2019-04-02 第198回国会 衆議院 環境委員会 第4号
中国船によるサンゴ密漁問題を背景といたしまして、外国人漁業の規制に関する法律及び排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律が平成二十六年に改正をされました。 その主な内容は、違法操業の罰金を、個人に対する罰金刑として最高額の三千万円以下と定めるとともに、違法操業の疑いがある外国漁船が立入検査を拒否した場合の罰則を新たに設け、三百万円以下の罰金とするものであります。
中国船によるサンゴ密漁問題を背景といたしまして、外国人漁業の規制に関する法律及び排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律が平成二十六年に改正をされました。 その主な内容は、違法操業の罰金を、個人に対する罰金刑として最高額の三千万円以下と定めるとともに、違法操業の疑いがある外国漁船が立入検査を拒否した場合の罰則を新たに設け、三百万円以下の罰金とするものであります。
最後に、小笠原のサンゴ密漁ということでありますが、時間がないので簡潔にお伺いします。 私の小笠原島民の関係者から、先月というか今月に入って、近いうちに大量の中国の船がやってくるという情報が入ったということであります。平成二十六年も同じように二月にそこの情報源から話が来て、九月に、そのことに関して、実際に大挙して二百そうを超える中国の漁船団がやってきてサンゴを荒らしたということがあります。
尖閣諸島周辺海域等での対応に加えて、平成二十六年秋の小笠原諸島周辺海域等における中国漁船によるサンゴ密漁のような大規模事案が尖閣の対応と同時に発生した場合についても、海上保安庁は対応していく必要があると考えますが、海上保安庁の見解をお聞かせください。
そんな中でも、特にマスコミ等でも報道されていますが、尖閣諸島周辺海域では中国公船、公船ですね、漁船じゃなくて中国公船の徘回、繰り返される領海侵入や昨年の小笠原でのサンゴ密漁問題、そういったものを始めとした活発化する外国漁船の活動、また外国海洋調査船の活動の増加など、これ海上保安庁の体制強化を図らなければ対応できない事案というのが多数発生していると思うんです。
さて、次に、昨年、小笠原近海で中国漁船のサンゴ密漁がありました。これへの対応は、罰則強化など法改正、あるいは海上保安庁の法執行体制を強化して、中国との外交交渉も通じて事態を収拾しました。ここから教訓が得られる部分もあると思います。 総理は、海洋における法の支配を国際会議あるいは先頃の七十年談話でも強調されました。
昨年発生した中国漁船サンゴ密漁問題を例に議論をしてみたいと思います。資料八をお願いします。 総理、先週九月九日、小笠原村議会で「今国会で平和安全法制の成立を求める意見書」が可決されました。総理の御見解をお伺いします。
昨年の秋、この小笠原で、まさに中国の泥棒とも思えるサンゴ密漁漁船、これ、水産庁長官、約何隻ほどで、それは中国の主にどの辺の省から来ているか、お答え願いたいと思います。
尖閣諸島での離島の防衛の話、小笠原でのサンゴ密漁対策、これらに対して、いわゆるグレーゾーン事態と言われる事態に対して、我が国の領土とか領海を守るために、これこそ法改正が必要な部分だと考えます。 そして、一方で、与党の話、政府の話を聞きますと、いろいろな、なぜできないのかという話も出てきます。
新聞記事をさかのぼりますと、一九八〇年にはサンゴ密漁摘発の記事がもう見られるわけであります。記事によれば、小笠原近海でなく、沖縄や奄美、五島列島など多くの地域で被害が発生していたということであります。当然、中国船籍による乱獲や密漁被害が新聞紙上に躍っているわけでございますから、一体どれくらいの被害があるかということを伺いたいと思って委員会で質問させていただきました。
尖閣諸島周辺海域における中国公船等や、小笠原諸島周辺海域等における中国サンゴ密漁船への対応等、我が国周辺海域をめぐる情勢は依然として大変厳しい状況にあります。我が国の領土、領海を堅守し、海洋権益を確保するため、海上保安体制を強化してまいります。
尖閣諸島周辺海域における中国公船等や、小笠原諸島周辺海域等における中国サンゴ密漁船への対応等、我が国周辺海域をめぐる情勢は依然として大変厳しい状況にあります。我が国の領土、領海を堅守し、海洋権益を確保するため、海上保安体制を強化してまいります。
せんだっての小笠原のサンゴ密漁の話もしかりでありますので、私は、しっかりまた対応していただかないかぬと改めて思うところであります。 その上で、実はこの問題は、既にして尖閣の問題は長くなりましたが、もう一回、実はこの歴史を振り返らなきゃいけない、こう思っております。 資料の二をお配りしておりますから、これを見ますと、たくさん書いておりますけれども、ポイントは二つか三つしかございません。
今回の小笠原での中国船のサンゴ密漁事件を踏まえたら、やっぱりいろんな課題があります。今長官からありましたように、やっぱり数が足らない、しっかりとした巡視船の増強を含めた体制の強化を要望したいと思います。 あの中国サンゴ漁船は福建省などから来ていました。あの漁船クラスで往復含めて油代が一隻約四百万円、二百隻だと油代だけで八億円掛かります。相当の覚悟を持って来ています。
昨日も鹿児島県沖で中国サンゴ船の漁船員が二名逮捕されたということが報道をされましたけれども、本日採決を予定しておりますこのサンゴ密漁対策関連法案ですが、今回の改正は中国サンゴ船違反操業に対して罰金や担保金の引上げを行うというものでありますけれども、それによってどの程度の抑止力が働くのか、効果が期待されるのか、その点について御説明いただきたいと思います。
○国務大臣(西川公也君) 今限られた状況の中でありますが、海上保安庁と連携をして、最大限の私どもは監視体制と警備をやっていると、こういうことでありますが、この中国のサンゴ密漁船の状況が常態化するということも想定もしなければならないと思います。
○国務大臣(西川公也君) 法を改正いただきまして、これを相手の中国の密漁船にしっかり伝わるようにしていきたいと思いますし、取締りに関しましても、海上保安庁を始め各省と連絡を密に取りながら、しっかりこのサンゴ密漁船に対する対策を取ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
まず、関連ということで、ちょっと重要な問題でサンゴの問題というところを少しやりたいと思っておりますが、小笠原地域における中国船のサンゴ密漁の問題ということで、これは待ったなしということで、ちょっと解散もささやかれているものですから、これは何としてでも我々も議員として取り組まなければならぬ問題かなと思いましたので、ちょっとここを挟ませていただきたいと思っております。
これらの対策を講じますことで、政府全体として、小笠原諸島周辺海域における中国船によるサンゴ密漁の根絶に向けて、対応してまいりたいと存じます。
○武部委員 しっかりと我が党も、政府と歩調を合わせて、これについて取り組んでまいりたいと思いますし、自民党におきましては、外交、国土交通、国防、水産部会の合同会議におきまして、中国船のサンゴ密漁に対する厳正な対処と厳重な抗議を求める決議を行いました。
○西川国務大臣 十一月六日に、今申された申し入れを、内閣官房長官に対して、自由民主党として、小笠原諸島周辺海域における中国船のサンゴ密漁に対する厳正な対処と厳重な抗議を求める、こういう申し入れがあったことは承知しております。
新聞記事をさかのぼりますと、一九八〇年にはサンゴ密漁摘発の記事がもう既に見られます。今回問題となっている小笠原近海だけではなく、沖縄や奄美、五島列島など多くの地域で被害が発生しております。 これまでのサンゴの密漁の摘発状況、被害の実態、全容はいかがなのでしょうか、教えていただきたいと思います。
極めて重大なことであって、もう一つ水産庁に聞きたいんですが、宮古島と沖縄本島の間のあの瀬のサンゴ密漁の後、中国漁船の後、あの海底の環境はどうなっているか。ということは、百五十メーターから二百メーター下にあるアカサンゴですから、底引き網、地引き網でやると、上のサンゴやサンゴの中に生息する海洋生物、全部根こそぎ持っていくんですよ。坊主にしてくれるんですね。
したがって、このサンゴ密漁問題を日中当局が連携をして徹底的に解決するということをすれば、将来の日中関係、尖閣とかそういうことまでは言いませんけれども、もろもろの問題にとって私はこれは非常にいい影響になってくるというふうに思うんですよ。 だから、この際、本当に徹底して日中当局が連携をしてこの問題をおさめていく、静めていく、そういう大臣の強い決意はいかがでしょうか。お示しください。
○岸田国務大臣 本年九月中旬から、小笠原諸島周辺海域におきまして、中国のサンゴ密漁船と見られる漁船が多数確認されています。海上保安庁によれば、十一月三日、小笠原周辺海域及び孀婦岩の周辺海域において、中国のサンゴ密漁船と見られる外国漁船二百五隻を確認したと承知をしています。
小笠原諸島沖の中国漁船によるサンゴ密漁に対する海上保安庁の監視体制強化についてお尋ねがございました。 現在、海上保安庁では、小笠原諸島、須美寿島などの周辺海域において大型巡視船や航空機を集中的に投入した特別な体制を取っております。水産庁の漁業取締り船等とも連携し、違法操業等を行う外国漁船の取締りを強化しております。その結果、十月五日以降、これまでに五人の中国人船長を逮捕しています。
先ほど申し上げましたサンゴ密漁取り締まり及びソ連船とのトラブル等を勘案したときに、どうしても海上保安庁の基地を小笠原につくるべきだと考えるわけですけれども、この点はどうなんでしょうかね。
もう一つは、台湾漁船による小笠原領域のサンゴ密漁が大変盛んになっておりまして、現地からのなにによりますと連日四十隻から五十隻ぐらい入っている。これは近年沖繩で問題になったのですけれども、どうしたことか、最近はとり尽くしたのか、ずっと小笠原の方へやってきました。サンゴというのは貴重な資源で、一度とりますと再生に約百年かかると言われています。特殊な海洋資源です。