2011-11-24 第179回国会 参議院 法務委員会 第4号
更生保護法の改正によりまして、薬物依存を改善するための処遇の特則を設けることを踏まえまして、現在、覚せい剤のみならず、大麻、麻薬、シンナー等の規制薬物等全般に対応可能なプログラムを開発する予定でございます。また、保護観察付きの一部猶予者は保護観察期間が長期にわたることとなるため、これに応じた専門的な処遇プログラムを開発するとともに、実施後のフォローアップにも配慮する必要があると考えております。
更生保護法の改正によりまして、薬物依存を改善するための処遇の特則を設けることを踏まえまして、現在、覚せい剤のみならず、大麻、麻薬、シンナー等の規制薬物等全般に対応可能なプログラムを開発する予定でございます。また、保護観察付きの一部猶予者は保護観察期間が長期にわたることとなるため、これに応じた専門的な処遇プログラムを開発するとともに、実施後のフォローアップにも配慮する必要があると考えております。
先ほども申し上げましたように、全般としてやはり再犯率が高いというところにあるわけでございますが、それぞれの方の事情はあろうかと思いますので一般的にというのはなかなか難しゅうございますが、例えば、最近では平成二十一年の犯罪白書で若干検討した際に、薬物事犯の中での一番多い覚せい剤取締法違反の事案においてはどのような傾向があるかと申しますと、覚せい剤の使用開始年齢が低い場合、あるいは有機溶剤、すなわちシンナー等
○国務大臣(中山成彬君) 近年の青少年のこの薬物乱用の問題、これは依然として予断を許さない状況にあるというふうに認識しておるわけでございまして、ただいま参考人からもお答えいたしましたけれども、いろんな教室を開いたり、あるいは意識調査を実施するというふうなことで取り組んでいるところでございますが、平成十四年度からは、この中学校、高等学校に加えまして、小学校の高学年におきまして、シンナー等の健康への影響
これは、具体的には、保護司が学校に参りまして、総合的な学習の時間を利用いたしましてシンナー等薬物乱用防止に関する授業を行いましたり、あるいは教師との合同事例研究会を開催いたしまして、問題行動への取り組みを研究するなどして、学校との連携強化に努めているところでございます。 今後とも、地域社会におきまして、保護司と学校等が連携した非行防止活動の推進に努力をしてまいりたいと考えております。
また、現行の学習指導要領におきましても、これまでの中学校、高等学校に加えまして、小学校高学年でシンナー等の健康への影響について新たに盛り込みますなど、薬物乱用防止に関する指導内容の充実も図っておるところでございます。 今後とも、関係省庁と連携協力いたしながら、学校における薬物乱用防止教育の推進に努めてまいりたいと考えております。
これはハードドラッグではなくソフトドラッグなんですけれども、なぜかといえば、非常に日本人は勤労意欲が高いので、寝ずにずっとその間トラックを運転していたいとか、寝ずにずっと夜中じゅうマージャンをしていたいとかいうのに役に立つので覚せい剤がはやっているというのがまことしやかに言われておりまして、私も本当ではないかというふうに思っておりますが、少年は普通、薬物といえば毒物劇物取締法違反、つまりシンナー等の
まず、少年への薬物汚染につきましては、依然としてシンナー等の乱用が大きな問題であることに加えまして、最近では、御指摘のように覚せい剤の乱用が深刻化しております。そういった意味で極めて厳しい状況にあると考えております。
確かに、覚せい剤の問題、青少年にも多いんですけれども、一番多いのは、シンナー等の乱用という問題が相変わらず一番多うございまして、そこで、私きょうは毒物及び劇物取締法に関連して質問をさせていただきたいと思います。
覚せい剤、シンナー等について、その乱用実態、先ほど指摘させていただきましたように、このしばらく非常に問題視せざるを得ないような状況が起こっているわけでありますが、これにつきましてどのようなとらえ方をされておられるのか、そしてまた、警察としてこの問題に対してどんなふうな取り組みをしていかれようとしておられるのか、御答弁をお願いしたいと思います。
例えば昭和五十年代には万引きや自転車盗など占有離脱物横領に関する犯罪が多くて、このテーマについての研修がたくさん組まれましたし、また六十年代にはシンナー等の有機溶剤や覚せい剤の乱用の増加に関するテーマが多く取り上げられました。
今私が申し上げましたように、若者が麻薬、覚せい剤、シンナー等に手を出すのはなぜかということの調査の中で、まず一番多い好奇心からが七二・三%、悪い友達に誘われてが四五・三%、ストレスを解消するため一種の遊びとしてというのが三九・三%、格好よさに引かれてというのが三〇・七%、恐ろしさを知らないから二八・三%等々でございまして、やせるため一四・七%というのもあるんですね。
○政府委員(本江威憙君) 薬物事犯については、薬物事犯を犯して、私どもが行っております保護観察に付されておりますのが昨年十二月末現在で覚せい剤については約一二%、シンナー等の乱用者が約一〇%を占めております。 これらの保護観察に当たりましては、薬物事犯を犯す者の持っております特性に着眼いたしまして保護観察を行っております。
では、社会復帰した後の覚せい剤やシンナー等の薬物事犯者に対して、保護観察を初め保護行政活動をどのように実施し、またどのような効果を得ているのか、お聞かせ願いたいと思います。
ここにおきまして、平成四年度におきましても、学校教育全体を通じてシンナー等の薬物の害悪等心身の健康に関する指導の一層の充実を図ることなどが決定されておりまして、関係機関がこれに沿った諸対策を実施しているところであります。
シンナー等有機溶剤の吸引等は依然として少年層が多いわけでございますが、できるだけ早い時期に正しい認識を与える必要があるのではないかと思います。小中学生に対する取り組み方について文部省の御意見を聞きたいと思います。
また特に、ただいま委員から御指摘の青少年の薬物乱用防止のことについてのお話がございましたが、これも大変大事なことでありまして、青少年期におけるシンナー等の薬物乱用は心身、人格形成に重大な影響を与えること、それからシンナー乱用の経験が他の薬物乱用へのステップにもなっている例が見られることから、青少年に対する予防啓発活動を充実させることが重要な課題と考えております。
さらに、青少年においてシンナー等の乱用が見られることから、青少年を中心にシンナーを含めた薬物乱用の予防啓発の徹底を図るため、今年度には中学生を対象として、シンナーが心身に有害な薬物であることを十分理解させるための副読本を作成、配付することとしておりまして、また視聴覚の教育機材を搭載しました啓発用キャラバンカーを製作し、中学校等へ出向き、薬物乱用予防のためのより積極的な啓発活動を展開することとしているところでございます
保護観察では、保護観察事件数はやや減少の傾向にあるものの、対象者に暴力団関係者、またシンナー等薬物・覚せい剤事犯者等困難な者も多く、保護司、BBS、更生保護婦人会等と協力しながら、処遇上の創意工夫を重ねて、保護観察の効果を高めることに努力しておられます。 次に、大阪入国管理局関係について述べます。
○説明員(石川晋君) 中高校生の薬物乱用の実態につきまして、我が省として調査した数字はございませんが、昭和六十三年の警察庁の調べによりますと、まず御指摘のうちシンナー等の乱用で補導された少年、これは十四歳から十九歳の年齢で押さえてあるわけでございますが、これは二万四千六百五十六人おります。うち中学生は四千百三十三人、高校生は三千二百十七人でございます。
なお、数字的な意味では薬物乱用等の中で大部分を占めますのはシンナー乱用等でございまして、大麻、麻薬あるいはアヘン違反等の少年の数というのは大変少のうございますし、特にその中で在学中の子供が少ない、このことで我々に責任があるとかないとかいうことで申すわけではございませんが、薬物乱用の主たる内容はシンナー等の乱用でございまして、いわゆる麻薬等は我が国の場合はまだまだ低いレベルにあるんではないかというふうに
今先生御指摘になりましたように、この問題をさらに小学校から申し上げますと、喫煙という問題がございますし、それから飲酒、そしてシンナー等の問題、さらには麻薬といったようなところまでいくわけでございますが、なかなか学校現場でそこを押さえるのは——きのうの夕刊、けさの朝刊でも出ておりましたように、教室でというのもまれにはありますが、大体は学校外で行われるということでございますので、この手引書におきましても
なお、警察庁で調査をいたしております不良行為少年、飲酒、喫煙等を行って警察に補導された二十歳未満の者という数字がございますが、これで見ますと、昭和六十三年度には喫煙による補導というのが五十四万人、飲酒による補導というのが三万五千人、シンナー等により補導した犯罪少年の人員は二万四千五百人、こういう数字になっております。
保護観察では、対象者にシンナー等乱用少年及び覚せい剤事犯対象者が多く、分類処遇、集団処遇等、処遇上の創意工夫を重ねて、保護観察の効果を高めることに努力しておられます。また、管内の全保護司のうち、女性保護司の占める率が徐々に高まってきているとのことであります。 次に、福岡入国管理局関係について述べます。 本管内は、離島や半島が多いため、出張所の数も全国一ということであります。
その他はシンナー等のもの、あるいは覚せい剤というようなものでございます。
毎年増加の一途をたどっている少年事件のほかに、昨年からの仮出獄積極化による三号観察事件に加えて、累犯、覚せい刑事犯、シンナー等有機溶剤乱用事犯、暴力組織事犯等の処遇困難者が著しく増加しているなど、最近における犯罪情勢が相当に多様化している実態をどう考えておられるか。
これら最近の少年犯罪の特徴的傾向といたしましては、いろいろ挙げられるかと思いますが、依然として非行の低年齢化の傾向が続いておりますこと、それから両親がそろい経済的にも問題のない中流家庭の少年による犯罪の割合がやはり増加しておるということ、それから万引きあるいは自転車等の乗り逃げなど、遊び的な要素の強い犯罪がやはり大きな割合を占めておりますこと、それから覚せい剤、シンナー等の薬物乱用事犯が依然増加をしておりますこと