1986-02-14 第104回国会 参議院 予算委員会 第2号
それで、シャウプ先生自身が積極的なEC型付加価値説論者だとは私受けとめなかったわけであります。もっとも昭和二十五年の話でございますからそういう税制のところまで入り込んでいなかったと思うのですが、理論的には一番理屈のつきやすい形のものではあると思う、しかしほかの国も一年とか二年とか準備期間がかかったので、よほどこれらに対しては理解と協力を得なければ難しいような趣旨の御発言があっておりました。
それで、シャウプ先生自身が積極的なEC型付加価値説論者だとは私受けとめなかったわけであります。もっとも昭和二十五年の話でございますからそういう税制のところまで入り込んでいなかったと思うのですが、理論的には一番理屈のつきやすい形のものではあると思う、しかしほかの国も一年とか二年とか準備期間がかかったので、よほどこれらに対しては理解と協力を得なければ難しいような趣旨の御発言があっておりました。
で、シャウプ先生自身が、何といいますか、割合にお年以上にシャープでございますので、可能な限りシャウプ先生の御意見を引き出し、かつ、それに対して尊敬の念を払いながら受け答えをいたしておりましたので、どちらかといえばシャウプ先生の考え方の中で、税調で既に何年か前であろうと去年であろうと出たものに対して、その意見は税調でも中間答申等でおおむねのコンセンサスができておりますというふうにお答えするように大変気