものであったのかどうかわかりませんが、ステンレス燃料棒を用いているというような問題がございますね。そういうようなものが現代の時点におけるジルカロイ製のものに変化をしているというようなものを一体どういうふうに評価できるのであろうか。  

村山喜一

1982-05-13 第96回国会 衆議院 外務委員会 第14号

火災や衝突の衝撃で壊れて燃料集合体が炎にさらされるということになると、燃料棒ジルカロイのさやは溶けるか、もしくは酸化してぼろぼろになるというのは考えられなければならない話でもあります。それから中身のウランペレットがむき出しになる、事故の衝撃で一気に燃料棒が破壊される、ペレットが裸になる場合もこれは想定をしておかなければならない話にもなってきますね。

土井たか子

1981-11-05 第95回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号

さらに、燃料体被覆体にしましても、いまやステンレスから新しいジルカロイ製のものに変わってきておるわけです。そういうようなことを加えようといったって加えることができないでしょう。欠陥だらけでしょう。そんなものをいつまでも持っておって試してみて何の意味があるのです。そんなことを考えますと、どこへ持っていったってどうにもならないものなのです。  

関晴正

1981-11-05 第95回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号

燃料被覆管の問題についても、これは当初その時点においてデータの豊富にあるステンレス被覆管を使用いたしておるわけでございますが、現在の時点においても私どもとしては何ら問題はないと思っておりますし、このジルカロイ燃料につきましては経済性という面を特に重視をし、いわゆる商業用の炉として将来開発していく、目標としては私どももこのジルカロイ等の燃料についても今後あわせて研究を行ってまいりたい、こういうぐあいに

倉本昌昭

1981-04-08 第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

だから、溶けない切りくずジルカロイがひっかかる、これはわかるんです。それだけじゃないだろうと、あなたのおっしゃたとおりですよ。幾つかのものがある。だから核分裂生成物不溶分もあるだろう、あるいは被覆管に付着した腐食性水あか、いわゆるクラッドですよ、これもあるだろう。

吉田正雄

1981-04-08 第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

あるいはジルカロイそのものが酸化をしておるのかどうかということもわかるわけですよ。そのための三年間にわたる試運転だったんでしょう。しかも試運転期間中に何回も目詰まりを起こしているわけですから、当然化学的な分析をやるのは常識ですよ、そのための試運転なんですから。ところがそれやってない。これじゃ何の原因の解明にならないじゃないですか。手の打ちようがないわけですよ。

吉田正雄

1981-04-08 第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

吉田正雄君 動燃側説明でも燃料棒を勇断した溶けないジルカロイ、被覆管のチップスですね、これが詰まったんではないかというふうなことも言われておるんですが、その説明の中に、前投に二ミリメートルのフィルターが入っているという説明と同時に、しかしながら、実際にはすき間だらけだということで、そういう勇断くずというものがどんどんこの中に入ってきて詰まったんだという説明もあるんですが、そういうことはどういうふうにお

吉田正雄

1980-11-14 第93回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

それからステンレスの件については、ステンレスの性質についていろいろわからない点はあるんですが、実は先ほど私が申し上げましたように藤永一氏の書かれているのによりますと、実は意識的にステンレスにしたんじゃなくて、実はジルカロイにしたがったんだけれどもしなかったというふうになっていて、ステンレスを意識的に使われたのではどうもなかったように私は見受けるわけです。

小野周

1980-10-23 第93回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

ところが現在は、ジルカロイの四というのがすぐれたものとして多く用いられている。  アメリカの最初の原潜のノーチラス号、そのなにに非常に問題があるじゃないかということが言われていたころに、六四年の六月ですが、日本の外務省が原子力潜水艦安全性についての中間報告というのをやったのが記事として出ているのですね。

村山喜一

1980-10-23 第93回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

ただ、ジルカロイ合金ステンレス鋼と決定的に違いますのは、中性子経済といいますか、その点が格段にすぐれているということでございますので、今後経済性というものを追求する場合には、オット・ハーンの例に見られますように、二次炉心ジルカロイにかわるという可能性かなり大  きいんだというふうに思います。   

野沢俊弥

1980-05-14 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第15号

前の意見開陳のときに、非常に古い型である、確かに古い型で、たとえば燃料棒被覆管にしましても、ステンレス被覆管でありまして、最近はほとんどなくなってしまいまして、みんなジルカロイになっているわけでありますが、こういうことを見ても、恐らく内部にも欠陥があるだろう、こういうふうに私たち思っておるわけであります。その点についてはいかがでございましょうか。

上坂昇

1980-04-24 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第12号

その間に燃料サバンナの方はたしか一回取りかえておりますが、オットー・ハーンの方は一度ステンレスからジルカロイにかえ、またジルカロイについては一部分燃料取りかえというようなことで、もう十分なる検討試験等を行った上で役目を一応終わったということでございまして、ドイツの場合には、ただ第三次燃料というものを考えておったようでございますけれども、やはりすでに技術的な面は終わって、後はバラ積み貨物船として運航

倉本昌昭

1980-04-24 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第12号

それから、またこの被覆材ステンレスを使っておるという点でございますけれども燃料被覆材には、原子力船では先発のアメリカでつくりましたサバンナ号ドイツオット・ハーン号等ステンレスでございますし、また原子力発電所等におきましても、初期の原子力発電所ステンレスを使っているものがございまして、これがだんだん出力が上昇してくる、また経済性の問題が出てくるという点から、ジルカロイという被覆材を使った

倉本昌昭

1980-04-24 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第12号

それから、ただいまステンレスジルカロイのお話でございますが、これは確かに経済性という面を非常に主に考えてまいりますと、ジルカロイの方が有利であるということになっておりますが、出力の低い原子炉の場合に、ステンレスでどこまでいけるかというような点につきましては、まだはっきりした答えは出ておらないのではなかろうかと思っております。

倉本昌昭