2019-02-28 第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
二〇一三年のサハラ砂漠以南のアフリカの場合、その地域全体に占める貧困人口の割合が四二%、中央・南アジアの場合は一四%、そして東アジア、東南アジアだと三%と、地域による大きな違いがあります。 日本のODAは、外務省の資料によりますと、二〇一六年時点で総支出額の五二%がアジアに、一四%が中東、北アフリカに、一一%がサハラ砂漠以南のアフリカに配分されています。
二〇一三年のサハラ砂漠以南のアフリカの場合、その地域全体に占める貧困人口の割合が四二%、中央・南アジアの場合は一四%、そして東アジア、東南アジアだと三%と、地域による大きな違いがあります。 日本のODAは、外務省の資料によりますと、二〇一六年時点で総支出額の五二%がアジアに、一四%が中東、北アフリカに、一一%がサハラ砂漠以南のアフリカに配分されています。
しかし、サハラ砂漠以南は、貧困やエボラ出血熱等のはやり病、食料の安定供給や医療システム分野の遅れている地域もあります。日本は、ヨーロッパや韓国、中国のアジアの競合国と比較してアフリカへの企業進出は後れを取っています。そこで、アフリカに進出し海外展開を図りたいという企業には優先的に保険契約を結ぶなど、取引基準があっても私はいいと思います。 そこで、宮沢洋一大臣にお伺いをいたします。
例えばサハラ砂漠以南でのアフリカでは住民の六二%、それから南アジアの都市でも四三%がいわゆるスラムと呼ばれる都市に流入して劣悪な居住環境に暮らしております。ほとんどの場合、こういったところでは水道はありません。せいぜい一本の井戸に百軒ぐらいの人たちが水を使っているというような状況です。ここにも支援の必要が大いにあります。
御覧のように、サハラ砂漠以南の人が多く住んでいるアフリカのほとんどは、国際河川あるいは国際湖沼の流域でございます。すなわち、アフリカに住むほとんどの人にとっては、国際河川あるいは国際湖沼の問題は自分たちの切実な問題であるわけです。 私の研究しておりますのは、水資源にかかわる安全保障であるという言い方をしてよろしいかと思います。
こういうようなことで、HIVは現在、世界的には、ここにお示ししますように、世界の感染者の約六六%ぐらいがサハラ砂漠以南のアフリカにいるということで、アフリカが最も火急の問題でありますけれども、アジアの人口を考えますと、やはり非常にHIV感染というのはアジアで大きな問題である。しかも、HIVの場合には国によって流行拡大の時期、歴史が違う。
昨年末の調査によりますと、今地球上にはエイズウイルスの感染者は三千三百万と言われておりますが、その三千三百万のエイズウイルスの感染者のうち、サハラ砂漠以南がその三分の二、およそ二千三百万人いるというふうに聞いておりますので、そうではないかと思います。
○木俣佳丈君 日本では余り知られていないんですけれども、サブサハラ、今言われたサハラ砂漠以南の国では、若者の、特に十五歳から四十九歳までの間の、これは統計はまだ実は私が持っているのは三割を超えておりまして、の方がエイズにかかっているという状況だそうでございます。この中で日本政府は何をしてきましたか。
今申し上げましたように、サハラ砂漠以南で二千三百万というふうに申し上げましたが、私どもが承知をしておりますエイズ感染の状況について申し上げますと、九八年中のエイズによる死者は二百二十万人。これは、世界の人口の一〇%が住むこの地域に、全世界のHIV感染者の七〇%が集中していることになると言われております。
そういう点で、やはり普通の市民社会における感覚からいけばそれはそれでいいのだろうと思いますが、やはり現在の、二十一世紀を直前にした世界の状況の中で、アフリカ、しかもアフリカ・サブサハラという国々、サハラ砂漠以南の国々すべてというのではなくて、すべてに近いのでしょうが、かなり多くの国があって、非常に厳しい国がある。
サハラ砂漠以南のアフリカ諸国で、生まれた赤ちゃん千人当たり五歳までに死亡する人数、つまり五歳未満児死亡数は、国連統計では世界平均で百八十三人でありますが、本条約を既に批准しておりますニジェールという国は、これが最悪でございまして三百二十人、うまり千人のうち三分の一が五歳までに死亡しておる、こういうことであります。ちなみに日本は六人であり、米国は十一人であります。
また、サハラ砂漠以南のいわゆるブラックアフリカ諸国の大多数やラオス、カンボジア、ビルマなどの南アジア諸国は、輸出産品の値下がりや戦乱による荒廃あるいはすぐれた経済指導者の欠如等により慢性的な経済の停滞を招き、今なお最貧国の状態から脱出し得ない状況であります。
○井上(普)委員 先ほども申しましたように、国民の七六%近くが海外援助について理解を示しておるというのは、これはアフリカのサハラ砂漠以南のあの飢餓の状況、あるいはまたエチオピアのあの飢餓の状況、あるいは東南アジア諸国における貧困のさま、こういうものが大きな影響を示しておるのではないだろうかと私は思うのであります。
途上国の中でも、第一のグループに属する最貧国、一人当たりGNPが四百ドル以下の国、特にサハラ砂漠以南の多くのアフリカ諸国は経済成長の目鼻さえつかず、飢餓状態上をさまよいつつあります。 第二グループは石油産出国であります。
あるいはサハラ砂漠以南のアフリカが出てくる。あるいはラテンアメリカ、中米が出てくるわけです。つまり、第三世界における政治紛争、軍事紛争というのは、あれはソ連の膨張主義のあかしなのだ、つまりソ連が第三世界に軍事的な膨張をしているのだ、間接侵略にしろ直接侵略にしろさまざまな形で第三世界に進出している、その証拠が今の第三世界における紛争の頻発状況じゃないかというわけです。
それは、今サハラ砂漠以南の大干ばつ、飢饉という問題が、例えばモザンビーク等を中心にして餓死者は十万とも言われ、十七万とも言われ、飢餓線上が二千万人とも言われているわけですね。だから、一日に必要とするカロリーのほとんど半分にも満たないようなものしか摂取されていないという状態がヨーロッパのすぐ南側に大量に発生しているわけです。