1948-06-28 第2回国会 衆議院 農林委員会 第28号
そこでこの作付の実績を調べます場合には、サンプリング調査をやりまして、なわ延べによる調査とか申告脱漏の事実を調べまして、これを一層事実に近いものにしておるのであります。その事実に一層近くしたものを次の年の事前割当の基礎にいたすのであります。なお本年三月から四月にかけていたしました地方調査におきましては、同時に面積の一筆調査もいたしております。
そこでこの作付の実績を調べます場合には、サンプリング調査をやりまして、なわ延べによる調査とか申告脱漏の事実を調べまして、これを一層事実に近いものにしておるのであります。その事実に一層近くしたものを次の年の事前割当の基礎にいたすのであります。なお本年三月から四月にかけていたしました地方調査におきましては、同時に面積の一筆調査もいたしております。
しかしこれはある一年のサンプリング調査の結果をそのままとるわけにもいかないので、これをある幅の中で調整をして取入れておるのであります。從つて來年の麦の生産割当をいたす場合においては、やはりそういう点が修正されたものが基礎になるのであります。実績と言いましても、それが間違つた数字であればどんどん修正をしていくわけであります。
東京の三百三十人というものをさらに各区の人口に應じて割り当ててみますと、このときにはパーパスサンプリング即ち東京都の中の場所によつて、工業地帶があり、住宅地帶があり、商業地帶があつて、そういうふうに一應わけて見た方がよくはないかという意図のもとに、これを五つにわけて、第一に都心商業地区、これは千代田区、中央区、新宿区、豊島区、台東区、澁谷区、文京区、港区、第二に型南工業地区として品川区、大田区、第三
この調査はこのサンプリングの取り方におきまして、日本の生計費調査に一新生面を開いたものでありまして、最も嚴格に科學的にやつておりますので、この数字が私共一番重んずべきものと考えておるのでありますが、これによりますと、最近におきまして生計費の差は、乙地を百といたしました場合に甲地が百二十五、特地が百三十二、京阪神が百八十という数字になつております。
そういう話しではアメリカで發達しているサンプリング・メソッドというのが農業に應用されているのでありますが、これを日本でも取入れて、比較的少い経費で早く、しかもどの程度の誤差の範囲かどうかということまで調査していくという行き方でいつているのであります。
これは人口などを數えます場合には、そういう方法が實際正しいのでありますが、今のような経済的問題につきますと、必ずしもそういう方法によらないで、もつと少い経費でもつてこれはアメリカやロシアなどで非常に發達したのでありますが、いわゆるサンプリング、このサンプリングというのは全部を數えないで、そのうちの一定のものを數えて、一定のものを観測して、その結果によつて全體の状態を推計する、こういう方法をとつておるのであります
農民はその點が非常に不滿足であつたと思うのでありますが、われわれの考えております坪刈の方法というものは、いわゆる統計の理論に從いましてサンプリングをやるのでありますが、これはこういう方法をとるのです。