1980-11-07 第93回国会 参議院 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号
○近藤忠孝君 このリチャード・ダナーという人、一躍名前が出てまいったんですが、この人は賭博の舞台となったラスベガス・サンズホテルの社長でありまして、これは浜田ばくち問題が起きた当時の同ホテルの総支配人であったわけであります。
○近藤忠孝君 このリチャード・ダナーという人、一躍名前が出てまいったんですが、この人は賭博の舞台となったラスベガス・サンズホテルの社長でありまして、これは浜田ばくち問題が起きた当時の同ホテルの総支配人であったわけであります。
ラスベガスの税務署まで行った国会議員は私が初めてだそうでありますけれども、そこで調べました結果、ダナー氏はニクソンの期待にこたえましてサンズホテルの社長におさまっているんです。
そしてラスベガスで浜田幸一氏がやられましたけれども、サンズホテルのリチャード・G・ダナーという男は、これはウォーターゲート事件の立て役者でございます。米議会の暗殺計画委員会報告書によると、キューバでカストロを暗殺してくれたらマフィア組織の連中にキューバのハバナのばくち場の権利を与えてやろうというので、みんなCIAのエージェントにした、その連中の前で浜田幸一さんがばくちをしたわけでございます。
そのほか、ラスベガスのサンズホテルの総支配人、いまは社長になっているそうでありますけれども、このリチャード・ダナー氏がニクソン再選委員会のメンバーとして、そしてニクソンへの秘密政治資金の調達の任に当たっておったということがアメリカの国会の中では喚問されて明らかになっておるということであります。私たち共産党の訪米調査団が最近行ってまいりまして、そういう点についても調査を進めてきたわけであります。
さらに、ラスベガスのサンズホテルの総支配人リチャード・ダナーが、ニクソンの再選委員会のメンバーであって、ニクソンの秘密資金を調達していた人物であるということで、アメリカの議会にも呼び出されているというようなことも明らかになってき、このロッキード資金が日本から米国に逆流するということの舞台としてのサンズホテル、K・ハマダのあのラスベガス賭博事件はそれと関係があるのではないかというふうな新しい重大な疑惑
○政府委員(前田宏君) 過日の冒頭陳述の補充訂正におきましては、ただいま御指摘のように、サンズホテルに対する百二十万ドルの債務につきまして、小佐野被告人がこれを支払い保証をしてその弁済を順次行っていたという事実を主張し、これを立証していこうというごとになっているわけでございます。
○寺田熊雄君 また話がちょっと戻るようでありますが、先ほど刑事局長は、浜田氏が自分で財産を処分してこのサンズホテルに対する債務を支払ったと言い立てておっても、検察としては自己の主張を立証する自信があるということを、そういう趣旨の表現の主張をなさいましたね。
○中尾辰義君 それからこれも何遍も確認の意味も含めて聞きますが、K・ハマダなる人物が浜田氏であることは、これはサンズホテル側からとった補充調書で明らかになっているのか、その辺いかがですか。
○政府委員(前田宏君) 前々から申しておりますように、この小佐野ルートの公判での現段階での争点と申しますか、それは二十万ドルの授受があったかどうかということでございまして、その裏づけとしてつまり二十万ドルの使途がどうであるかということとして初めてサンズホテルへの支払いということが出てきたわけでございます。
刑事局長に伺いますが、例の小佐野ルートの公判で浜田幸一氏にも関連をいたしますけれども、検察官はサンズホテルのリチャード・G・ダナーですか、副社長、それからハリー・グッドハート、これはホテルカジノの支配人、それからジョン・ティヒスタ・カジノ貸付支配人、チャールズ・ハーシュ同ホテル管財人、こういった人たちを証人申請をしたそうですが、この経過はいまどうなっておりますでしょうか。
○政府委員(前田宏君) お尋ねのいわゆるサンズホテルの支配人等に対する証人喚問でございますが、この証人尋問請求の趣旨は申し上げるまでもないと思いますけれども、サンズホテルに対する百二十万ドルの債務、その支払い保証、またその債務が順次弁済されてきたという関係の事実を立証するためでございまして、去る四月の十日の公判で請求が検察官からなされて、裁判所で採用の決定があったわけでございます。
具体的に言えば、証拠申請をしております中にK・ハマダに対する勘定元帳であるとかというようなことが表示されておりまして、これはその証拠申請書等から見ます限り、いわゆるサンズホテルでのいろいろな帳簿上の処理というようなことでK・ハマダという名前が使われておるということでございますので、それを別な人の名前で表示することの方がかえって証拠に即さないことになるわけでございます。
いずれにいたしましても、小佐野賢治と浜田元代議士の関係は、いろいろ言われておりますけれども、この土地の問題を見てみましても、サンズホテルでの四億五千万円の保証をする、そういう土地取引の関係があるわけですから、そして現在もその土地を持って、これはその後もずっと値上がりをしているわけですから、そういう意味で浜田氏を通じて小佐野氏が財産をふやしているというような二人の関係を見てみました場合に、やはりサンズホテル
○柴田(睦)委員 ところで、小佐野賢治の事件に対する冒頭陳述の補充訂正の問題ですが、ここでは、小佐野がK・ハマダの百二十万ドルの債務について支払いを保証していたということ、それからロサンゼルス空港においてクラッターから受け取った二十万ドルをサンズホテルの残債務の支払いに充てたということが補充されたわけですけれども、エル・モロッコにおける面識の関係、また債務の負担者がK・ハマダなる者であって、これはもう
○安田(純)委員 たびたびサンズホテルに支払いに行ったりして出入国をしていることになるわけですが、四十八年に五十万ドル、二十五万ドル、二十五万ドル、この三回サンズホテルで払ったときに一体浜田氏の出入国はどうなっているのかということも伺いたいわけであります。
○山崎(武)委員 新聞、雑誌等の報道では、K・ハマダは浜田幸一氏であると言われておりますが、それは事実であるか、また浜田幸一氏がサンズホテルでバカラというばくちをして百五十万ドル負け、それが問題のサンズホテルに対する債務であると言われておりますが、それは事実であるか、お尋ねいたします。
○山崎(武)委員 K・ハマダがサンズホテルに百五十万ドルの債務を負担していたが、後に小佐野氏がサンズホテルと折衝して百二十万ドルに値引きしたということを聞きますが、これは事実でありますか。
○前田(宏)政府委員 サンズホテルというホテルがございまして、そこのホテルの勘定の上でK・ハマダという人に対する債権があって、その債権を小佐野被告人が支払い保証をしておった、その支払い保証の履行として支払われた、こういうふうに理解しているわけでございます。
そして、そのK・ハマダなる人物はそういう指摘ですが、あの冒陳で指摘された二十万ドルを小佐野がロスアンゼルスで受領して、ラスベガスへ行ってサンズホテルで支払った。そのラスベガス行きに浜田幸一代議士も同行しておった。この事実は検察官が、刑事局長は私にはっきりそのとおり間違いないと答弁しておる。こういう事実は知ってますか。
○説明員(根來泰周君) 御指摘の点について、どういう機会にそういうお話があったのか私ども確知していないわけでございますけれども、国会でも再々申し上げておりますように、三月六日に検察庁が裁判所に提出しました冒頭陳述補充訂正書によりますと、K・ハマダなる者がサンズホテルに百二十万ドルの債務を負担しておった、そして小佐野氏がこの支払いを保証しており、その支払いについては四回に分けて小佐野氏が支払ったと、その
○説明員(根來泰周君) 冒頭陳述を見ますと、K・ハマダなる人物がという非常に含みのある言葉を使っておるわけでございますが、これを読みましたら、サンズホテルに百二十万ドルの債務を負っておったというふうに書いておりますので、まさかこういう大金を架空の人物に負わせるということはないというふうな考え方から、実在ではないかというふうな結論に相なると思うわけでございます。
○市川正一君 (資料を手渡す)この中に明記されておりますので、これは法務省も検察庁も御存じないとは言えないわけでありますが、その訴訟記録の中で、一九七八年、昭和五十三年の十一月二十日付の、さきに述べました稲川会の理事長である石井進の供述調書もございますが、この石井進自身が昭和四十七年から八年ごろ、ラスベガスのサンズホテルのカジノに出入りしていくところをはっきりと認めているわけです。
○市川正一君 この点は、過日橋本議員があなたにただしましたところ、この点よく調べるということになっていたはずでありますが、それはさておいて、それでは私重ねて伺いますが、七二年あるいは七三年当時に、石井進らがラスベガスの例のサンズホテルのカジノに出入りしていたことについては、稲川会のいわゆる韓国賭博ツアー、この事件の捜査を通じてもつかんでいるはずでありますが、この点重ねて伺いたい。
この小西昭二がサンズホテルでバカラ賭博のディーラーをやっており、そうしてその後の韓国賭博のツアーの際に、この小西を韓国にわざわざ呼び出して、そうしてイカサマ・バカラのディーラーを務めさした、こういうことに事実はなっているんじゃないですか。
サンズホテルというのはそのとおりだというあなたの御答弁だったが、カジノの帳簿類、そのカジノという表現は検察官の冒陳なりあるいは証拠申請書の立証趣旨の中にあるんですか。
それから、先ほども申しましたように、その問題になっている債務と申しますものは、ただいま御指摘のサンズホテルが債権者だと、これはそのとおりでございます。 それから、百五十万ドルが百二十万ドルになったという点でございますが、これは冒頭陳述の補充訂正書の上ではそこまでは書いてございませんが、証拠申請をいたしましたものの一つの立証趣旨ということではそういうことは若干触れられてございます。
この債務はだれに対する債務かというとサンズホテルに対する債務と、こうなっていますが、これはホテルの宿泊費が百五十万ドルかかるわけはないんでね、サンズホテルが債権者ではあるけれども、これは検察官が法廷に出された証拠資料であるカジノの売掛金勘定、これがその債務の具体的内容を示す証拠だと、こうなるんではありませんか。
この中にはリチャード・G・ダナー・サンズホテル副社長の供述調書ですとか、押収に係るK・ハマダに対する個人別貸付勘定元帳カード、補助元帳、それから二十万ドルの支払い受領証と、それからアメリカ司法省のリチャ一ド・ベックラー検事から吉永特捜部長あての書簡などが入っておるというふうに報道されておるんですが、この十四点のほかのものの中には、いわゆるこのK・ハマダ、あるいはハマダという人の調書というものは入っていますか
○国務大臣(倉石忠雄君) ただいまお話のございました裁判で検察官は冒頭陳述におきまして、K・ハマダという人がサンズホテルに対して百二十万ドルの債務を負担した旨を主張しておりますけれども、このK・ハマダという人がどういう人物であるかということはわかりませんで、ただいまそういう状態であります。
ところで、このK・ハマダなる人物が債務を負ったラスベガスでの、サンズホテルでの賭博は、小佐野氏と浜田氏だけではなくて、ほかに人物がいたはずである。
○橋本敦君 法務省に伺いますが、検察庁が冒頭陳述を補充をされまして、いわゆるロサンゼルス空港で二十万ドル、これをクラッターから小佐野が受け取って、そしていわゆるラスベガスのサンズホテルにおけるばくちに負けた債務の最後の支払いに充てたということが明らかになっているわけですが、このときにK・ハマダなる人物が小佐野氏と同行して行っておった、これは間違いありませんね。
○説明員(根來泰周君) そのばくちに負けたとかいうことは冒頭陳述には載っておりませんで、K・ハマダがサンズホテルに百二十万ドルの債務を負っておって、一番最後の残額の二十万ドルを小佐野氏が支払った、こういう事実を主張しているところであります。
この冒頭陳述の補充訂正におきましては、小佐野被告人がサンズホテルというホテルに対して支払いをしたということで、その支払いの最終の二十万ドル、これがロッキード社の方から来た金であると一応認められるという趣旨のものでございますが、これは委員に申し上げるまでもないと思いますけれども冒頭陳述の補充訂正ということでございまして、まだこれからその事実は立証するということになっておるわけでございます。
○前田(宏)政府委員 念のためにお答えいたしておきますけれども、過日の冒頭陳述の補充訂正におきましては、小佐野被告人からK・ハマダなる人に現実に金が渡されたということではございませんで、K・ハマダという人がサンズホテルというところに負っていた債務がありまして、その債務を小佐野被告人が支払い保証をしたということから始まっておるわけでございます。
○前田(宏)政府委員 いまお尋ねのその弁護人側の立証といいますか提出されたものの内容の個々につきまして、一点ごとにどうだったかということをちょっといま詳細承知しておりませんけれども、当面の問題になっておりますのはいわゆるサンズホテルというところの経理関係の書類、これが弁護人側から出されたわけでございます。
○前田(宏)政府委員 何種類かの証拠の取り調べ請求をいたしておるわけでございますが、一つは「サンズホテルの支配人外二名のK・オサノの取引」と題する書面の写しというものがございます。それから同じホテルの関係者の作成しました関係者に対する報告書のような書面というものがございます。
○前田(宏)政府委員 先ほど申しましたサンズホテルの損益計算書は、先ほどの質疑応答の中でも申し上げましたように、一次的には弁護人側が提出したものを今度は検察官側の証拠として取り調べの請求をするという性質のものでございますが、その他のものは検察官側が新たに取り調べを求めているというものでございます。
○大内委員 それでは、このサンズホテルに負っていた百二十万ドルの債務を、小佐野氏がK・ハマダ氏のために次のように支払ったという事実は確認しておりましょうか。すなわち、昭和四十八年の一月十五日ごろ五十万ドル、四月二十八日ごろ二十五万ドル、七月十二日ごろ二十五万ドル、同年の十一月三日二十万ドルの現金支払い、これは確認しておられましょうか。
とすると、この外為法の三十条によって、時効を別とするならば、K・ハマダなる者とサンズホテルとの間の債権は、これは違反行為にはなるのではないでしょうか、いかがなものでしょう。
このサンズホテルでの借金はK・ハマダ氏であるということは、それでは何によって特定したのでしょう。アメリカ司法当局の捜査で確認されている、こういうふうに言われておりますが、そういう形で確認したのでしょうか。
小佐野賢治に対する議院証言法違反事件冒頭陳述補充・訂正書要旨 第九 小佐野がロッキード社の児玉に対する支払金員の一部である二〇万ドルを受領した経緯とその状況 一 小佐野は、かねてK・ハマダなる者がネパダ州ラスベガス所在のサンズホテルに負っていた一二〇万ドルの債務につき、その支払を保証していたことから、右ホテルに対し昭和四八年一月一五日ころ五〇万ドル、同四月二八日ころ二五万ドル、同年七月一日ころ
○二見委員 この補充訂正書の中に「小佐野は、そのころ右二〇万ドルをサンズホテルに対する前記(第九、一)の残債務二〇万ドルの支払にあてた。」とありますけれども、この「そのころ」というのは昭和四十八年十一月三日午後五時四十八分以降、かなり近い時日だというふうに理解してよろしゅうございますか。
商談に行ったんだということを立証するために、サンズホテルの、つまりこの損益勘定、損益計算書、こういうふうな勘定費目を証拠として逆に小佐野氏の側が出した。この計算書の中にサンズホテルのカジノの未払い、個人の未払いという形で百二十万ドルという債務が載っていた。そこで検察側は、つまり小佐野なる人の側から出た資料なんですけれども、これをアメリカ側に依頼をして調べてもらった。