1975-06-19 第75回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
具体的にはいろいろなミカンのジュースかすであるとかあるいは農林水産物の廃棄物、さらし水等に含まれておりますそういう成分を活用していくというねらいでございます。それが一つの柱でございます。 もう一つは、問題になっております安全性を確保するために、この種のものの安全性を評価する基準を確立していこうという内容のものでございます。
具体的にはいろいろなミカンのジュースかすであるとかあるいは農林水産物の廃棄物、さらし水等に含まれておりますそういう成分を活用していくというねらいでございます。それが一つの柱でございます。 もう一つは、問題になっております安全性を確保するために、この種のものの安全性を評価する基準を確立していこうという内容のものでございます。
○政府委員(小山義夫君) 今回の新しい予算で行おうとしておりますものは、農林水産廃棄物、たとえばミカンのジュースかすでありますとか、あるいはおがくずでありますとか、水産加工、かまぼこの製造過程で出ますさらし水とか、そういういわゆる農林水産廃棄物の中に、かなりまだ利用できる成分が残っております。
微生物を繁殖させますえさといいますか、基質については、ミカンのジュースかすであるとか、あるいはおがくずであるとか、あるいは水産加工品の加工過程で出ます廃水等々を利用いたしまして、その中で最も効率的に培養し増殖をしていく微生物を見つけていく、この微生物の中に含まれておる五〇%内外のたん白質をえさとして利用していきたい、こういう内容でございます。
○国務大臣(安倍晋太郎君) 農林省で計画しております微生物によるところの農林水産物廃棄物の飼料化の研究は、第一には、ミカンジュースかす、もみがら、おがくず、水産加工、さらし水等の有効利用による新たん白飼料の生産利用技術を開発して新しい飼料資源の供給の道を開いて畜産農家の安定に資そうというものでございまして、いわゆる石油たん白の利用開発を研究の対象とするものではないことは、これはもう明らかにいたしておるわけでございます
この微生物たん白は、ミカンジュースかす等の農林水産物の廃棄物を利用して、飼料用の微生物たん白を開発し、これは畜産農家の経営の安定を図ろう、飼料を増産しよう、こういう目的でございます。