2015-03-19 第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
競争にさらされていないとか、あるいは外からの投資がサービス産業部門で少ないから競争が製造業ほど出てこないとか、幾つかの問題が指摘をされました。 実は、私が非常に改善点が必要だなと思うのは、そこで提示されたことが、ベストプラクティスが展開される体制が取れていないんですね。
競争にさらされていないとか、あるいは外からの投資がサービス産業部門で少ないから競争が製造業ほど出てこないとか、幾つかの問題が指摘をされました。 実は、私が非常に改善点が必要だなと思うのは、そこで提示されたことが、ベストプラクティスが展開される体制が取れていないんですね。
さらされていないサービス産業部門は、御指摘のとおりかなり劣後しております。サービス産業が日本経済の七割を占めているわけであります。 サービス産業といっても、御指摘の金融からビジネス支援から、果てはフィットネスまで、サービスの部類というのは極めて多岐にわたっておりますけれども、その中でも、御指摘の金融の生産性を高めていくということは正に喫緊の課題だというふうに思っております。
同様に、就業構造についても、物財生産部門は一九八五年から二〇〇〇年にかけて約二〇〇万人の就業者減が生ずるのに対し、知識・サービス産業部門では約六八〇万人の就業者増が生ずると予測されている、というふうな、こういうことがあって、要するにこれからの産業構造を内需型に転換していくための柱として、ここに技術革新分野やサービス産業のこうした問題を積極的に推進していく。
しかし、この間に加工組み立て産業やサービス産業部門等で雇用数の増加が見られておるわけでございますし、また同時に、現行特定不況産業安定臨時措置法等の効果もございまして、急激な影響が回避されるということもまた事実であったわけでございます。そのために、当該事業者や労働者の努力とかあるいはその関連事業者の協力ということによりまして、新たな職場を確保する努力が行われたことも事実であろうと考えております。