2020-11-24 第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
この方、一九四八年の京都でジフテリア予防接種を受けられて、右手、左足が麻痺したままということで障害者になった方、当事者の方なんです。私のように一旦損なわれた健康と残った障害は金では解決できないと、こういうことを肝に銘じていただきたい、こういうお手紙でした。 日本のワクチン行政の歴史、ここから学ぶべき教訓というのは何なのかと。大臣の認識をお聞かせください。
この方、一九四八年の京都でジフテリア予防接種を受けられて、右手、左足が麻痺したままということで障害者になった方、当事者の方なんです。私のように一旦損なわれた健康と残った障害は金では解決できないと、こういうことを肝に銘じていただきたい、こういうお手紙でした。 日本のワクチン行政の歴史、ここから学ぶべき教訓というのは何なのかと。大臣の認識をお聞かせください。
古くはジフテリア予防接種禍から始まり、インフルエンザや種痘などの予防接種禍集団訴訟、MMRワクチン訴訟、HPVワクチン訴訟などの集団訴訟も提起されました。 我が国のワクチン行政を進めるに当たって、悲惨な被害の教訓を決して忘れてはなりません。ワクチンが引き起こしてきた薬害に対する総理の認識をお聞かせください。
最近京都において昭和二十三年のジフテリア予防接種禍の患者を調査してみますと、その結果はどういうことになっているか、御存じでございましょうか。
○滝沢政府委員 先生御指摘の京都市のジフテリア予防接種禍による被害者の最近の状態の調査について、京都市のほうから資料の御送付がございました。その内容によりますと、調査票を送付した件数が五百三十八通でございました。回収いたしましたものが二百二十一件、四一%でございます。
○樋上分科員 京都のジフテリア予防接種禍事件についてお伺いいたしたいと思いますが、私は、昭和二十三年十一月京都市において実施されましたジフテリア予防接種についてお伺いいたします。
昭和二十三年十月、有名な京都のジフテリア予防接種禍事件で死亡した二歳の幼児に十万円あてを支払っておる。東京地方裁判所昭和二十五年(ワ)第六八号事件では、電車の運転手があやまって七歳の児童をひいた事件で、遺族に十七万七千円を支払っておる。二十六年四月の横浜桜木町国鉄事件では、最高百五十万円、平均五十五万円と、標準が高くなっております。
まず、昭和二十三年十月京都のジフテリア予防接種禍事件というのがあります。六十八人の幼児が死亡した事件であります。このときは二歳の幼児一人に十万円ずつを支払って解決しております。幼児に対して十万円でありますから、働き盛りの人でありますればその何倍という賠償が支払われておったことは容易に想像できます。また、東京地方裁判所の昭和二十五年(ワ)第六八三号事件というのがあります。
これだけに踏みましたのは、決してこれだけに減らしたわけではなくて、従来のジフテリア予防接種というような、非常に有効であって、この乳児期から始める予防接種、しかも価格も安いというようなものでの実施率をここ数年見ましても、この程度がもう最高でございまして、いろいろな勧奨をしておると思いますが、これをとる。
ジフテリアの発生は、特に三才以降幼児に著しい傾向を示しておりますが、ジフテリアに対する免疫効果は、この年令層において著しく低下していること及び乳児が母体から受ける免疫効果は、生後三月ごろから急速に減少していることが判明いたしておりますので、これら二つの年令層に対し強力な免疫効果を付与するため、予防接種法に定めるジフテリア予防接種の定期を改めようとするものであります。
従いまして、これらの年令層に対し強力な免疫効果を与えるために、本法に定めてあるジフテリア予防接種の時期を改めようとするのが、政府の本法案提出の理由であります。
○説明員(楠本正康君) ただいまお話しのございましたような資料も要求をされまして、私どもといたしましては、昭和二十三年、京都で起きましたジフテリア予防接種事件のときのてんまつにつきまして、資料として提出をいたしました。なお同様の事件の処理についてもいろいろお話しもございました。ただ国鉄関係の資料につきましては、これがいまだ公表されていない関係もありますので、特に資料としては出してございません。
BCGの強制接種に対する意見でありますが、私は先ほど申上げましたが、ジフテリア予防接種で大変な間違つたことをいたしまして、お詫びをいたしまして、その後、退いて現在も謹愼しておるものでございますが、昨年アメリカに病院の視察に派遣せられました。そこで初めて医学の神髄なるものを見たのであります。十何年前に行つたときには、アメリカに対して何ら敬意を表さなかつた。
○木村(榮)委員 私どもは非常に関連性があるからこういうことを聞くわけでありますが、たとえば昨年例のジフテリア予防接種によつて、私の縣においても三百何十名の子供が発病いたしまして十六名なくなつた、こういつたことを私たちは現に目の前に見ております。
今後のジフテリア予防接種の事件は、まことに悲しむべき事件でありまして、今ここでまた責任があるとかないとか申しますことは、私としてははなはだ本意でありません。また私御承知のように一事務官でございますので、そういうことに対してきわめて事務的な御答弁をいたしまして、あるいはお氣にさわつたことかと思いますが、お許し願いたいと思います。
なお厚生大臣に対する質疑は、議事運営の必要上、ただいま問題になつておりまするジフテリア予防接種の件並びに不良藥品取締りの件にのみ限定してお願いしたいと思います。榊原君。
最初にあたりまして、水問題をジフテリア予防接種事件に関しましての緊急質問として、首相は本問題は全面的に政府の責任であるということを確認するかどうかというお話でありますが、今回相当多数の犠牲者、被害者を出したことは、まことに遺憾でありまして、政府といたしましては、これらの方々に対しまして深くおわびを申し上げる次第であります。
議場内粛正に関する決議案(戸叶里子君外十二名提出) 供出と農業課税減免に関する繁急質問(的場金右衞門君提出) 炭鉱國管問題に関する緊急質問(花月純誠君提出) 経済安定九原則に関する緊急質問(平川篤雄君提出) 議事進行に関する発言 政党献金の法律上の解釈に関する緊急質問(猪俣浩三君提出) 農地改革に関する緊急質問(八百板正君提出) 農産地物價格に関する緊急質問(矢後嘉藏君提出) ジフテリア予防接種
昭和二十三年十二月二十日(月曜日) ————————————— 本日の会議に付した事件 ○社会保障制度に関する調査の件 ○京都におけるジフテリア予防接種禍 の問題等に関する件 ————————————— 午前十時五十二分開会
第八七号) 第一四 三重縣の未懇地開拓費全額國庫負担に関する請願(第一〇四号) 第一五 三重縣下の開拓事業助成に関する請願(第一〇五号) 第十六 供出容器再使用の請願(第一四二号) 第十七 仙臺市の水害地復旧事業費全額國庫負担の請願(第一五一号) ————————————— ●本日の会議に付した事件 請願日程第一乃至第一七 價格調整公團石砂部廃止に関する緊急質問(高田弥市君提出) ジフテリア予防接種
○山口委員長 次に京都市におけるジフテリア予防接種事件の調査報告の件でありますが、この件については当該委員たる山崎道子さんが委員長代理として本会議においてこれが視察報告をしたいという申出があります。しかしながら本件につきましてはいろいろ御意見もあるようですから、これは本委員会の本日の他のいろいろの議案を議了した後において、またあらためて御相談をすることにいたします。
○佐々木委員長 次に先般京都大阪方面にジフテリア予防接種副作用事件に関し実地調査のため、委員三名が十二月六日より十日までの五日間にわたり視察をして参りましたので、その報告をいたすことにいたします。 それでは私よりその報告のきわめて概要を申し上げたいと思います。京都市に起りましたジフテリア予防注射にからむ不祥事件の発生に対しましては、すでに皆樣その全貌は先般御了承のことと考えます。
ただいま理事会で協議いたしました京都市におけるジフテリア予防接種異状副作用事件の実地調査のため、委員派遣の件につきお諮りいたします。派遣委員の氏名は佐々木盛雄、山崎道子、山崎岩男、野本品吉、榊原亨の五名、派遣の期間は十二月六日より同十一日までの六日間、派遣地名は京都市並びに大阪市であります。以上でありまするが、御異議ありませんか。
○副議長(松本治一郎君) 厚生大臣よりジフテリア予防接種事件、大阪脳神経病院の被收容者処遇事件及び輸血に基く障害発生事件につき報告のために発言を求められております。この際許可いたします。林厚生大臣。 〔國務大臣林譲治君登壇、拍手〕