2003-04-16 第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
一部電話網の、昔のいわゆるもしもし電話の電話網の整備に日本の企業が参画しているとかそういうのはあるわけですけれども、いわゆる先端的なITの分野で日本のコミットというのは、一部マレーシアのスーパーコリドールのサイバージャヤとかその辺では少し見えましたけれども、なかなか見えてこない。
一部電話網の、昔のいわゆるもしもし電話の電話網の整備に日本の企業が参画しているとかそういうのはあるわけですけれども、いわゆる先端的なITの分野で日本のコミットというのは、一部マレーシアのスーパーコリドールのサイバージャヤとかその辺では少し見えましたけれども、なかなか見えてこない。
ただ、やっぱり韓国を除くとどうしてもハード型のプロジェクトが先行しがちで、例えばインドのバンガロールですとか、あるいはマレーシアのサイバージャヤですとか、ああいうところはそれなりにお金も入って形も見えて、ああ何となくまあ進んでいるのかなという感じがするんですが、一方でネット型というかソフト型のプロジェクトですね、この会津先生の資料にも入っていましたが、シンガポール・ワンなんかは全然うまくいっていない
たまたま私、マレーシアのサイバージャヤと呼ばれますIT都市のマスタープランづくりにマレーシアへ行っておった経験から言いまして、日本はかなりのIT都市を今回の首都機能移転でつくるべきと。そして同時に、環境共生技術をそこにフルに、これも研究開発して、両方の要素を持った都市建設を行うと。
○カティブ参考人(通訳) 御質問の内容がちょっと広過ぎまして、明確にお答えすることが難しいのですけれども、このプトラジャヤ及びサイバージャヤという二つの都市を含むマルチメディア・スーパー・コリドールというのは、十五キロ掛ける五十キロというとても広いところにつくられるものでして、特にサイバージャヤの方は、研究開発施設やソフトウエア、ハードウエアなどの産業、またマルチメディア関連産業などが多く入ることになっています
サイバージャヤと呼ばれる情報技術都市がつくられ、世界的な規模の情報通信企業やサービス産業を誘致されて、マルチメディアを中心とした産業振興を図ることが計画されています。我が国でもNTTなどが協力しているようですが、MSC計画の進展状況等はいかがでしょうか、お伺いいたします。
○カティブ参考人(通訳) プトラジャヤの隣にはサイバージャヤという町がつくられます。それから、二十五キロ先にはクアラルンプールもあります。
これは、例えばMSC計画、プトラジャヤという首都機能を新たに都市として設けて、国際空港と情報都市、サイバージャヤを結ぶこのトライアングルで二十一世紀の情報大国を目指しているわけでございますが、この情報ネットワーク社会、荒井委員もおっしゃったとおりでございますが、この時代には恐らく、仮にどこに首都機能が移っても、本来情報社会が進展すれば日本列島というのはむしろ一つの情報拠点として機能していくのではないかと