2005-02-08 第162回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
そういう意味では、もう経済的な日本のプレゼンスは必要ないというのではなくて、今言った諸条件、諸状況の下で日本の経済的なプレゼンスを本気で望んでいると、特にシベリア、極東地域の人たちは。それは事実であります。 三番目、小泉首相の海上視察でありますけれども、ちょうどあの直後に私はサハリンに行きまして、先ほども申しました安保研とサハリン行政府の間でサハリン・フォーラムというのを開きました。
そういう意味では、もう経済的な日本のプレゼンスは必要ないというのではなくて、今言った諸条件、諸状況の下で日本の経済的なプレゼンスを本気で望んでいると、特にシベリア、極東地域の人たちは。それは事実であります。 三番目、小泉首相の海上視察でありますけれども、ちょうどあの直後に私はサハリンに行きまして、先ほども申しました安保研とサハリン行政府の間でサハリン・フォーラムというのを開きました。
しかし、中国が経済的にロシアよりも速く、はるかに速いテンポで伸びているとか、軍事費が経済発展以上のテンポで伸びているということに関しまして、またシベリア・極東地域が人口の面である意味で真空地帯であるのに対しまして、国境という人為的なものを挟んで、一方で、はち切れんばかりの国民がいる、このことが浸透圧の原理からしても何を意味しているかということはロシア人は本能的に分かっておりまして、そういう対中国戦略
不幸な海洋投棄というような事件も起きますと、即刻海を伝わって我が国との隣接という関係、それだけに深い関係もございますし、また、シベリア、極東地域、また日本海沿岸のそれぞれの地域などでも、人間的なあるいはまたいろいろな深い関係がこれまで十分民間関係でできつつあるわけでございますから、そういうものに対しましても、我が国としましては、やはり十二分に慎重に行政の立場から環境を整えていくということが極めて大事
○神田委員 この基本指針は報道されているところによりますれば、「日本、中国、朝鮮との良好な関係構築・維持を、「シベリア、極東地域の安全保障と経済発展」の要に据えている」ということでありますが、外務大臣がロシアを訪れた際のロシア側の認識もそういうものであったのでありましょうか。
また、東西対立の終えんの後にこのような環日本海地域におけるシベリア、極東地域が属するソ連というものにおいての民主化あるいは市場経済化というものの著しい動きがなされておることは、先ほどから総理、外務大臣が御答弁になったとおりでございますが、また韓ソ関係の正常化というものもここのところ目覚ましく進展してきた事実であるということも、これまた頭の中に入れなければなりますまい。
一般的にお答えし得ることがあるとすれば、シベリア極東地域におきましては最も投資の基礎になります基礎的な条件、インフラと申しますか、そういう基礎的な条件がなおまだまだ不整備な状況にあるというのが一般的な状況でございます。個々のケースに当たりませんと、一般的にそれが利益をもたらすものであるかもたらさないものであるかということにお答えすることはなかなか難しい状況にございます。
私は、このソビエト側の提案のねらいというものはむしろソビエトがいま進めておる新国民経済開発の五カ年計画、要するにシベリア、極東地域の開発に局地航路としてのハバロフスク−新潟航路というものが絶対に必要だ、同時にそのことが両国の利益に必ずかなう、そういう立場で提案をされたのじゃないかと私は思うのでありますけれども、そういうことは外務省のほうとしてはどうですか、分析をされておられませんか。