1971-07-20 第66回国会 衆議院 外務委員会 第1号
あるいはこういうことを引きましていいかどうかわかりませんけれども、サンフランシスコ条約会議におきましてソ連の代表の方は第二条の問題につきまして、このことは日本が単に台湾ばかりでなく、北のほうの問題もございまするけれども、単に日本が放棄すると書いてあるだけで、どこに引き渡すと書いてないのはこの条約の欠陥であるということを発言されてもいるわけでございます。
あるいはこういうことを引きましていいかどうかわかりませんけれども、サンフランシスコ条約会議におきましてソ連の代表の方は第二条の問題につきまして、このことは日本が単に台湾ばかりでなく、北のほうの問題もございまするけれども、単に日本が放棄すると書いてあるだけで、どこに引き渡すと書いてないのはこの条約の欠陥であるということを発言されてもいるわけでございます。
サンフランシスコ条約会議にはソ連も出ておりまして、別段特に反対もいたしておりません。そういう事実から見ましても、全ベトナム代表者として出たということは当然だと私どもは考えておるわけであります。
○並木委員 ソ連側からもいろいろ話し合いが出たそうでございますが、これについて先般重光外務大臣は、例のサンフランシスコ条約会議のときにグロムイコ代表が演説をしたあの線で先方の申し入れが行われたようだという言明をされております。しかしその後の情報は必ずしもそうでもないようであります。
たとえばサンフランシスコ条約会議のときにソ連が主張したようなものであってはならない。言いかえるならば、日本とインド、あるいは日本とビルマとの間にできましたような平和条約の型を考えるべきではないか。これはきわめて基本的な問題であって、単なる条約のテクニックではございませんので、総理大臣から明確な御意見を伺いたいのであります。