1973-06-21 第71回国会 衆議院 逓信委員会 第24号
そういうことで、これを受けまして五月の中ごろに東京地本ではこの独自要求というものを五月一ぱいで解決しよう、こういうことでいわゆる業務規制闘争、すなわちサボ戦術に出ることにしたようでありまして、これを受けまして五月の十九日ごろから、都内で七十七の集配普通局がございますが、そのうち四十数局におきまして能率ダウンというような規制闘争が顕著にあらわれ始めました。したがって郵便物が非常にたまりだす。
そういうことで、これを受けまして五月の中ごろに東京地本ではこの独自要求というものを五月一ぱいで解決しよう、こういうことでいわゆる業務規制闘争、すなわちサボ戦術に出ることにしたようでありまして、これを受けまして五月の十九日ごろから、都内で七十七の集配普通局がございますが、そのうち四十数局におきまして能率ダウンというような規制闘争が顕著にあらわれ始めました。したがって郵便物が非常にたまりだす。
その交渉に入ることによって、事業主の方がそれはできないと言うと、サボ戦術をやる。しかしこれはほんの一部で、最近では九州だけじゃないかと思います。
日産分会というものはここ数年来非常に卑劣と申しますか、まあ要領がいいと申しますか、大きな要求を出して、それが会社に拒否されますと、すぐいわゆる放縦なサボ戦術に入るのであります。我々労働者としては当然与えられているストライキ権、これを堂々と行使することは、我々労働者として当然なすべきことでありますが、ストライキをやれば当然賃金が支給されない。それでは困る。
それから第二の点ですが、例えばストを行わんでサボをやつている、サボ戦術に大体この闘争というものを持つて行つている。併しサボ戦術というのは、私は一つの労働者としての戦術ではないかと思いますが、そういう点はどうも私には、サボ戦術だから非合理であるという工合には考えられないのです。