1951-10-26 第12回国会 参議院 本会議 第10号
それから自由になつた場合、中間経費が却つて高くなりはしないか、こういうお説のようでありますが、自由になりますれば、現在のように固定したマージンというものはなくなることは当然でありまして、お互いに販売業者がサービスをし、競争をするという観点から合理化が行われるものと考えております。
それから自由になつた場合、中間経費が却つて高くなりはしないか、こういうお説のようでありますが、自由になりますれば、現在のように固定したマージンというものはなくなることは当然でありまして、お互いに販売業者がサービスをし、競争をするという観点から合理化が行われるものと考えております。
○説明員(三木正君) 昨日大臣からお話がございました通り、現在のサービスを維持するのに必要な額が計上してありますので、特段にこれによつて新らしい際立つたサービスを向上して行けるという願ではないと心得ます。それから第二点につきましては、先ほど石井部長からお話がありました通り、百億円ばかり違うのであります。
○岡田信次君 昨日運輸大臣並びに運輸省の当局からいろいろお話があつたんですが、国鉄にお尋ねしたいのは、この運賃値上げ後の輸送サービスの改善に対する具体的なお考えを先ず伺いたいのです。
その一つは経営の合理化であり、更にもう一つはサービスの改善であるというお話があつたのでございます。これは又当然の御要請でございまして、国鉄におきましても、この運賃値上げを契機に、従来とも心がけておりましたサービス方面、実質的なサービスの改善につきまして一段と力を盡したいということを考えておるような次第でございます。
そうして安全な輸送をし、サービスの質をよくし、実質的に運賃を下げて行くということをお考え願うことが必要と思うのであります。 第二は、経営の合理化の問題でありますが、合理化につきましては、運賃値上げをできるだけ少くするという意味におきまして、一層強度にこれを行つていただき、高能率、高賃金という原則によつて、賃金の問題を考えていただきたいと思うのであります。
国鉄はいつもサービスをと言つておられるのでありますが、このようなことを解決しないで、赤字であるからといつては値上げをし、その負担を国民に押しつけているということは、国民に大きな不満を起させるものになると思います。たとえば中小業者の方々が、赤字だからといつて品物にそれをかけたならば、売れなくなつてたいへんなことになるでしよう。それを赤字にしないように、企業の合理化をはかつて努力していらつしやいます。
一方において増員を必要としながら、一方において政府の方から首を切れという、そこで国鉄側としては当然首を切らないで、一万六千人の人間を收容するようなことにならなければ、国鉄全体が能率的に、なおかつサービスの機関として、奉仕的な仕事ができないという結果になろうと思うのですが、この矛盾をどこで御解決になるというお考えでしようか。
この運賃値上げというものが、現場の労働者の首切りとにらみ合せまして、全部大衆の犠牲において行われる、首を切られる、こちらの方は郵便料金が上るというわけで、郵政行政というものがむしろマイナスの面ばかり、サービスの低下の面ばかりだということが、今一般の声になりつつあると思うのでございますが、この集配を減らすとか、サービスの低下の面ということがまた考えられて来るわけでございます。
しかし大きな意味で、この際政府として人員を縮少するという方針がきまりました以上、われわれといたしましては、できるだけこれが直接サービスに影響しない範囲内において、何とかしてそれの実現をさせたいというので、実は現在非常に苦慮している次第であります。
第一にサービスの改善、これはきわめて広い意味のサービスの改善ということで御指摘のように拜聽いたしました。それには一応今日の日本国有鉄道のあり方を申し上げる必要があると思うのでありますが、御承知の通りに、国有鉄道の線路の延長は一万九千キロ余り、約二方キロでありますが、その六割は赤字線でありまして、四割が黒字線であり、四割の黒字線をもつて、六割の赤字線をあわせてまかなつておるよなう現状なのであります。
せんだつて運輸省の方の運賃値上げの説明を承つた際に、運賃値上げに伴つてサービスの改善を考えておる、こういうお話でありました。このサービスの改善ということについては、運輸省でも国鉄でも非常に努力せられまして、改善されておることは認めるのでありますが、このサービスというものが、案外狹く解釈されておるのではないかと考える次第であります。
特二が世間で非常に歓迎され、喜ばれておることはもちろんでありまして、このたびの値上げについても、この方面については何ら問題がないと私は考えておるのでありますが、どうも近ごろこの特二にみんな殺到する結果、二等車に対する人気が落ちたとでも申しますか、二等車の方のあらゆるサービスが特二の方へ移つてしまつて、二等車というものは非常に閑却されて、不潔であり、掃除その他のサービスも非常に悪くなつておるような状態
ただ我々過去鉄道を公社にし、それから専売局を公社にして過去一年有余の経過を見て、果してサービスと言いますか、日本国有鉄道公社のサービスが果して改善されたかどうか、これは私は決して資本主義的な自由競争における私企業を是認するという意味で申上げておるわけではないのですが、これは申上げるまでもなく日本の電話というものは歴史的に見て、日本が極めて近代国家としての歴史が浅いために、資金上或いはその他の理由から
現在の電話需要に対するサービスの向上についての国民の要求というものは非常に熾烈なものがあると思いまするが、実際にサービスの提供といつても、先ず根本的には現在の施設の中において起るところの故障を十分に修理するとか、故障を防止するという方向においてとられることが最も手近かなサービスの提供、施設のから見たサービスの提供ということになると思います。
従つてこれは安いということは、結局現在のサービスの程度を現わしておるのではないかと思うのです。料金が安いという自慢は一切できない、今お説にありましたように、安かろう悪かろうである。そこでこの電話を立派な電話にするということが自分に課せられた一番の使命である。
○佐藤国務大臣 電信電話がパブリツク・サービスを提供している、かような意味においてもつと普及し、そのサービスの万全を期せよ、かような御意見については私自身も同感であります。今回の料金値上げにおきましても、本事業が企業として、事業としての基礎を強固にし、さらにただいま御指摘になりましたような方法に向つて発展を期する、かような意味においての料金値上げを計画しておるわけであります。
結局それで値を上げるという結論に達しましたので、値をお上げになる点につきまして、サービス事業の欠陷について大臣がいろいろ今申されております。電通白書にもありますが、そのサービスの劣つている点のもう一つといたしまして、従業員が労働強化になつている。しかも人員が不足だ、こういう点を電通白書自身にたくさんお書きになつていられます。
これは連合軍関係あるいは進駐軍にサービスを提供いたしまして、その料金でございますが、実は非常に忙しい間にいろいろと仕事をやつておりまして、そのサービスも国内のサービスとは、相当愼重にやつておりまして、多少かわつた面もございますので、その料金を確定いたしまするのにやや手間取るということがございまして、そのためにそれだけの数字が調定に至らないで、本年度に持越されたわけでございますが、本年度におきましては
アメリカにおきまして、ワシントンのパブリツク・ヘルス・サービスのツベルクリン研究所のチーフをしておりますところのアンダーソン及びパルマーは目下ジヨージア州におきまして七万五千人の人につきまして一九四七年からしまして実験を始めております。そうしてその結果は今後数年経たなければわからないということを言つておるのであります。
貴委員会においても「国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案」審議の際、通商産業委員会の意とするところを了とせられ慎重審議相成るよう特に御配意願いたい 記 一、国鉄の経営合理化を更に徹底せしめること 二、貨物運賃値上げによる負担力の均衡を考慮し可及的速かに貨物等級の調整を行うこと 三、貨物等級の調整実施までの応急措置として割引運賃制等の運用に弾力性をもたせること 四、国鉄の輸送力増強、サービス
○石原幹市郎君 ほかの値上げと言つても郵便料金、電信、電話料とか、いろいろの公共サービス事業の値上げが今行われんとしておりますね。そういうものと比べて国鉄の値上げは低い点にあるのか、それともこの料金の値上げは非常に高いところにあるのか、そこの率ですな。
ただ勿論サービスをよくして参るということは常に国鉄としては考えておるところでございまして、ただ運賃の値上をして、そして従来通りの若しサービスの悪い点がございますれば、それはそのままにしておく、こういう意味での現在通りの営業をやるためという意味ではないのでございますが、できるだけサービスの向上には勿論努めるという点は間違いないと思いますが、ただ工事財源を今度の運賃値上に求めるという意味での御質問であれば
○石原幹市郎君 私はつまり値上げするのだから、サービスも余ほどよくしなければいかん。私のサービスというのは、ただ幹線の客車をよくするというような今のサービスではございません。
次にお伺いしたいことは、先ほど岡田委員から言われたように飛行機ができて、どんどんスピード化され、お客様のサービスに対して改善に改善が加えられております今日、最近聞き及ぶところによりますと、せつかくできました国鉄のドル箱ともいうべき東海道、この湘南地方に対する湘南電車の運行を中止するような話を聞きましたが、この湘南電車ができまして、当時初めのうちは乗客が非常に少かつたのですが、今日のこの湘南電車の便利
○畠山(鶴)委員 まだ私どもの立場から言うと、はつきり了解できませんけれども、最初に申し上げましたように、飛行機がお茶もくれればサービスもするという今日、何の意味においてそういうことを遠慮しなければならないか。
それはこのたび総裁が就任されまして、まず旅客に対するサービスの改善ということをモツトーとして、第一に御発表になつておるような点から、この観光問題は今後重要ではないかと考えるのであります。その点を伺つてみたい。
○佐藤国務大臣 今回の行政整理についてのお尋ねでありますが、行政整理を実施いたすに際しまして、基本の問題として、数が減るとサービスが低下するのではないかという御心配であります。今回の行政整理にあたりまして、私どもの特に意を用いました点は、人員の縮小によりまして、サービスの低下を来さないように、事業遂行に支障を来さずに、より円滑な事業の遂行をいたすようにと念願している点であります。
○受田委員 一般会計からの繰入れの見通しがつかないという御意見でありますが、これは郵政行政のような、特に大衆サービスに基礎を置いている行政において、その独立採算の立場からの運営ということと同時に、もう一つは、大衆一に対してのサービスに重点を置く場合には、国の一般会計の中からも、こうした犠牲を払つてサービスをする官庁の会計の中へ、国の大きな線からの予算の割当をするということは、これは国政全体をにらみました
○佐藤国務大臣 先ほど受田委員にお答えした通りでございますので、基礎が十分確立されまして、事業がよく安定し発展して参るようになりますれば、大いに創意工夫をこらしまして、サービスを拡張いたすつもりでおります。
個々の料金額の決定に当りましては、サービスの原価と効用度、利用の普及、負担力等諸種の要素を総合勘案して能う限り合理的な料金を設定するよう努めた次第であります。 その内容の概要は次の通りであります。
それで不幸にしまして、このたび初めて長距離回線、九州地方に至ります長距離回線が実は三つあります、四国を回りますケーブル回線と中国地方を回りますケーブル回線並びに四国、中国に亘ります超短波多重回線、この三つあるのでありますが、不幸にいたしましてこの三つとも今般やられまして、一般並びに連合軍に対しまして一時短時間でございますがサービスを杜絶いたしまして甚だ御迷惑をおかけしたのでありますが、数時間で回復いたしました
○政府委員(肥爪龜三君) 協力するという非常に常識的な言葉を用いたのでございますが、その内容は只今申しましたような、この電信線、電話線を専用せしめるというようなことはこちらのサービスでございまして、そういうサービスを提供する、或いは物品を私どものほうを通じて連合軍が提供してくれと言いますので、私のほうで買い求めまして向うへ提供するというような、それから工事をやつてくれ、工事をやるというような工合に向
従つてその料金の扱い方においても、すなわちサービス主義といいましようか、多数使うものに対してはある種の逓減法を用いるとか、また文化の向上をはからなければならぬところにおいては、公共企業体、国営の性格でありますから、それに対しては損益を度外視してやらなければならぬ。こういうような特徴が、もつと積極的に現われなければならぬと思うのであります。
そういうふうな状態でございますので、大体相当の償却をしなければ、所期のサービスの提供が困難だということを御了解いただきたいと思うのであります。そういうふうな観点からいたしまして、シヤウプ勧告の基準の再評価法による再評価によりまして、大体千八百億ほどでございますが、それに対して総合償却率五分八厘ということで、減価償却額を算出した次第でございます。
による人員の整理、あるいはまた事業経営の合理化というようなことをやりましても、歳出に要する歳入がどうしても不足であるということによりまして、やむを得ず電信電話料金の改訂をいたさなければならぬということになつたのでありますが、根本的に申しまして、電信電話はわが国におきましては国営事業といたしまして、公共的な経営をやつておるのでございますから、できるだけ利用者に負担をかけないように、要するに安く、いいサービス
さらにまた場合によりましては、関係官庁等の了解を得まして、外国からの輸入ということも考えて、サービスの低下ということのないように努めたいと努力いたしております。非常にきゆうくつな状態にございますので、列車キロの増加というようなことはただいまちよつと困難ではないかと思います。
出荷が旺盛になりますことはけつこうでありますが、それに応じて輸送力の増強をいたしまして、滯貨のないようにするのが鉄道の使命と申しますか、サービスであると考えますので、極力これを一掃するように努力をいたしたいと存じます。
しかるに混んでおる列車の方に対しては、サービスははなはだ悪うございます。電化の質問の際に、東海道線は天国で、常磐線は地獄だといつか申し上げたことがあるのですが、上野以北は実にサービスが悪い。
個々の料金額の決定にあたりましては、サービスの原価、効用度、利用の普及、負担力等、諸種の要素を総合勘案して、あとう限り合理的な料金を設定するよう努めた次第であります。 その内容の概要は次の通りであります。
全部の本ということには行きませんけれども、いくらか余裕のある書物、たとえば重複本があるとかいうふうの趣旨からして、館内の閲覧事務に害を起さない程度の書物数千冊を選びわけまして、これは無償で相当長い期間、自分の家へ持つて読んでもよろししい、但し念のために保証金だけは預かつてなく、こういう形でやつておりまして、これが一般的の問題から申しますると、非常に細いあわれな線ではありますけれども、一般に対してサービス
と申しますのは、各官庁からいろいろな書物を求めて来られまするときに、結局そういう人たちが平素からいなければわかりませんので、たまたまその日はそういう人たちがその場にいないということになると——かなり無理をしてやればくふうがつきますけれども、結局能率を害し、全体の系統を乱すことになりますので、私どもやはり新しく予算をもらつて必要な人員をふやして、そして日曜も祭日も遺憾なくサービスをする、この形が一番いいと
デパートであろうと、たとえば交通機関であろうと、日曜とか、お祭りとか、あるいは正月というようなときに忙しい、それをやるのがいわゆる公衆へのサービスなのでありまして、そういう点をほんとうにやる気でお考えになるならば、方法はあると思うのでありますが、それに対してどういうふうにお考えでありましようか。
○国立国会図書館参事(角倉志朗君) サービスの面で更に減員しても業務上支障はないかどうかとの御質問でございますが、実は二十六年度の予算につきましては当図書館運営委員会の御意向もあり、又衆参両院の庶務小委員会の議題ともなり、その議決を以て予算折衝等を試みて頂きました結果、六十名の増員を頂いたわけであります。
そういう点についての館長の責任と申上げては少し強いのですが、どうでしようか、大蔵省もなかなか無理解のことだと思うのですが、特に国会議員のための重要なるサービスなさなければならん国会図書館でもあり、従つて又その経費の使用などにおいても、合理的にいわゆる表面だけ行政整理をして行く。
特にさつきお願いしました立法考査局長のほうで議員に対するサービスにおいて支障ないというふうにお考えになりますか、どうですか。
(拍手)このような会社の根本性格を拂拭せずして、これに日本経済の自立と国民生活の安定のためのサービスや強力な電源開発を望むことは、元来期待する方が無理であると申ざなければなりません。 現に東京の小石川の元日発跡に設けてありまする中央給電指令所では、全国の水力・火力発電所、貯水池の実態と日々の天候状況とを瞬間的にとらえて給電の指令をなす施設が完全に眠つておるのであります。
たとえば占領軍に対する專用市外線のサービスは、日本側の請求額の三分の二程度に査定されて、しかもそれが支拂い遅延になつておるというのであります。
しかも一面、ある新聞で拝見いたしておるのでありますが、石炭不足のために、国鉄の貨物運転用の石炭が二十数万トン不足する、しかも十一月からのサービス向上、貨物輸送力の伸長のためにする列車の増発も思い切らざるを得ない、こういうようなはなはだジレンマな状態に、国鉄経営の現状が追い込まれていると私は考えるのであります。
重点的な設備の上で、東海道線あるいは大きな幹線を主として電化するということはやむを得ないことではありますものの、公益性の平均に及ぶという建前から見ました場合においては、まことに不公平な部面が多々現われておるのでありまして、これらを考えてみた場合に、やむなく諸般の事情から運賃を値上げする、運賃は値上げするが、これに伴う負担の均衡、サービスの均衡という点におきましては、はなはだ不均衡な部面が全国的に行われる
これは新聞で拝見したのでありますが、サービス第一主義、こういうようなことを国鉄総裁御就任の第一声として、新総裁は御声明になつたのでございますが、このサービス第一主義と現在の駅頭における滞貨、この駅頭滞貨ということは、要するに輸送士不足が基因でございますが、滞貨は結局貨物に対するサービスのあまりよろしからざる現象であると私は考えるのでありますが、そのような滞貨の現状に処しての、国鉄総裁のサービス第一主義