2010-10-13 第176回国会 衆議院 予算委員会 第3号
これはまさにシーリングそのものじゃないですか。そして、そこから出した財源を一兆円の特別枠に充てる。これはどこかで見た光景じゃないですか、皆さん。これは、自民党政権時代に毎年採用されていた財務官僚主導の古い古い予算編成手法ですよ。 どうしてこういうことを、すばらしいことを訴えておられる、そして、昨年の鳩山政権時代の概算要求基準、そこでは、まさに「全ての予算を組み替え、新たな財源を生み出す。」
これはまさにシーリングそのものじゃないですか。そして、そこから出した財源を一兆円の特別枠に充てる。これはどこかで見た光景じゃないですか、皆さん。これは、自民党政権時代に毎年採用されていた財務官僚主導の古い古い予算編成手法ですよ。 どうしてこういうことを、すばらしいことを訴えておられる、そして、昨年の鳩山政権時代の概算要求基準、そこでは、まさに「全ての予算を組み替え、新たな財源を生み出す。」
来年度予算の概算要求基準をめぐり、財務省が政策経費の一割程度を各省が一律削減と差配する有様は、民主党が否定してきた財務省主導のシーリングそのものではありませんか。いや、防衛費等、真に必要なものまでシーリング対象とした、そういう点では、あなた方が非難してきた自民党の予算編成よりも硬直的で画一的な手法であると言わざるを得ません。 菅総理、政治主導の旗を降ろすのですか。
民主党案は、これまでの予算に見られる一律シーリングそのものを大胆に改革し、徹底的に無駄をなくす、手厚くすべきところは手厚くする考えをベースに、安全・安心が見える十兆円、地域が見える二十兆円、未来が見える三十兆円という三つの理念に基づいた予算編成を行います。
○宮澤国務大臣 本来、シーリングそのものが、石垣委員御承知のように、いわゆるコストとベネフィットの関係を効率的にするということ、並びに一般会計ができるだけ膨張しないようにといういろいろな目的でつくられたわけでございますが、特別会計は一般的に、特定の収入がありまして、それを特定の目的に財源として事業を行って使う。
シーリングも、シーリングそのものをやめるということはますます青天井になっていきますから、より厳しいシーリングはこの財政の再建という視点で言うならむしろきていると認識をしておりまして、その骨格の中でどういう工夫をするか、新年度に向かっても真剣な努力をさせていただかなければならないと思っております。
新幹線あり、中小企業あり、新ゴールドプランあり等々、一方を認めれば収拾がつかなくなる、シーリングそのものがもう壊れてしまいかねない状況も予想されます中で、ひとしおウルグアイ・ラウンドの対策費は、本当に苦渋の決断の後、農家の皆さんに厳しいけれども新しい農政の道を問いていく政府の姿勢を明らかにする事業予算であると。
それで、シーリングそのもののあり方も問われているわけですが、ことしも三千億の別枠を設定させていただいて、これから御議論をいただくことになるわけでございますが、従来の経緯を振り返りますと、結果的にはまた既存のシェアに上積みをする、仲良く分け合ってそれほどシェアを変えない、あるいは新しいところの主張というのはなかなか芽を出してもらえない。
○平田(米)委員 予算のシーリングの問題を先ほどおっしゃられまして、その見解についてはそのとおりだと思いますが、そもそも国会改革とちょっと外れるのかもしれませんが、予算のシーリングそのものを今考えなければいけないときに来ているのではないかと私は思います。
総理大臣からも、シーリングそのものは財政上のメリットもあったけれども、それぞれの分野においてデメリットもあったと、もうそろそろ見直すべきだという趣旨の御発言がありまして、以下、文部大臣、大蔵大臣等からもその答弁に沿った、さらに敷衍する立場で御発言がございました。
ところが、シーリングそのものは五十七年当時に、その前の年までに検討されたんだとは思いますが、その枠組みの中で、ずうっとその延長線上で来ているわけです。だから私は、こういう情勢が変わったのにそのままでシーリングを置いといていいのかな。私はシーリングの効果というものを否定するものではありませんけれども、これはこれとして内容を再検討すべきじゃないか。
シーリングそのものを全面的に外してしまうとなりますと、これはなかなか予算の編成が恐らく困難になるのじゃないか、要すれば専門家からお聞き取りをいただきたいと思いますが、私の経験はそんなことでございます。
で、大蔵大臣と文部大臣といろいろ御相談願いまして、今お話しの、国立施設特別整備費のような、いわばこれは、シーリングそのものをやめたのではございませんけれども、そういうシーリングはシーリングとして、しかしどうしてもこのまま放置できないと思うものについて特別の措置を講じることにいたしましたわけで、平成四年度そのものに急に大きな金額というわけではありませんけれども、これはそういう仕組みをつくりましたものですから
そして第二点目として、これは単に郵政省の問題だけではございません、我が国の予算の考え方といいますかシーリングそのものが、現実的にはシーリングということでむしろ細み立てていく今の方式でございますから、実際的には本来の必要な経費、政策的なものというものが少し横に置かれていく傾向があるわけでございます。
○保利国務大臣 シーリングそのものについて現在私から申し上げるべき段階ではないような感じがいたします。その協議の時期が参ります時期には、私どもの方から教育の重要性、その予算の獲得の重要性等については十分にお話を申し上げていかなければならない段階が来る、私はそのように考えております。
○中野鉄造君 とにかく、当初予算の編成時にはシーリングによって本来計上すべき政策的経費を先送りにしておいて、そうして自然増収が出たからというので緊急性等も度外視して先ほどから二、三例を挙げましたようなこういう補正に計上すると、こういうやり方はもうシーリングそのものを無意味にすると同時に、財政の真の姿をこれは隠ぺいしてしまうようなことになるんじゃないか。
この辺のところは、シーリングそのものにも私は問題があると思いますけれども、まずことしの準備というのはどういうふうに心づもりしておられますか。
○野末陳平君 それはもうマイナスシーリングそのものだというふうに私は受けとりたいと思うんですがね。ただ、その場合に私自身もどっちがいいのかわからないというか、現実にどちらがいいのか選択に迷うんですが、一律にマイナスにしていくというのか、それとも別枠のようなものを設けざるを得ないというのか、そこが難しいと思うんですが、総理はどちらの方針なんでしょうか。
したがって、シーリングそのものを厳しく検討していくことは、第一歩として当然でございますが、さらに予算編成自体としてもいろいろ工夫して財政改革の一歩を踏み出したい、こう考えています。