2006-03-09 第164回国会 参議院 法務委員会 第1号
福岡県における昨年の保護観察対象者は三千名余を数え、人口割合から見て多いこと、少年対象者が全国平均と同様の六割程度であるものの、少年のシンナー事件が相当多いことなどの特徴が見られますが、ここで活動している保護司は、定員二千八十名のところ、現在員は千九百十七名であります。
福岡県における昨年の保護観察対象者は三千名余を数え、人口割合から見て多いこと、少年対象者が全国平均と同様の六割程度であるものの、少年のシンナー事件が相当多いことなどの特徴が見られますが、ここで活動している保護司は、定員二千八十名のところ、現在員は千九百十七名であります。
その後は、シンナー事件、校内暴力、低年齢の非行と、さまざまな難しい非行が登場しましたけれども、それらの非行に対して、家庭裁判所調査官を中心とした家庭裁判所のスタッフ、少年鑑別所、保護観察所、少年院、それなりにまじめに機能を果たしてきたということは申し上げさせていただきたいと思います。
工夫をしまして、集団を対象にした活動、これをグループワークと申しておりますけれども、いままでの調査官活動というのはケースワークと申しまして、個々の事例に即した対応策を考えるというのがいままでの調査官がとってきた方法であったわけでございますが、これを現代社会ではグループワークに置きかえなければならないのじゃないかということに思いをいたしまして、最近では各家庭裁判所でもやっておることでございますが、シンナー事件