1993-03-25 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
日本では比較的少ない例えばジャージー牛というのを一定の地域で、中山間地域の酪農の主力飼養対象家畜にいたしまして、そういうものを売り物にして、もちろん農業生産、酪農生産というものを発展させていくと同時に、観光だとか都市との触れ合いだとか、そういうことを通じて中山間地域の活性化を図る。
日本では比較的少ない例えばジャージー牛というのを一定の地域で、中山間地域の酪農の主力飼養対象家畜にいたしまして、そういうものを売り物にして、もちろん農業生産、酪農生産というものを発展させていくと同時に、観光だとか都市との触れ合いだとか、そういうことを通じて中山間地域の活性化を図る。
三十一年度入植した開拓者たちも、今日でほぼ確実な将来の見通しを持ったようであり、十九坪の畜舎兼用住宅には二、三十羽の鶏、四、五頭の豚と、ジャージー牛も四、五頭はおり、乳もジャージーで一升六十円、ホルスタインでは三十九円で地元の雪印が引き取っております。
○政府委員(谷垣專一君) 今のところ豪州からジャージー牛を導入いたしますのは、これを当初計画いたしましたような形で輸入を続けて参りたいと思います。ただし、今度のような問題がおきましたように、ほぼ現地におきましてどの牧場から出しましたものが非常に嫌疑が濃厚であるというようなことは現地で判明いたしておりますので、そういう牧場からの購入はこれは厳に禁止いたす旨を向うに連絡を済ましております。
ミルクの需給関係の問題は確かに別途にあると存じまするが、これはこれといたしまして、対策を立てるべきものだと考えておりまして、現在ジャージー牛の導入を中止する考え方は持っておりません。
まず家畜導入資金の金利を一そう低利にし、償還の据置期間を二カ年に延長する等、貸付条件を緩和することを初めとし、牛の種類の再検討、山林の牧地化を促進する方策、飼料対策、市乳の小売価格の引き下げを行なって消費の拡大をはかる具体策、北海道に発生した豪州産ジャージー牛のブルセラ病に対する処置等に関する問題でありますが、これに対し畜産局長より家畜導入資金及び牛の種類については検討中であること、山林の牧地化は近
従いまして、向うで購入いたしました牧場も大体見当がついておりますので、現地におります購買官に対しまして、これらの牧場からは自今ジャージー牛を購買しないように指令をいたしております。なお、すでに契約をいたしまして向うから船積みをいたしておりますものにつきましては、その牧場の産の牛に関しましては至急に特に監察を厳重にし、かつ融離を厳重にいたすような指令をいたしております。
これはその前年から実施いたしました、国からジャージー牛の導入をいたしまして大規模開墾をいたしておる上北地区があったわけでございますが、その地帯一円を指定いたしまして、十和田酪農地域という名称によりまして、すでに三十年度において指定をいたしておる地帯でございます。
それから入植者に対しまして、公団でジャージー牛を輸入いたしまして、これを県を通して導入いたす。それから開拓地に開拓道路その他の建設が必要でありますので、この建設工事は国で担当される。それから入植者の入植の世話あるいは営農の指導等は、県あるいは道庁でおやりになる。
三年間の経験に基きまして、先般申し上げましたように、今後十年間には輸入牛二万頭を昭和三十六年までに入れまして、今後十年間に十万頭近くまでジャージー牛をふやしていきたい、こういう考え方から計画を立てていっておるのであります。 そこで三十一年度におきましては、従来の子返し制度でいくものが六百頭、機械開墾地区に生まれた子を渡すために周辺の農家に入れるのが千九百頭、こういうふうになっておるのであります。