1999-12-02 第146回国会 参議院 法務委員会 第8号
日本共産党が提出をしておりますオウム規制法案は、サリン被害防止法を改正、強化し、暴対法の枠組みでサリン犯罪集団の活動を規制することによってオウム対策を行おうとするもので、暴力団対策と同じように、犯罪の予防、鎮圧を責務とする刑事警察がサリン大量殺人を犯した集団の活動を規制する枠組みこそが、関係住民の要望に速やかにこたえ、サリン犯罪等の再発を防止し、住民の安全を確保する上で最も道理ある現実的な方法だと考
日本共産党が提出をしておりますオウム規制法案は、サリン被害防止法を改正、強化し、暴対法の枠組みでサリン犯罪集団の活動を規制することによってオウム対策を行おうとするもので、暴力団対策と同じように、犯罪の予防、鎮圧を責務とする刑事警察がサリン大量殺人を犯した集団の活動を規制する枠組みこそが、関係住民の要望に速やかにこたえ、サリン犯罪等の再発を防止し、住民の安全を確保する上で最も道理ある現実的な方法だと考
本法案は、これらの要望にこたえて、サリン被害防止法を改正し、オウム教団とその構成員によるサリン犯罪等の再発を完全に防止し、公共の安全の確保に寄与しようとするものであります。 以下、法案の主な内容を御説明いたします。
本法案は、これらの要望にこたえて、サリン被害防止法を改正して、新たに、団体の活動として団体役職員または構成員がサリン等を発散させることにより無差別大量殺人行為を行った団体について、その活動状況を明らかにし、また当該行為の再発を防止するために必要な規制措置を講ずることによって、オウム教団とその構成員によるサリン犯罪等の発生を完全に防止し、公共の安全の確保に寄与しようとするのが目的であります。