1999-02-25 第145回国会 参議院 予算委員会 第5号
ただ、私、外国人の友人が非常に多いんですが、有名なうち、例えばキュリーのうちなんかはジョリオ・キュリーと言い、ジョリオ家とキュリー家をくっつけた名字にしているんです。そういうことがある。それから、私のところで博士号を取った人もそういうふうに二つの名前をつけて使っております。こういうことは事実あるのですけれども、慎重にまず考えていくべきだと思います。
ただ、私、外国人の友人が非常に多いんですが、有名なうち、例えばキュリーのうちなんかはジョリオ・キュリーと言い、ジョリオ家とキュリー家をくっつけた名字にしているんです。そういうことがある。それから、私のところで博士号を取った人もそういうふうに二つの名前をつけて使っております。こういうことは事実あるのですけれども、慎重にまず考えていくべきだと思います。
あるいはまた、フランスではフレデリック・ジョリオ・キュリー、原子炉の最初の特許を取ったフレデリック・ジョリオ・キュリーが原子力庁長官の地位から追放されるというような事件が起こりました。
そのほかに行政管理庁の皆さんに私は一言申し上げておきたいのですけれども、外国の例を見ますと、パリあたりの例からいきますと、非常に計画的に、ジョリオ・キュリーさん御夫妻が研究機関をつくった。そこへ大学を持っていった。パリ大学の理学部みたいなものを持っていってつけてあるわけですね。そうすると、一人の所長さんのところに学生は大体千人、だから一万くらいを見当にものを考えて学生さんを持っていっている。
これは有名なジョリオ・キュリー、去年なくなりましたけれども、原子物理学の専門家であり、ノーベル賞をもらったジョリオ・キュリーが幾つかの、たとえばあなたのさっき言われた原子爆弾あるいは水素爆弾、あるいは融合の爆弾、これらのものの種類はあるけれども、物理的な効果においては全くどれもこれも同じことだと、そういうことをはっきり指摘しているわけであります。