1994-11-24 第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第2号
○西野康雄君 先ほどおっしゃったのは百三十億ドルじゃなくて、サーモンド上院議員がドール議員に表決の延期を要請したときに、「アメリカの九四年国家予算決定を侵害するうえ、さらに三百十億ドルの赤字を加算する」という、この部分ではないだろうかと、こう思っております。
○西野康雄君 先ほどおっしゃったのは百三十億ドルじゃなくて、サーモンド上院議員がドール議員に表決の延期を要請したときに、「アメリカの九四年国家予算決定を侵害するうえ、さらに三百十億ドルの赤字を加算する」という、この部分ではないだろうかと、こう思っております。
特にたとえばサーモンド上院議員、共和党の右派と言われる人でありますが、日本等同盟国に対しては防衛力強化をこれから要請することになるだろう、特に日本は防衛努力を大幅にふやすべきである、そのために日本など同盟国に特使を派遣するというきわめて具体的な提案といいますか、レーガン筋の動きについてもサーモンド議員を通して伝わってきているわけでありますが、こういう動きに対して一体日本政府はどう対応しようとしているのか
昨年の米上院の歳出委員会の小委員会の公聴会でサーモンド上院議員の質問に対してマーチン、これは海軍省の副長官ですか、答えた。そのときには、いわゆるシグニフィカント・プロブレム、重要な問題だという発言であったわけですが、このエンジントラブル、この概況。さらにそれから一年ちょっとたっているわけですね、昨年ですから。今日どういうふうにそれは改良されているのか、されてないのか。このあたりどうでしょうか。
ただいま御発言の点は、最近ストロム・サーモンド上院議員が申しましたことに関係いたしておると思いますけれども、それは米国政府の、行政府の態度というものではございませんで、私どもとしては、行政府がまだその点についていずれとも決定をしていないと承知をいたしております。
○国務大臣(愛知揆一君) これは決しておことばを返す意味で申すのではありませんけれども、先ほどサーモンド上院議員の話が出ましたけれども、あのことは、裏から言えば、沖繩の戦略価値を減殺するような米大統領の対日約束は自分たちは賛成できないという趣旨が入っておりますことは私は示唆のあることではないかと思います。
今月に入るとまたそうでもないのでありますが、しかし吉野公使が今月に入ってからも記者会見をして、最終的な訓令を政府に仰いで、もう詰めの段階に入るのだ、こういうようなことも言っておるとか、これはもちろん新聞の報道でありますが、あるいは下田大使がサーモンド上院議員と院内で会って、早期解決をやるのだというような意思表示をしておるとか——早期解決をするということが絶対悪いのだ、こういう意味じゃないのですよ。
○愛知国務大臣 たとえば先ほどもお話がございましたが、サーモンド上院議員は下田大使に会見を求めて、そして院内で会いまして、その状況などは詳しくこちらにも報告がきております。大いに論戦をしてもの別れになっております。そして別れるときに、あとで手紙を見てくれといってその手紙を渡されたようですが、見てみますと、こちらからいえば非常に意見が食い違っております。
このサーモンド上院議員のこの言い方に対して、自由貿易派の代表であるジャビッツ上院議員、この方がここでまた吉野公使のケンドール私案支持を表に出しておるわけですね。この声明が出ておるわけです。日本政府が国内繊維業界の反対を押し切ってケンドール私案に条件つき支持、これは吉野公使が三日、外人記者と会見したときの発言をこのように受け取っておるのですが、条件つき支持を与えたことをきわめて高く評価すべきである。
そして、これも報告が来ておりますけれども、サーモンド上院議員が、できれば駐米大使と会いたいということで、これは日本側の立場を話すのに、また一つのいい機会だと思ったので、大いに当方の立場というものを主張をして、彼の意見を強く反駁したようでございます。ただ、こういうサーモンドというような人が、沖繩問題にまでからめて言うようなことは、非常に遺憾である、こういうことを大使からも報告が来ております。