2020-03-10 第201回国会 衆議院 法務委員会 第2号
○森国務大臣 サービサー制度は、金融機関の不良債権処理のため、特例的制度として平成十一年に運用がスタートしたところ、当時の金融危機の状況下における不良債権処理の担い手として重要な役割を果たしてまいりました。 現在は、全国で七十六社のサービサーが営業を継続し、制度開始以降のサービサー全体の累積取扱債権数は約一億八千万件、累積取扱債権額は約四百三十九兆円、累積回収額は約五十二兆円に上っています。
○森国務大臣 サービサー制度は、金融機関の不良債権処理のため、特例的制度として平成十一年に運用がスタートしたところ、当時の金融危機の状況下における不良債権処理の担い手として重要な役割を果たしてまいりました。 現在は、全国で七十六社のサービサーが営業を継続し、制度開始以降のサービサー全体の累積取扱債権数は約一億八千万件、累積取扱債権額は約四百三十九兆円、累積回収額は約五十二兆円に上っています。
サービサーによる債権回収の現状に関する評価でございますが、サービサー制度は、金融機関の不良債権処理のための特例的制度として平成十一年に運用がスタートしたところ、当時の金融危機の状況下における不良債権処理の担い手として重要な役割を果たしてきたと認識しております。
それまで弁護士法七十二条の例外が弁護士法自体に定められる範囲に限られるのか、あるいはその他のものも弁護士法七十二条の例外として解されるかという疑問があったのに対して、先ほど事務局長も御説明したとおり、ただし書を改正してその他の法律でも例外を定めるということにした措置というのもその一つの例ではありまして、それの枠内に属する者として司法書士、弁理士等に対する訴訟代理権の付与でございますとかあるいはサービサー制度
現在までのところ、さまざまな検査の過程あるいは調査の過程で、御指摘のような弊害が、このサービサー制度を揺るがすというような事例は見当たりません。しかしながら、今後とも、おっしゃるように、いろいろな例が出てまいります。不良債権の処理の実情からいたしますと、サービサーの活動というものもさまざまな面に上ってくるわけであります。十分に注意をして対処してまいりたい、このように考えております。
ただ、その主な内容は、要するに債権者でない者から請求されたという、そのサービサー制度を知らないがゆえに一体どうなっているんだという、そういうことで来たものが大半でございます。 ただ、苦情の内容で、行為規制に違反したことが場合によるとあり得るというようなものについては積極的に調査をするということにいたしております。その場合には、苦情を寄せた人のところへ直接係官が赴きまして、その話を聞く。
一 本法が、サービサーの業務の適正な運営の確保を図り、もって国民経済の健全な発展に資することを目的とするものであることにかんがみ、サービサー制度の趣旨・内容について、研修等を通じて回収業務従事者等の関係者へ周知徹底し、債務者の権利・利益を損なわないよう努めるとともに、広く国民に対しても広報を行うこと。
一 サービサー制度が国民経済の健全な発展に資することを目的とするものであることにかんがみ、回収業務に従事する者に対する研修の実施など、制度の趣旨・内容について、関係者等に周知徹底されるよう努めること。
サービサー制度は、サービサー法によって導入された我が国初めての業態でございますので、まずは国民の理解が十分に行われること、このことが大事だと考えております。 まず最初に、法律が実施されまして二年四カ月が経過いたしましたが、法の運用に当たった法務省として、当初の立法目的であります不良債権の早急な処理が十分に目的を遂げたのかどうか、あるいは暴力団支配の排除はできているのか。
健全なサービサー制度を実現するために不断の努力が必要だということを申し添えまして、質問を終わらせていただきたいと思います。 ありがとうございました。
法務大臣に、サービサー制度の円滑な運営についてこれからどう整備をしていかれるのか、お尋ねをいたします。
西崎参考人に、今度創設をされますサービサー制度についてなんですけれども、アメリカではもう長い間サービサー制度は定着をしておりまして、そしてその不良債権の回収業務を通じながら多くのサービサーが淘汰されて、そして優良なサービサーしか生き残れないという市場を形成しながら、今の日本の不良債権の回収にまでもう乗り込んできているという実態があるわけでございます。
また、これらの枠組みに加えまして、競売手続の迅速・円滑化あるいはサービサー制度の創設、共国債権買取機構や金融機関の自己競落会社の機能の拡充など、債権流動化のためのいろいろな措置が相まちまして不良債権のバランスシートからの抹消が進むものというふうに考えております。
では、自民党の四法案について、サービサーについてちょっとお尋ねしますが、このサービサー制度、初めて導入するわけでございますけれども、我が国経済の再生のためにこの債権回収会社制度というものが必要な理由、ここを的確に回答をいただければ幸いです。