2011-12-15 第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
また、鉄道についてでございますが、鉄道は列車の運休または一定以上のおくれが生じたときに国へ報告するということになっておりまして、シカを初めといたします鳥獣類によります運休あるいは遅延というものにつきましては、平成二十二年度、JR七社において三百十件発生をしております。うち、JR北海道では三十五件発生をしているところでございます。
また、鉄道についてでございますが、鉄道は列車の運休または一定以上のおくれが生じたときに国へ報告するということになっておりまして、シカを初めといたします鳥獣類によります運休あるいは遅延というものにつきましては、平成二十二年度、JR七社において三百十件発生をしております。うち、JR北海道では三十五件発生をしているところでございます。
汽車の下にシカが巻き込まれるわけですよ。それを除去しなかったら発車できないでしょう。JR貨物などは、それを除去するのにやはり二、三十分かかる。二、三十分で済むかというと、荷物は七時間平均おくれている。そういう大変な問題で、JR離れがそういったところから出てきているということも聞いています。 つまり、私が申し上げたいのは、シカの個体数管理ができていないんですね。
まず先に有害鳥獣対策についてお尋ねしますが、もう御案内のとおり、農山村、中山間地域は人口の減少と高齢化で、イノシシ、シカ、海岸にはアザラシ等の激増、そして農林水産業の被害が拡大する一方です。農業者の営農意欲が減退しますし、耕作放棄地が拡大しますし、農林水産業の荒廃を招いている、こうした悪循環に陥っているわけであります。 また、人間の居住地域にクマやイノシシ等の侵入も頻発しております。
しかしながら、同法制定後においても、中山間地域等では、イノシシ、シカ等の鳥獣が激増し続け、農林水産業の被害が拡大し、それが農業者の営農意欲を減退させ、耕作放棄地を拡大させるなど、農林水産業の衰退と地域の荒廃につながりかねない事態が生じております。そして、そのような事態が更なる鳥獣の増加と被害の拡大を招くという悪循環まで生じてきております。
先ほど二階先生が鳥獣被害を言われておりましたけれども、うちの村々もイノシシ、シカ、猿が闊歩しています。住んでおるのはお年寄りですから、みんな、猿の集団が来たら怖いものですから家へ逃げ込むんです。逃げ込んで、そろそろ猿が逃げたかなと思って出ていったら、いっぱいキャベツやらキュウリやらトマトを抱えてだあっと走っていく。情けない限りや、生きる気力もない、こう言うておりますね。
「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」の巨神兵のように、動かしちゃ駄目なものなんですよ。動かしちゃ駄目なんです。これはもう原発も動かしちゃ駄目なものなんです。人間のコントロールにはいきません。これは、財務省、理性を発揮してきちっと税金を振り向けるということをお願いします。 文科省、なぜ二十ミリシーベルト、大人と子供と一緒なんですか。
また、もう一点は、イノシシやシカの個体数が、先ほど申し上げましたが、大幅にふえている。防護さくを張ったとしても、もうそれでは対応し切れていない。先日も地域で聞いてきたんですが、今、瀬戸内海の島々、島嶼部では、逆に家の周りにさくを張っている、そういう状況です。
私のふるさとであります京都北部もということになりますが、もう全国的な問題となっておりますけれども、イノシシ、猿、シカ、こういった有害鳥獣に対してかなり大きな被害を受けております。その中で、やはり住民の生命財産を脅かす問題であって、特に農業従事者の方々にとっては農業被害などもあり、非常にお困りの様子を日々承っているところでございます。
御指摘のありましたシカなどの都道府県域を越えて広域に移動する鳥獣につきまして、個体数の調整や被害対策を関係都府県が連携して行うことが大変効果的であるというふうに考えております。
それから、京友禅とか京小紋で使用するはけ等の原料でありますシカの毛の輸入が停止されてしまったというようなこともございまして、このはけの作製が困難になったという事例がございました。産地組合や地元自治体、道具屋との連携で調査した結果でございますけれども、エゾシカの毛で代替できることが確認されたということで、一つの道筋はできたんですけれども、それぞれ個別に課題があるということでございます。
さらに、シカを初めとした野生鳥獣の管理の充実、外来種対策、ペットなどの動物愛護を進め、人と生き物が共生する社会の実現を目指します。 鳥インフルエンザ対策については、関係省庁、都道府県等と連携して対処します。また、極東地域での研究者の交流促進を通じた情報の共有に向けて取り組んでまいります。
シカ、イノシシ、クマ、猿、ヌートリア。 今、山本議員が御答弁になりました。では、そういう野生鳥獣のシカとかイノシシなどは地産に入るんですか。その確認をさせていただきます。
私の隣の京都府では、猿の激甚被害地というのを指定して、モンキードッグの養成とか警報システムの単独の助成を始めたとか、富山の魚津では、公務員のハンターを養成するように予算措置をしたとか、あるいは、とった後の肉の活用で、北海道のエゾシカを初め全国でさまざまな、イノシシとかシカの肉の活用などをされているという実例もあります。
その中で、地元にこういう話をしますと、イノシシだとかシカは大丈夫なの、安全性の問題ですとか、それから経営、製品にして順調に売れていくのというようなことをよく言われます。この辺を解決して、それを捕らえてある程度商売にしていって、減らしていく、そういったインセンティブが働くような事業にしていかなければならないんだろうというふうに思います。
クマだけではなくて、それはイノシシでもシカでも一緒であります。 それは、何も私の兵庫県だけではなくて、西日本も首都圏も大変鳥獣被害に悩んでいるところであります。人によっては、農業最大の敵だ、大変深刻で、意欲を喪失させる、こういうことをよく私も聞きます。私の選挙区で、兵庫の北部の方の香美町の小代地区というところに猿がよく出るんですけれども、笑いながら私に言うんです。
どれによる被害が大きいかというと、シカが五十八億円で三〇%ぐらい、イノシシも大体同額、猿が十五億円ぐらいで八%、その他もろもろが七十二億円でございます。それから、クマの被害ですけれども、農作物の被害はそんなに多くありませんけれども、人に危害が加わるという、これが例年五十件前後なんですが、九月末現在でもう八十二件と過去三年の平均を大きく上回っております。こういった状況を把握しております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 実態といたしまして、今先生が言われたクマあるいは猿、シカ、イノシシと、こういうような被害でございますけれども、これからこの被害状況というものを更に私どもも確認をしながら、重大な、深刻化しているということは重く受け止めさせていただいておりますので、そういう状況というものを重ねて把握をしながら、平成二十三年度に要求をしているというようなことも含めて対策に向かって取り組んでいきたいと
感染が拡大し、シカやイノシシなどの野生動物に広がると、我が国は口蹄疫の汚染国から抜け出せなくなってしまうのであります。 五月三十日現在、殺処分しなければならない牛三万二頭のうち殺処分をした頭数は一万二千百二十六頭であり、豚十三万三千四百七十四頭のうち殺処分をした頭数は九万九千八百八十七頭であります。
○山田副大臣 確かにシカとかイノシシが多いところでございまして、そういうものに感染すると大変なことになるという危機感を持っております。あるいは、防疫専門委員の間では、ネズミとかハエとかというものの媒介も考えられると。確かに、家畜伝染病予防法では、野鳥とか野生動物、そういったものに対する防止という規定がございます。
○佐々木大臣政務官 私ども、この先一番心配されるのは、今委員御指摘の偶蹄類のシカあるいはイノシシなどでありますが、偶蹄類の場合は発症するということでありますが、偶蹄類でなくても、例えばネズミのような場合は、発症しなくても伝播をしていくということもありますので、いずれにしても消毒が一番大切であります。
全国規模への拡大という懸念とともに、口蹄疫はイノシシ、羊、シカなどにも感染し得る疾病でございます。私の地元奈良県では、現在、平城遷都千三百年祭が開催されておりますので、全国、世界から多くのお客様が来てくださっております。
既にもう皆さん危惧されていて、奈良の鹿愛護会などでも、消毒液のストックなど、また公園内のパトロールで、様子のおかしいシカはいないか、そういうもののチェックなどで今大変御苦労をされております。
あるいは、野生のシカが、場合によっては感染したのがうろうろ道なき道を動いているなんということも、可能性としては十分あるわけでございます。 こういう面からも決して予断を許さない状況であり、我々は、原因究明とそして再発防止は当然のことでございますけれども、やはり畜産農家の皆さんの生活の不安を払拭しないといけない、立て直していかなければいけないということが急務であると思います。
特に、人吉とを結ぶこの国道二百二十一号線につきましては、最近、シカが異常発生をしているということでございまして、農家の菜園までシカがおりてきているそうであります。 今、消毒ポイントにおきましては、業者の車から始まって一般車まで消毒が開始をされたところであります。加えて、やはり問題は人なんですね。人がその畜産農家の感染農家の近辺まで行って、それで車に乗り込んで消毒ポイントを通過していく。
もう少し詳しく申し上げれば、この口蹄疫というものについては、牛豚など偶蹄類の家畜あるいは野生の動物、例えば日本にはおりませんけれどもラクダとか、あるいはまたこれは日本におりますシカなどが感染をする病気でありまして、食品安全委員会におきましても、人が感染をするということはございません、また感染をした牛の肉あるいは牛乳を摂取をしても人体に影響はないという見解が出されておりまして、まさにそのとおりであろうというふうに
まず、先ほども出ておりました種牛の問題、やはりこれは宮崎だけの問題ではなくて日本全体の家畜の問題にもつながる大事な問題だと思いますので、この点につきましても、今後この種牛をどう守るのかというところで国がリーダーシップを発揮してやっていただきたいということと、最後、イノシシとシカの対策。
今の状態で、シカやイノシシや、こういった偶蹄類、偶蹄動物からの感染も非常に心配でありますので、今畜舎に戻している。そして、その中で、放牧しておれば粗飼料を食べるわけです、牧草を食べるわけですけれども、やはり畜舎に帰せば濃厚飼料でなければならないということで、えさ代その他も大きくかかっているところであります。
それから、最後にもう一つ、先ほどちょっとお話にありましたけれども、せっかく捕獲したシカ、イノシシがなかなか利用されない。今、利用されているのは多分一割くらいだろうというふうに思っています。
それで、私はシカの研究者もちょっと知り合いがおりまして、現実的に今即効性のあるやり方というのは、プロの、いわゆる公務員のハンターを養成することだよというお話をいただきました。 きょうは提案をさせていただこうというふうに思ったんですが、実は、もう北海道と富山で、いわゆる自治体職員、公務員ハンターを養成しているんですね。
シカやイノシシがふえ過ぎて農業被害を及ぼしている事例、これはもう先生の御地元千葉県だけではなく、全国各地でそういった話は枚挙にいとまがない状況にございます。
○赤松国務大臣 委員御指摘のように、クマとかシカが野生動物として森林に共存できる、共生し得るというのは理想だと思いますが、一方でまた、今、御存じのように、クマ、シカあるいは猿等の鳥獣被害等もあるものですから、この辺のところをうまくはかりながら、今、人がいるところ、動物のいるところ、それを分けてというようなお話がありましたが、そこは、さくをつくったり、いろいろなやり方があると思うので、委員のそうした貴重