1981-05-28 第94回国会 参議院 法務委員会 第9号
次に、刑事上の責任を追及された事例でございますが、これは現在までに四件ございまして、山陽特殊製鋼、日本熱学工業、東京時計製造、不二サッシ工業及び不二サッシ販売、この四件について、これに関与した公認会計士がいずれも刑事上の責任を問われております。 以上でございます。
次に、刑事上の責任を追及された事例でございますが、これは現在までに四件ございまして、山陽特殊製鋼、日本熱学工業、東京時計製造、不二サッシ工業及び不二サッシ販売、この四件について、これに関与した公認会計士がいずれも刑事上の責任を問われております。 以上でございます。
不二サッシ工業及び不二サッシ販売からは、有価証券報告書の提出を大蔵省は受けておるわけでございまして、不二サッシ工業及び不二サッシ販売が経営者が交代いたしましてから新たに監査法人が入りまして、過去にさかのぼって会計処理をいろいろと調査したわけでございますが、会社及び監査法人からも同様な数字の報告は受けております。
「五月二十九日、東京証券取引所で株式売買取引を停止された住宅用アルミサッシの大手メーカー、不二サッシ工業と、その販売部門の不二サッシ販売は、同日、前三月期決算を急きょ発表したが、粉飾額はこれまでわかっただけでも、両社合わせて四百三十億円にも上った。これは山陽特殊製鋼の七十二億円を大きく上回って史上最高。東証は、きょう三十日から両社株式を監理ポストに割り当てるとともに、信用取引の停止を決めた。」
不二サッシ工業及び不二サッシ販売の毎年事業年度末に提出をいたします有価証券報告書、年次報告書でございますが、これにつきましては、第一次的に公認会計士の監査を受けまして、その監査証明をつけて大蔵省の方に提出され、これが一般に開示されるということになっております。