1995-02-20 第132回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
もし沖縄でサトウキビ作農家がだめになれば、県内の離島はさらに過疎化が進行し、長らく待たずに無人島になってしまう、こういうおそれがあるわけであります。
もし沖縄でサトウキビ作農家がだめになれば、県内の離島はさらに過疎化が進行し、長らく待たずに無人島になってしまう、こういうおそれがあるわけであります。
そういうことを思いますときに、特にあたたかい政治の手を伸べるべきであるし、かような観点から政府も勇断をもってトン当たり一万八千円以上の決定をするべきである、これが何にも優先して、沖繩島民のサトウキビ作農家を救う一番の唯一の道である、そして逐次に基盤整備、農業近代化等をし、いろいろとあたたかい予算措置をするというふうに進めていただきたい、と、かように私は最後に申し上げるわけです。
それがサトウキビ作農家にも大きくしわ寄せをいたしております。 これらの状況を憂慮いたしまして、九月十日の徳安甘味資源審議会会長の答申でも、附帯決議におきまして、第一に、四十九年度のサトウキビ価格については前年を大幅に上回る適切な水準に高めること、第二に、農産物価格問題の根本的解決をはかるため、すみやかに価格算定方式、価格制定の確立を検討してほしいといたしております。
そうすれば、鹿児島県におきまするサトウキビ作農家も、いまより以上に安定した形においてサトウキビ生産ができるのではないかというように、私どもは、そういったような技術的な可能性も十分あるというように考えております。
このようなサトウキビ減産の要因は以上の理由にとどまらず、農地の基盤整備、かんがい設備、土地改良及び土地の構造改善事業、品種改良、機械化、合理化等の意欲を喪失させ、南西諸島の唯一の基幹作物であるサトウキビ作農家に及ぼす影響は大きく、今期キビ価格の決定いかんによっては、サトウキビ収穫も放棄せざるやむを得ない事態になることもあり得るという深刻な状況下にあります。
先生御指摘のとおり、沖繩農業の基幹を占めております砂糖産業でございまして、砂糖産業につきましては、地域産業としての重要性はもちろんのこと、全国的な甘味資源対策の見地からも、その振興につきましては、従来からいろいろ施策を講じてきたわけでございまして、特に沖繩の復帰に伴いまして、沖繩県を甘味資源特別措置法に基づきまして、サトウキビ生産振興地域に指定を直ちに行ないまして、サトウキビの生産性の向上なり、サトウキビ作農家
しかしながら、サトウキビの病害のうち、被害の大きい矯化病の発生が最近わが国において確認され、サトウキビ作農家の経営に及ぼす悪影響が憂慮される実情にあります。この対策として、無病健全な優良品種の種苗を円滑に供給する体制をすみやかに確立する必要があり、このため、サトウキビの増殖に必要な種苗の生産及び配布を行なう機関として、さとうきび原原種農場を設置することとしたのであります。
しかしながら、サトウキビの病害のうち被害の大きな矮化病の発生が最近わが国において確認され、サトウキビ作農家の経営に及ぼす悪影響が憂慮される実情にあります。この対策として、無病健全な優良品種の種苗を円滑に供給する体制をすみやかに確立する必要があり、このため、サトウキビの増殖に必要な種苗の生産及び配布を行なう機関としてサトウキビ原原種農場を設置することとしたのであります。