2014-05-20 第186回国会 参議院 総務委員会 第20号
ならば、地域の特性を生かして圏域をつくって、そこで自らの地域をもう少し広いエリアで役割分担しながら活性化や魅力付けができないだろうかと、こういうことがシティーリージョンという広域連携の考え方になっていくわけであります。
ならば、地域の特性を生かして圏域をつくって、そこで自らの地域をもう少し広いエリアで役割分担しながら活性化や魅力付けができないだろうかと、こういうことがシティーリージョンという広域連携の考え方になっていくわけであります。
加えて、シティーリージョンという考え方があります。これは、ヨーロッパの方で何か国かでやっていますけれども、まさに私が昨年見に行った、チェックしてきましたけれども、ドイツなどでは三州にまたがった市が一緒の圏域をつくっているんです。そこには議員はおりません。
また、シティーリージョンという、地域の住民が一緒になって、周辺の自治体にこだわらずに、地域としていろいろなものを考えられる、そういう仕組みを取り入れたいということで、順次制度を整えているということであります。 何もしなければこうなるのであって、そのために今から行動しようというのがこの提言だと思いますし、私どももそう思っています。
例えば、ドイツなどは三つの州にまたがって、ある一つの地域に住民の代表である団体ができていて、それもその人たちの作った計画を議会にぶつけていろんな提言をするとか、これシティーリージョンと言うんですけれども、こういう、今、私たちが今回できましたのは、何とか持ってきたのは、これは行政の中のことなんです。
私、昨年、ヨーロッパに参りまして、ドイツのシティーリージョンというものをつぶさに見てまいりました。議会は議会で存在いたしますが、別途、住民代表のいろいろな分野の人たちが参加をして、自分たちの地域を考える、または提言をする、そういう仕組みができているんですね。
これは私、昨年にヨーロッパに視察に行きまして、シティーリージョンというものを非常に興味深く、自分で調査してまいりました。自治体が合併すれば一つの事務ができる、これは重要なことです。でも、それに加えて、必要なもの、それから一緒にできるものはともに考えていきましょう、そういう中で、合併によらずして事務を連携できる、こういうようなものをつくる。
このシティーリージョン政策というのは、前労働党政権の時代から、先ほど申し上げましたような、イギリスの都市の力が弱くなっている、ロンドンは別にして、他の地域の都市の力が弱くなっている、これを何とかしなきゃいけないということで、今までの行政区域単位ではなくて、核になる都市とその周辺を含めたいわゆるシティーリージョンという単位で様々な政策、これはとりわけ経済の活性化にターゲットを絞った政策、これをシティーリージョン
これを、エリアをもっといわゆる有機的につながっているところで行政をやっていかなきゃいけないというのがまさにシティーリージョン政策なわけです。ところが、これは残念ながら日本はなかなかうまくいかない。やっぱりそれぞれの地元の自治体が、やはりそれぞれが小規模な形でいろんな政策をやっていくというのが現実でございます。
これは、私どもは今、その先にあるのはシティーリージョンの考え方であります。 それぞれの地域が生活圏に応じて自立性をどう発揮するか、そして自治を確立するか、こういういろいろなメニューをそろえたい、こういう思いでやっているわけでありまして、まさに今県としてやるべきこと、人口が少なくなって、これからさらに自治体を維持するのが難しい市町村がふえてくるんです。
うちは観光でいくから、おたくは農業でいけ、こっちは地場産業でいくから、うちは教育だ、うちは医療だ、こういうふうに特色を出しながら一つの圏域をつくるような仕組みをつくろう、これが中枢拠点都市構想であって、その先にあるのは、議会でもない、シティーリージョンという構想です。
この先にあるのは、シティーリージョンです。それは、今度は、議会ではなくて、住民の皆さんが寄って自分たちの地域を考える、こういう取り組みも私はやりたいと思っているんです。それは、例えば県を越える。市町村を越えるだけではなくて県域を越えて、ある一定のエリア、そういった圏域をつくって、そこで役割分担をしてもいいではないかというようなことも考えております。
その中で、民間活力の土台となります地域活性化インフラプロジェクトということで機能連携広域経営型プロジェクトということで、市町村の枠を超えまして、一つの圏域、シティーリージョンという言葉が出ておりますが、その全体の高度化を目指して、医療や雇用や教育など、そういう分野におきまして、人、物、金の流れを強化するためのインフラを計画的に整備しようというプロジェクトを検討中でございます。