1988-03-30 第112回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
それで、ついでに申し上げますと、韓国は、サハリン上空で大韓航空機が落とされましたね。あの賠償問題も全然まだ解決してないわけでしょう。それで、国民とかああいう関係者、被害者、遺族なんかになってくると、こういう問題が重なってくるとだんだんだんだんおかしくなるんですね。この問題は何ていったってキャリアは大韓航空機なんですからね。乗った乗客は大韓航空と契約して乗っているわけでしょう。
それで、ついでに申し上げますと、韓国は、サハリン上空で大韓航空機が落とされましたね。あの賠償問題も全然まだ解決してないわけでしょう。それで、国民とかああいう関係者、被害者、遺族なんかになってくると、こういう問題が重なってくるとだんだんだんだんおかしくなるんですね。この問題は何ていったってキャリアは大韓航空機なんですからね。乗った乗客は大韓航空と契約して乗っているわけでしょう。
しかしながら、この前外務委員会でも問題になっておりましたが、サハリン上空。 〔委員長退席、関山委員長代理着席〕 それから、今度はアンカレジからロス行きの航路逸脱がある。それから豪州でもコースを逸脱したという問題がある。それから福岡空港でのニアミスが一つ最近問題になっている。あの事故以降といえども、日本航空のこういう非常に危険な状態というのは頻発している。
この筋書きは、結局パイロットがこのサハリン上空であることを知らずに飛んだという前提に立っているのでありますが、私どもが問題にしたいのは、果たしてこのサハリン島上空を乗務員が知らずに飛び越えているのか、承知の上で飛び越えているのかという点なんです。
そうなると、今までのやりとり、つまりここのやりとりじゃなくて、衆参両院における質疑の中で、あるいは質問主意書で明らかになったことは、明らかにこの大韓航空はサハリン上空であることを承知の上で飛び込んできたというふうな認識をせざるを得なくなるわけです。こうなると、非難をしたICAOの根本もこれは揺らいでくるということになるわけです。
ソ連の示した図によると、大韓機はまず大きく右旋回、次いでやや緩いが似たような角度で左旋回し、間もなくサハリン上空に差しかかっている。自衛隊の図は三時十二分のそこからだ。タイム・ラグがあった。気がついて、交信記録を分析し直したときは、朝刊の締め切り時間帯をとっくに過ぎていた。」気がついたら遅かったというわけです。こうお書きになっているのですね。
これが大韓航空機であることはレーダースコープ上の白い点からはわからず、ソ連の民間機がサハリン上空を飛んでいると思った。」こうなっている。見ていたじゃないか、その次どうなったか。スクランブルがかかってくる。これもあなた方見ている。ところが、もう時間がないから一々読み上げませんが、「スクランブルがかかってきたら演習だと思った」、そんなばかな話がありますか。
したがいまして、自衛隊といたしましては、その時点でこれがいかなるものであるかということは何ら認識をし得ない時点でございまして、その時点でサハリン上空をそのような航空機が飛んでいたからといって、自衛隊がこれを大韓航空機が迷い込んだということを知っていたことにはならないわけでございます。
いまKALのケースに限定して伺いますけれども、今回はカムチャツカ、サハリン上空を横断いたしました。これが不法行為というふうに判断されるのか、単なる過失であるのか、あるいはまた重過失というような判断がなし得るのか。先ほど井上委員から賠償の問題が出ておりましたけれども、それとも非常に重大な関係がございます。日本政府としてはどういうふうに御判断でありますか。
約二時間後にサハリン上空の航跡図でソ連機の形跡を発見した。サハリン上空の航跡図を果て、ソ連機の追跡でございますが、発見ができた。そして、防衛庁は航跡図から撃墜と判断をした。これはその後二時間です。午前五時前ですよ、連絡が長官に行ったのは。そして、午前十時になって夏目次官が後藤田官房長官に報告をした。午前十時。そして、並行的に行われたのはソ連パイロットの交信記録の解析。