1958-10-22 第30回国会 参議院 決算委員会 第3号
ただ、この交渉をいたしまする場所につきまして、中共の側の方では北京、あるいは東京等を申し出ておりまするし、また日本といたしましてはできるだけ第三国にこれを求めるということが、慣行その他からいっても適当ではないかというようなことで、ジュネーヴ等をこちらは要望しておる。こういうことで、なかなかその結論が得られない。
ただ、この交渉をいたしまする場所につきまして、中共の側の方では北京、あるいは東京等を申し出ておりまするし、また日本といたしましてはできるだけ第三国にこれを求めるということが、慣行その他からいっても適当ではないかというようなことで、ジュネーヴ等をこちらは要望しておる。こういうことで、なかなかその結論が得られない。
○寺尾国務大臣 こういうものは第三国、いわゆるジュネーヴ等でやることが、慣行その他においても適当ではないか、こういうことだと思います。私はきわめてその方のことには暗いのですけれども、そういうようなことでないかと思います。
岸総理に対して中国との話し合いに入るきっかけを作るために、モスクワ、ジュネーヴ等の第三国において中国官憲と非公式に接触する機会を作ったらどうかということを述べたのであります。接触する機会を作るにいたしましても、時期はすでにおそきに失しているのではないかということを質問いたしましたら、岸さんはこれを全面的に肯定いたしております。
最近におきましてはここに列席しておられる松本君がロンドンにおいて会議が開かれたそのきっかけを東京において作られたということもございますが、私はこの点に関連してモスクワもしくはジュネーヴ等の第三国において日本の出先官憲が非公式に中共の官憲に接触するというような方法をとって、話し合いの機会を誤解がある誤解があるといって両方でやっておったらもうすでに三カ月たっておる。
またこういう人道上の問題につきましては、外交チャネルと申しますか、ジュネーヴ等のいわゆる政府レベルの道も実は開いておるのでありまして、その意味ではそういう方法ももちろんあるわけであります。
尤もジュネーヴ等で今度会議が行われまして、多少ともそういう点で緩和される情勢になれば結構であろうと思いますが、今その現状は冷たい戦争と言いますか、そういうことを端的に考えてみますると、両方にいいようにということはなかなか困難であろうかと思います。これはどうも外務大臣としては少し言い過ぎかも知れませんが、一応お答えいたします。
つまりアメリカの国務省なりの組織法から見ますると、そういうものを必ず置くという制度にはなつておらないようでありますが、日本の立場からいいますと、いろいろの問題がありますので、漁業の駐在官という問題もあり、あるいは絹についての駐在官、あるいは東南アジアの方については米の専門家を置くべしということもあり、あるいはジュネーヴ等の国際労働機関のある所には、労働省の労働専門家も海外の大公使下に置く、いろいろのことがあるのであります