1984-08-02 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第28号
最近はこのほかにインド、タイ、中国等から新作の包装機械、それからシートたばこプラント、たばこ膨化処理プラント等の導入引き合いの申し込みを受けておりまして、現在交渉の過程にあります。
最近はこのほかにインド、タイ、中国等から新作の包装機械、それからシートたばこプラント、たばこ膨化処理プラント等の導入引き合いの申し込みを受けておりまして、現在交渉の過程にあります。
次に、製造面におきます使用の面でございますが、いろいろ加工処理の技術あるいはシートたばこの開発技術、それから緩和な刻みをつくっていく工程、こういうものを有効に今後とも活用いたしまして、さらに香料の開発あるいはブレンドの技術の開発、そういうようなことに一層努力いたしまして、国内産葉たばこの市場拡大を図っていきたいと考えております。 もう一つは、葉たばこの輸出の問題でございます。
新聞に出ておりました、低ニコチン、低タールの安全たばこをつくる技術があると言っているということでございますが、公社のこの取り組み方といたしましては、たばこの品種改良をやりましたり、あるいは原料の加工処理でニコチン、タールを少なくするような技術の開発、あるいはシートたばこを開発いたしましたり、それからフィルターに穴をあけて空気の流通をよくするという問題、それから巻紙についても同じようにろ過率の高い紙をつくるとか
それが四十年には六百時間、現在は四百時間というふうに、たとえばたばこについても、葉たばこの生産性についても労働時間の省力化というようなことで進めてまいっておりますし、それから私どもがその葉たばこを使用する際におきましても、やはり一つは原価を、葉たばことしての製造原価の中の原価をいかにして抑えるか、それからもう一つは、原単位として葉たばこの使用量をいかにして減らすのかといったようなことで、たとえばシートたばこであるとか
特に技術といたしましては、そういった喫味、緩和化の諸施策としまして、原料加工処理技術、特にニコチンを減らすとかタールを減らすような技術、それから緩和刻みとかシートたばこといったようなものを需要を拡大するとか、それからフィルターとか巻紙、チップペーパー、こういった材料品の改善、こういうことを図ることによりまして何とか緩和化したマイルドなそういった商品をつくりたい、かように考えているわけでございます。
特に原料加工処理技術といたしましては、すでにニコチンを低減する技術も大体完成しておりますし、それからタールを下げる技術、これはなかなかむずかしいわけでございますけれども、材料品の改善、たとえば高ろ過性のフィルターとか開口チップペーパー、あるいは荷気孔度の巻紙等々、こういったものを使用すると、それからさらには緩和刻みとかシートたばこの使用を拡大すると、こういったことによりまして何とか努力したいと、かように
そういうわけで、まあいろいろ加工技術とかフィルター、香料、あるいはシートたばこ、いろいろそういった技術的な面からも検討いたしまして、低ニコチン低タール製品の開発ということも大いに進めていきたいと考えております。
それから同時に、出た破砕等を再製をして使うシートたばこ等でございます。それから緩和刻みと称しまして、いわゆるある程度刻んだたばこに芳香性を持たせて、それで一本当たりの巻き込む量を少なくするというような、いろいろなことで原料費の節減に努めておるのが現状でございます。
それからさらにシートたばこにつきまして、新しい方式のシートたばこ工場をつくりまして、これによって香喫味のあるシートをつくっていく。そういった各種の努力を続けておるわけでございまして、それによってまず生産コストの低減に努力してまいっておるわけでございまして、その成果は相当私は上がっておるとも考えております。
それから、シートたばこ等につきましても、これは過去はいわゆる細粉として農薬等で払い下げておりましたが、これをさらに再製いたしましてシートたばこの原料として使うということもやっておりますので、具体的に私ここで、製造担当でございませんし、手持ちの資料はございませんが、先ほどの傾向値というものを考えながら私どもとしましては、今後ある中期の目標を立て、毎年度の事業運営の重点方針をそういう方向で、過去の数値を
すでにハイライトの品質悪化については指摘いたしましたが、シートたばこや緩和刻みの導入も同じく品質悪化につながっております。この結果、四十九年度について言えば約七十億円のコストダウンをもたらしているではありませんか。国民にこのような品質を下げたたばこを吸わせ、コストダウンをしている一方で価格を上げるのは全く不当であります。
最後に、近藤議員に補足して、大変恐縮でございますけれども、シートたばこのことにつきまして答弁させていただきたいと思います。シートたばこと緩和剤の導入は、原料処理技術の向上を示すものでありますとともに、最近喫煙者の嗜好がニコチンの含有量の低いマイルドなたばこを愛好する傾向にあることにも適合した新技術であると言えると思います。
また原料にいたしましても、天然にできるたばこだけでなしに、人工原料といったようなもの、あるいはシートたばこをどうやったら味のあるものにできるか、そういったような研究をいたしておる次第でございます。
従来のように、国内の葉たばこで、品質上どうしても補てんできないものは外国から買うということと同時に、こういうような趨勢になりますと、総体の数量に減が出ますので、その部分は一部は外葉に仰ぐ、あるいは一部は加工原料と申しますか、現在シートたばこというような、葉っぱそのものでなくて、葉っぱを加工したものを相当使うようになってきておりますが、そういうものを使っていくというようなことで対処せざるを得ないということでございます
また製造面におきましても、消費者の嗜好の動向に対処して、喫味緩和化のため、シートたばこの本格的製造を開始いたしましたほか、製造設備の改善充実によりまして供給体制の整備を進めるとともに、作業の合理化、能率向上をはかり、原価の低減につとめてまいりました。
若干これは統計がはっきり固まってない面がございますけれども、四十六年の数字を申し上げますと、国内葉十五万四千トン、外葉三万八千トン、合わせまして、若干シートたばこも入りますのでトータルはふえますけれども、総量十九万六千トンの中で、いま申し上げましたようなかっこうになっております。割合で申し上げますと、国内葉使用割合八一%、外国葉使用割合一九%、こういう状況でございます。
といたしますと、先ほど私が述べているように、国産葉優先、輸入抑制とは看板だけで、中身が事実上においては輸入依存に一方依存をし、一方は粉末やあるいは高級な、ハイ等級の葉っぱをどろどろにして、これをロールにかけて乾燥し、薬品処理をしたいわゆるシートたばこを混入をされる。あるいは茎葉を膨張機で膨張させて、これを混入される。
したがって、ポンたばこや、先ほど私が例にあげた化学処理をしたシートたばこ等を混入使用して、低タール、低ニコチンだというたばこをたばこ受好者に供給させる結果にならざるを得ない。したがって、輸入を抑制し、国産葉を主軸にしてものを考えられるということであるならば、問題は引き合う賃金を保障されることなくしてこれは実現できません。
なお、先々の問題といたしましては、お聞きと思いますけれども、新しくシートたばこというようなものも開発されまして、これが近い将来シート工場が完成しますと、数年後には二万トン以上のシートという新しい原料が出てまいりまするし、そのほか新原料が将来開発されるということもございますので、今後の原料の問題につきましてはいろいろな要素が入ってくるんじゃないか、かように考えておるわけでございます。
もしくはそういうようなロスになりましたものをさらにそれを原料にしまして、シートたばこをつくるとか、そういうことは研究の段階でありますが、そういうものが非常に減ってきておりますから、千本当たりのそういうような原価計算上あらわれた数字を見ますと、十年間の推移を見ましても、相当に減っておるということは言えるのじゃないかと思います。