2015-04-23 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
昔、バブルのときにシーマ現象という言葉がありました。要するに、株と土地が上がったおかげで当時の日産の最高級車シーマがばか売れする、それを見て日産の株が更に上がる、そして日産のシーマがたくさん売れれば、当然ながら、日産の従業員の給料も上がって、ベアもあると。これを資産効果と言うわけですけれども、量的緩和によって、資産効果であって、まさにあのバブルの狂乱経済が生まれたという経路が一つあります。
昔、バブルのときにシーマ現象という言葉がありました。要するに、株と土地が上がったおかげで当時の日産の最高級車シーマがばか売れする、それを見て日産の株が更に上がる、そして日産のシーマがたくさん売れれば、当然ながら、日産の従業員の給料も上がって、ベアもあると。これを資産効果と言うわけですけれども、量的緩和によって、資産効果であって、まさにあのバブルの狂乱経済が生まれたという経路が一つあります。
そしてまた、シーマ現象からヴィッツ現象へという言葉に表されますとおり、小型車志向が強まっております。 民生、運輸両部門におけるビジネス・アズ・ユージュアルの予測をするに当たりまして、過去のトレンドを徐々に減速を加えながら延長するというのは余りにもナイーブに過ぎるのではないでしょうか。より構造的なBAU予測が求められるわけであります。
その中で、高級車を、例えば若い方々も、シーマ現象と呼ばれる言葉がございまして、国産の高級車が、製造が追いつかないぐらいのスピードで販売されたわけでございます。そしてまた、今でこそ夢のような話でありますけれども、いわゆるリゾート法。
さらに、消費の高級化の動きも顕著になりまして、当時開かれた日銀の支店長会議で各地の景気動向が報告されましたが、その中である支店長が、何といいましょうかシーマ現象とでも申しましょうかと地方の好況と消費の高級化現象を報告した話は、当時大変話題になりました。消費の高級化現象ということは、まさに社会的な熱に浮かされたような状況になったんだと思います。