1956-03-28 第24回国会 参議院 外務委員会 第6号
これはただいま条約局長からも説明いたしました通り、去年の暮にシアヌーク首相を首班とするミッション一行が参りまして、移住に関する細目は現地できめるという約束ができておったのであります。その約束に基きましてこまかい点をはっきりさすという目的をもって参ったのであります。
これはただいま条約局長からも説明いたしました通り、去年の暮にシアヌーク首相を首班とするミッション一行が参りまして、移住に関する細目は現地できめるという約束ができておったのであります。その約束に基きましてこまかい点をはっきりさすという目的をもって参ったのであります。
これはカンボジアのシアヌーク首相が中華人民共和国に行った際に、平和五原則に基くところの協定を結んでいることによっても明らかである。そうしてまたSEATOに加盟することを拒否するということにおいても、いわゆる向米一辺倒の政策にカンボジアという国は反対しております。
まず私ら一行がカンボジアに参りました趣旨は、去年の暮れにシアヌーク首相を首班とするミッションが参りまして、その節友好条約を結びましたことは御承知の通りでありますが、そのときに第五条に移住のことをうたっておりましたが、そのうたい方もきわめて大きな筋だけの話し合いでございまして、一切の詳細は現地において、すなわちカンボジアの首府プノンペンにおいて打ち合せをする、こういう約束でございます。
たとえば、シアヌーク首相が中華人民共和国へ参りまして、平和五原則に塞ぐ協定を結ぶ、それからまた、一方においては、アメリカその他の意図しておるSEAT〇に対しては加盟をしない、こういう態度をだんだん明確にいたしてきております。
すなわち日本とカンボジアの間に平和五原則に基く友好条約が結ばれた、このようにカンボジアは考えておるし、またその歴然たる証拠としては、先日毛沢東主席とカンボジアのシアヌーク首相との間において、平和五原則についての協定の取りきめが行われたことを見てもこれは明らかであります。
してくれておるのでありまして、御承知のように一昨年末は進んで賠償上の権利を放棄すると言っておるのでございまして、また平和条約十六条に丸きまして中立国財産――中立国にある日本の財産の分配の権利と申しますか、分配によって得た金も日本の赤十字に進んで寄付した、また今回は日本の移民も引き受けたいというように、甘木に対して非常に親愛の情を小してくれておる国でありますので、ことにその最も有力な人物でありますシアヌーク首相
それから次にお尋ねしておきますが、先般カンボジアからシアヌーク首相がおいでになって、日本の移民に対するとりきめがあったということは、これは外相の労苦を私は多とするものであります。
○園田委員 この際、先ほど御相談申し上げましたが、カンボジア国のノロドム・シアヌーク首相が参っておられます。カンボジア国は、御承知の通りに先般賠償請求権を放棄し、また最近、中立国にあるわが国の財産に関する取得権を放棄したばかりでなく、いろいろな好意を示しておられます。