1966-06-10 第51回国会 衆議院 大蔵委員会 第50号
大多数の国民の代表の意見というのは、やはり銀行というものは将来外債等を出して資金を募集することもあるであろうし、やはりこれはサウンドバンキングと申しますか、健全金融の立場に立ってやるべきだ、ということは、要するにある程度金利その他も高くなる、こういうことであるわけですが、しかしまた、一方におきまして、東南アジアの需要を見ます場合に、社会資本の充実とか、あるいは国際収支が非常によくないというような国に
大多数の国民の代表の意見というのは、やはり銀行というものは将来外債等を出して資金を募集することもあるであろうし、やはりこれはサウンドバンキングと申しますか、健全金融の立場に立ってやるべきだ、ということは、要するにある程度金利その他も高くなる、こういうことであるわけですが、しかしまた、一方におきまして、東南アジアの需要を見ます場合に、社会資本の充実とか、あるいは国際収支が非常によくないというような国に
それから、そのほかの条文にも、いわゆる銀行が、サウンド・バンキングといいますか、健全なる経営ということをたてまえにしております。そういうことでございますので、いま御質問のような事態が起こってきましたときには、この二つの点から取り上げるべき問題である、考慮すべき問題であるというふうに考えております。
私は、何も財政金融政策なり環境の問題もあるけれども、しかし、銀行としてはこれは第一当然のことなんでして、融資ルールがあろうがなかろうが、預貸率がいまのような状態でいいなんてことにはならないので、やはり徐々に預貸率が改善されるということは、融資ルールを離れても、サウンドバンキングということでは当然のことでございます。
ふえるでありましょうが、それによる銀行のコストの増大というものをやはり見なければならないのではないか、現在私どもサウンドバンキングという問題を強く申しておりますのは、できるだけやはり資金コストを安くして、外部負債も返してやっていただきたい、預貸率も正していただきたい、こういう考えでありますから、都市銀行としては預貸率を正す一つの道であろうというお考えもあるかもしれませんけれども、しかしこれは貸し出し
これはサウンドバンキングの問題もありますけれども、一番大きな問題は、少なくともコールが安い状態をある一定度続けるためには、銀行側の行き過ぎた貸し出し姿勢をためない限り、日本の資金需要というものは常に大きいわけですから、そこに歯どめをかけることによって、人為的に多少の金融の緩慢をつくる以外には、公社債市場をつくるチャンスはないわけですから、そういう意味では、当委員会においては当面積極的に考えておりますけれども
銀行でございますので、予算を立てますときには、入る方は割合シビアに考え、支払いの方はなるべくたっぷり、十分見込んでおくという銀行のサウンド・バンキングの経理のやり方にも関係しているかとも思いますけれども、おもな原因は今申しましたような事情によるものであります。
それから市中金融機関に代理貸しをお願いするということも考えたのでありますが、これは銀行行政上、市中金融機関というものはできるだけサウンド、バンキングのベースに置いておく方がいい、こういうふうな代理貸し的なことはしない方がいいのではないかという意見が強く、しない方がいいのじやないか。