1983-03-28 第98回国会 参議院 予算委員会 第12号
テーマの数が少ないではないかという御指摘でございますが、一つは財政事情もございますが、もう一つは、やはりこういうシーズ探索研究でありましても、やはりなるべくめどのついたもの、なるべくめどのつきやすいもの、あるいはリーダーの質が非常に大事でございますから、リーダーの先生方をよく厳選すると申しますか、なるべくりっぱな先生になっていただくということもありまして現在六テーマということになっております。
テーマの数が少ないではないかという御指摘でございますが、一つは財政事情もございますが、もう一つは、やはりこういうシーズ探索研究でありましても、やはりなるべくめどのついたもの、なるべくめどのつきやすいもの、あるいはリーダーの質が非常に大事でございますから、リーダーの先生方をよく厳選すると申しますか、なるべくりっぱな先生になっていただくということもありまして現在六テーマということになっております。
したがいまして、今度の研究も、ある意味では途中で目標を随時変えられるような非常に弾力的な研究体制をとるという意味で、新しくそういう体制でシーズ探索研究と名づけたわけでございます。したがいまして、理論的な研究は相当に発酵した状態にある、こういう前提のものを取り上げていこう、こういう体制でございます。
○宮本(二)政府委員 こういうシーズ探索研究を事業団にやらせるということになりました理由といたしましては、このシーズ探索研究は、いままで御説明申し上げましたように、非常に純粋に学問的な理論研究が広範にございまして、それがいろいろ熟してきた過程においてそれが何かの用に立つかというので試行錯誤的にやる研究でございますので、そういうポテンシャルをお持ちになる研究者というものは一カ所にそうたくさんおるわけではございません
むしろ当初予定したものの中で、研究しているうちにすぐれた発想が出たり、研究のそこを変更したりすることがシーズ探索研究では常態ではないかと実は考えておるわけでございます。そういう前提がございますものですから、一つの特殊法人の計画が内部計画の変更で済むような形をとっておるわけでございます。