1958-04-03 第28回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
しかし同時に臨時職員がまた長くなってくるということも事実でございますので、ただ臨時職員が長くなったから、これをパーマネントなシヴィル・サービスに入るということは、メリット・システムに基くシヴィル・サービスを破壊するおそれがあるから、この点は気をつけなければならぬということは世界各国の公務員制度の厳然たる方向であるわけであります。
しかし同時に臨時職員がまた長くなってくるということも事実でございますので、ただ臨時職員が長くなったから、これをパーマネントなシヴィル・サービスに入るということは、メリット・システムに基くシヴィル・サービスを破壊するおそれがあるから、この点は気をつけなければならぬということは世界各国の公務員制度の厳然たる方向であるわけであります。
○吉野国務大臣 それは言葉の問題ですが、公務員というものは、これはシヴィル・サービスですね、官吏、公吏ですから。これはそうでないということはこの法律にはっきり書いてあるのです。ただ私的企業とは違います。これは国有国営の企業ですから、そこに従事する者は、公けの、国有国営の仕事に従事をする者、こういうことだけをこの三十四条で書いてある……。
(下平委員「三十四条に書いてある」と呼ぶ)これはただ法令によって公務に従事する者とみなすだけで、パブリック・サービスをするだけの規定ですから、これがシヴィル・サービスの公務員であるとは書いていないわけであります。