2004-11-30 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
しかし、これは、日本は、あの地域が最も貧しい地域で、先生御指摘いただいたように、サダム政権下でほっておかれた地域ですから、そこを選んでやっているわけですから、一定のそういう意味では重視をするというのは適当な政策だと思っておりますが、それにつけても全体の中におけるバランスということも考えないといけないと思っております。
しかし、これは、日本は、あの地域が最も貧しい地域で、先生御指摘いただいたように、サダム政権下でほっておかれた地域ですから、そこを選んでやっているわけですから、一定のそういう意味では重視をするというのは適当な政策だと思っておりますが、それにつけても全体の中におけるバランスということも考えないといけないと思っております。
しかし、それと同時に、アラブ諸国全体が横断的にこの問題をどう考えるかという問題がこのパレスチナ和平には大変重要な問題だと私自身は理解をしているんですが、実はイラク国内にも多くのパレスチナ人が住んでおりまして、サダム政権下では彼たちは対イスラエルのシンボルとして非常に優遇されて、年間借地料が二ドルだとか数ドルでそこの土地を借り生活をして、サダム・フセインに守られていて、反イスラエルのシンボルとして生活
まず、イラク状況ということなんですけれども、昨年の一月、ちょうど一年前、サダム政権下ですけれども、イラクを訪れ、病院などでの人道支援、それから、子供たちからメッセージと絵を受けるという活動を、「子どもたちのイラク」がありますので、後でごらんください、活動を続けておりました。
ただし、戦後の略奪行為は相当すさまじく、今もつめ跡が残っておりますし、また、サダム政権下の長年の間、社会経済インフラへの投資が十分でなかった。経済制裁もそれに加わりまして、電力、上下水道等々、社会経済基盤は極めて不十分で、治安を初めとする国民生活全体に悪影響を及ぼしているのは推察できました。