それから、時間がないので、一つ、サマワ評議会に関して、これは政府の報告に関することでございますので確認をしておきますけれども、例の有名になっております、一月二十日に、知事の公邸で、日本の先遣隊の皆さんに評議会の代表だと言われたので会ったらば、それが議長じゃなくて、後で議長代理だったという話がありますが、実は昨年、この市の評議会の議長アリ・ダファーイ氏には、日本政府の関係者が二度ないし三度会っているんですよね
藤田幸久
さらに、評議会の実態を把握した後も虚偽の答弁を繰り返し、先遣隊報告にあるサマワ評議会議長との会見の事実すら確定できず、先遣隊の派遣前に報告書の筋書が作られ、先遣隊の派遣そのものが本隊の派遣を正当化するための方便に使われたとみなさざるを得ないことなどは、国民に対する背信行為と言わざるを得ません。特に、総理の発言の撤回は、前代未聞の醜態でありました。
辻泰弘
○川口国務大臣 この前、御答弁をしたときに、サマワに関する予算はこの中に、この補正予算に含まれていないというふうに答弁をしたつもりはございませんで、サマワ評議会を対象としている案件はないというふうに申し上げたわけでございます。
それで、サマワについて、補正予算でやるのと、それから、既にもう決定をした支援、十五年度予算でというのもございます。
川口順子
○国務大臣(石破茂君) この紙はさておきまして、サマワ評議会というものが、別に自衛隊の土地に限らず、何かを、オランダでもそうですしイギリスでもそうかもしれません、何かを行うときにそれが決定権を要する、その議決等々をもって了解を得なければ、そういうような海外の組織が、そういう法的行為というのでしょうか、事実行為も含むのかもしれません、これを行うことは成し得ないというふうには理解をいたしておらないところでございます
石破茂
サマワ評議会の問題が治安状況の悪化に直接結びつくものとは認識していない、全体の判断について、自衛隊の派遣についての判断については総合的に判断すると。
現在において、今のサマワの評議会の問題が、自衛隊の派遣は適当でないということには結びつかないということを言っているわけであります。
小泉純一郎
サマワ評議会の問題があの全体の地域の治安状況の悪化に影響を及ぼす問題とは認識しておりません。でありますので、今後ともサマワ市の評議会の動向については注視してまいりますが、全体の問題につきましては総合的に判断していきたいと思っております。
小泉純一郎
○末松委員 先ほど、サマワ評議会が総辞職した、これはCPAとの対立によって総辞職したという話がございましたけれども、この防衛庁のペーパーには「存在する宗教勢力は穏健なもの。」と書いてあるんですけれども、この認識は、その根拠は何ですか。
末松義規
ちなみに、きのうの日本テレビの夕方のニュースで、サマワ評議会のファディール・アサブ事務局長が、サマワ評議会について、十二人のメンバーのうち、議長を含む六人がメッカ巡礼に行っているが、それは一時的な欠席で、解散もしていないし、だれもやめていないと述べた旨、テレビで報道されております。
これはまた新しい事実関係が報道されておりまして、これが事実かどうか。
達増拓也
○木下委員 今になってサマワ評議会の評価をどんどんどんどん、大したことない大したことないみたいに下げようとしているが、しかし、住民の意向で選ばれた評議会ですよ。(石破国務大臣「違います」と呼ぶ)違いますか。ここに書いてあるんですよ。住民の意向でと書いてあるじゃないか。はっきり答えてください。
木下厚
○木下委員 そうすると、このサマワ評議会というのは、CPAからある程度指導を受けて、あるいはサジェスチョンを受けてつくったわけでございましょう。その辺はどうなんですか。
木下厚
すなわち、委員会の時点ではサマワ評議会メンバーが辞職している事実を知りながら虚偽の答弁をしたのではないかとの御指摘でございますが、議事録を御確認いただいてもおわかりいただけるかと思いますが、昨日の委員会におきましても、ルメイサ市及びサマワ市の市評議会議員が一月二十一日及び一月二十四日に辞職をしたということは承知をしておるところでございますとの答弁を私はいたしております。
石破茂