2021-06-04 第204回国会 衆議院 環境委員会 第14号
させていただきますと、これは学校現場の取組ということでございますけれども、環境省などが主催しております、これは令和二年度の例ですが、全国ユース環境活動大会というものの中で、受賞の一つにありました長崎県の諫早農業高校の取組でございますが、規格外のミカンが生み出す新たな地域おこしと廃棄物の再利用ということで、そういうものをテーマにしまして、いわゆる廃棄物、ごみとして処理されることとなるようなミカン、それを利用して、シイタケ栽培
させていただきますと、これは学校現場の取組ということでございますけれども、環境省などが主催しております、これは令和二年度の例ですが、全国ユース環境活動大会というものの中で、受賞の一つにありました長崎県の諫早農業高校の取組でございますが、規格外のミカンが生み出す新たな地域おこしと廃棄物の再利用ということで、そういうものをテーマにしまして、いわゆる廃棄物、ごみとして処理されることとなるようなミカン、それを利用して、シイタケ栽培
最近、そういった中国からの安い菌床シイタケ栽培への投資を誘ってくるような話もございます。中国からの輸入菌床を元にした国産シイタケが大規模に出荷していく不安がございます。 そこで、まずは現状について政府に伺います。中国から菌床の輸入が増えている、まず輸入量の推移をお伺いします。そして、いわば純日本産菌床のシイタケ農業の市場が危機にさらされている問題について認識があるか、お伺いします。
先生御案内のとおり、山林は除染されませんでしたので、林業やキノコの育成というなりわいが途絶えてしまったわけでありますが、原木シイタケの生産というのができなくなりましたので、代わりにおがを使ったシイタケ栽培というのを始めまして、他地域から持ってきたおがで、これはもう工場ですね、畑というよりは、工場を建ててその中で湿度も温度も二十四時間管理をして、そして大規模にシイタケを栽培する。
例えば福島県の原木も、今までは原木を伐採して、例えばクヌギやコナラでございますけれども、それをシイタケ栽培に活用することによって、切った原木の後から若芽が出て、里山が再生して、非常に環境的ないいサイクルが回っていたところを、今は福島でも原木が伐採なされないために、非常に山が荒れてしまい、本当に川下の環境というのが壊れているという状況もございます。
そしてまた、非常に多く困っていますのが、原木を使うシイタケ栽培は、その原木自体が、以前は福島県に多く依拠しておりましたが、今は福島の原木がいまだに使えません。そのため、大臣の御地元の宮崎や大分から原木を多く持ってきて、それで原木のシイタケの栽培をしているという状況がございます。
シイタケ栽培のノウハウもなく、温度変化や湿度変化への適切な対応ができず、菌床を全部枯らせてしまったりといった失敗もありました。八ページ目を御覧いただくとおり、二年目までは赤字五千万円を続けているというような状況でございまして、継続の危機も危ぶまれるようなことがございました。 次ページを御覧ください。
シイタケ栽培の原木につきましては、先生御指摘のとおり、原発事故によりまして東日本の広範囲に放射性物質の影響が発生をした関係で、特に福島県がキノコの原木であるコナラの主要な供給県だったことから、全国的にコナラの原木が不足をしているという状況でございます。
下川町では、森林から生み出す木材を、木材としてだけではなく、シイタケ栽培に利用し、林地残材を木質バイオマスの原料として活用し、生み出されたエネルギーを町民の八割が暮らす区域のエネルギー自給に生かしています。さらに、そこで削減された燃料費を高齢者や障害者への支援に活用するなど、あらゆる工夫を凝らし、地域資源である森林を余すところなく使っておりました。
平成二十三年の福島原発事故以来の多くの県で発生している原木の出荷制限に係る原木価格の高騰問題、そしてその掛かり増し経費に対する東電の賠償問題ですとか、東日本におけます原木林再生への支援、さらには、原木供給事業の中心的役割を担ってきた森林組合等に対する原木の安定供給、新たな原木生産システム導入への支援や原木シイタケ栽培の新規参入者への生活支援など、幅広い項目がございました。
このシイタケ栽培にとって最も重要な原木、そして菌床が、つまり、品質や成分が海外のものであるにもかかわらず、採取したところが日本だと国産品と表示されてしまう問題点がございまして、この特殊事例は余りシイタケやキノコ類以外にはないんじゃないかと思っているところでございます。
○政府参考人(今井敏君) 先ほど御答弁申し上げましたように、シイタケ栽培の特性を踏まえまして、日本特用林産振興会は平成二十年以降、シイタケの原産地表示について、いわゆる長いところルールの普及を図ってきているところでございます。
環境省がこれから先、森林除染についてどのように進めようとしているのかもありますが、この馬場町長がおっしゃっているシイタケ栽培ができる森林を除染してほしいという点については、やはりこれは、正直、本当に大丈夫なのかなと案じる部分でもございます。
シイタケ栽培がようやく風評被害を克服して生産が軌道に乗り出してきたこの時期に、野積みの廃棄物というものは、いかにも見た目も悪いし、そして生産者の意欲を阻害しかねない、これは早く処理してほしい、これも切なる訴えです。 環境大臣、いかに対応されますか。
この原木シイタケ栽培については、先ほど言いました風評被害として市場において価格で不利であるということと加えて、生産に必要な原木について問題がございます。 福島県は、もともと原木の生産、供給量が日本一の地域でございまして、これが今出荷ができない状況になってございます。
原木シイタケ栽培につきましては、原発事故の影響によりまして、被災地における原木林の汚染によりまして、キノコ原木の不足、キノコの出荷制限、また、御指摘ございましたように風評被害等の影響が生じていると認識しているところでございます。
栽培キノコ生産者に対する支援でございますが、いわゆる、委員御指摘の菌床シイタケ栽培におきましては施設の暖房用などにボイラーが使用されております。そういった中で、いわゆる生産コストに占める燃油コストの割合、こういったものは一割程度でございます。
少しお知りいただきたいと思いますが、この方は、シイタケ栽培歴四十年で、しかも十回にわたり農林水産大臣賞を受賞しているという、優秀な生産農家の方です。ほだ木の保有数は七万本と聞いております。このほだ木の汚染は百五十から二百ベクレル、当然、五十ベクレルが基準値でございますので、撤去しなければなりません。
いろいろとお話がありますけれども、実は、シイタケを栽培している農家だけではなくて、シイタケ栽培にかかわりますほだ木、原木ですが、その原木をとってくる農林関係者というのが非常に多いわけですね。特に、茨城県の中では、福島県の原木が一番であると。もちろん隣の栃木県から搬入しますほだ木もいいものはあるんですが、実は福島県の原木がピカ一であったという話を伺っているんですよ。
見落としたものを購入し、シイタケ栽培後に放射性セシウムが検出されるようなことになれば、責任はだれがとるのかわかりません。原木やまきも、購入後に使えないとなれば、その費用も事業に大きな影響を与えます。
それから、NPOがその後二つくらいできまして、障害者の人たちとひきこもりの青年たちを集めてシイタケ栽培の仕事をしたり、それから、去年からつくられたんですが、田辺というのは古い町なんですが、町家風の建物が残っているんですが、それを改造してカフェにする。
ただ、それだけですと事業規模がどうしても広げられませんから、シイタケの温室栽培、三棟を建ててシイタケ栽培事業をぶつけまして、それを店舗で全部取りたてのを売ろうと。それで、そこまで事業を広げても、資本金四億なんですが、障害者雇用は十七名。実はそのために健常者の職員が十三名必要です。それだけではなくて、地域のシルバー人材センターから十三名の高齢者の方に援助をもらうという体制をつくらざるを得ません。
そして、ここの場所も、実を言うと、シイタケ栽培をすぐわきでやっておられたり、あるいは裏の山は山林の遊歩道として非常にすばらしい場所が整備されているわけであります。そして、すぐ近くには渓流釣りの非常にいいスポットもあったりしまして、山の楽しみも非常に大きいわけであります。
セーフガードに見られるように、ネギとかシイタケ、特に私なんか中山間地に住んでいまして、シイタケ栽培を私どもの産地でしているものですから、余計そういうのを感ずるわけなんですが、もう数年前から感じていたわけなんです。これも日本の商社が行って開発輸入のような形もとっているものですから、にもかかわらず十二億から十三億円程度の農業援助しているんですね。
そして、結果どうなったかといったら、対馬ではほとんどの人がシイタケ栽培をやめてしまいました。調べてみればわかります。いわゆる全滅に近い状態に陥ったのです。そして、ニンジンとかカブ等も、そのころ急激に輸入が進んでおります。それもそのまま放置されております。タマネギもしかり。 こうして見ますと、アスパラとか、本当にセーフガードとして適用しなければならない品目というのはまだまだ数多くあります。