2020-12-03 第203回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
この核燃料サイクルそのものに御疑念を持っているようでありますけれども、これは、高レベル放射性廃棄物の有害度をまず低減をするということ、それから、その量を減らすことができるということに加えまして、資源がない日本において、資源の有効活用にも大変に有効であるという観点から、ぜひ、安全確保を最優先として、引き続き推進をしてまいりたいと考えます。
この核燃料サイクルそのものに御疑念を持っているようでありますけれども、これは、高レベル放射性廃棄物の有害度をまず低減をするということ、それから、その量を減らすことができるということに加えまして、資源がない日本において、資源の有効活用にも大変に有効であるという観点から、ぜひ、安全確保を最優先として、引き続き推進をしてまいりたいと考えます。
また、その場合には、現在のエネルギー基本計画にこだわることなく、しっかりと核燃サイクルそのものについても在り方を御検討いただきたいというふうに思います。 続きまして、石炭火力発電所について質問させていただきます。 エネルギー基本計画では、利用可能な最新技術の導入による新陳代謝を促進するというふうに石炭火力発電について位置付けられています。
○又市征治君 私の記憶に間違いがなければ、河野太郎大臣も大臣になられる前まで、この核燃サイクルなんというのはこれ失敗だ、やめるべきだと、こうおっしゃっていたように思いますけれども、少なくともこの願望、希望から前のめりで進んできて「もんじゅ」が失敗をした、一方では福島原発事故だったということを肝に銘じるならば、本当に核燃サイクルそのものは断念をすべきだ、こう強く申し上げておきたいと思います。
○参考人(後藤正和君) ちいちゃな自治体の上で、先ほど来申しておりますPDCAサイクルそのものの考え方が、地方自治体あるいは神山町の中でどれだけ今日までにもう理解されているかということかなと思います、制度として。
あわせて、この事態も踏まえて、私は、全く実現性のない「もんじゅ」は速やかに廃炉にするという決断をもうすべきだ、核燃サイクルそのものがもはや無理だというのは世界的にも明らかになってきている、このことにまだしがみついている、このことをやっぱり決断をすべき時期だと思いますよ。もう一度お聞きします。
六ケ所村で今後、核燃料サイクルそのものがどのような展開をするかというのは、今まさに政府の中でしっかりと議論をされているというふうに思っておりますので、私自身は漁民の、そして消費者の方々の安全につながるようなことを政府部内としてもしっかり考える、その形で進めていくべきだろうというふうに思っております。
特に、電力会社から来ている社員については、まさに核燃サイクルそのものの、原燃というのは電力会社がオーナー会社ですから、実質的なオーナーの会社から来ているわけですね。そうなると、ブレーキを踏むにも、そういう皆さんがつくったものがそうなるのかという疑念を持たれかねません。
したがって、接触すること自体を禁止してしまうと核燃サイクルそのものの議論ができないという我が国の仕組み上の問題があるということは、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
ただ、今大臣がおっしゃったように、核燃料サイクルそのものについては、去年の福島の原発事故を受けて、今、原子力委員会においてさまざまな選択肢を検討しているところでありますので、そういったことを踏まえて、大臣が言うように、ゼロベースで見直して検討しているところでございます。
多和田さんは、小金井とおっしゃいましたか、団地にずっと住まわれて、多分、あの高度成長の時期にはしっかりと働かれ、随分とサラリーも取られて、娘さんを育てられてというような一つの団地のサイクルそのものを担ってこられたように思うんですね。
最終処分を含めたサイクルの中に「もんじゅ」が含まれているかという御質問でございますけれども、エネルギーの計画というのは二〇三〇年というものを一つ見ているわけでございますし、このサイクルそのものは、実は、「もんじゅ」が商用化するのは、先ほど申し上げましたように二〇五〇年でございますので、二〇五〇年を見据えたエネルギー計画あるいはまた原子力長期計画とかあるいはサイクル計画というものは、まだきっちりしたものがないんですよね
私は、前回の質問におきまして、原子力長期計画の基本的な考え方、つまり、使用済み核燃料を全量再処理して、取り出したプルトニウムを全量使っていくという立場に立ったサイクルを考えてきたわけですが、そのサイクルそのものが今実態として破綻をしている、だから、使用済み燃料の形でだぶつくか、再処理を進めればプルトニウムの形でだぶついてしまうかという問題に直面しているという角度からの質問をいたしました。
そういう中で、これは何が何でもではなく、この核燃料サイクルそのものの是非についても、やはり議論の俎上にのせて検討すべきであるという意見がそれ以外の方からも出ておりますけれども、今の長官の何が何でもではないという真意は、そういうことでよろしいのでしょうか。
今の点で、核燃料サイクルそのものに疑問を呈している方がいらっしゃることは事実であるし、この審議会に地元の方が入った方がいいのかどうか。理事長が選ぶと書いてあるのですけれども、先ほどから、理事長は気にしないという御発言もありましたので、森陳述人に、この審議会のあり方、具体的なイメージがあれば、率直に教えていただきたいと思います。
先ほど他の委員の方からも指摘がありましたが、今後やはり核燃料サイクルそのもののあり方について議論していくべきだと私は思います。
○吉川参考人 御指摘のとおり、私が動燃改革検討委員会を引き受けましたときには、動燃の問題を検討しようということで、核燃料サイクルそのものの計画には言及しないということを、私自身で範囲を決めたわけなんですね。それが「まえがき」に記したことなのです。
と申しますのは、やはり今日の大量生産あるいは大量消費あるいは大量廃棄という、そういうサイクルそのものを根本的に省資源、省エネルギーの循環型社会システムに変革をしていくという、そういう一つの大きなきっかけでございますから、そういう点の大きな考え方の発想もそうだし、システムもそうだし、そういうようなシステム転換が必要だ、そういうことなので基本法的なものが必要じゃないか、こういうふうに思っているわけであります
ビーフサイクルそのものも、今まではだんだんふえていったけれども、下がりの傾向になってきているというようなことで需給が逼迫するというふうに今まで説明されていませんでしたか。
そのために我が国の一つの重要な問題としては、核燃料サイクルの条件、そういった高速炉に使うプルトニウムの技術及び産業としての確立、さらには今の日本の現状から見て濃縮とかそういった、炉だけではなくて燃料サイクルそのものの確立をする必要があると、これが現在の大きな課題であり、その方向に進んでいるわけであります。 それから第二の問題は、「安全規制」と書いてございますが、安全性の問題であります。
税金を使うわけですから、どれだけかかるのだろう、こういうことになりますから、アメリカといたしましても、日本がせっかくここまでやってきた日本の核燃料サイクルそのものにこのこと自体が重大な影響を与えるのか与えないのかというふうな、そうしたことが一つの調査目的でございまして、その調査目的に従いまして非常に微に入り細にわたりましていろいろと調査がなされた結果でございます。
しかし、いまのサイクルそのものは、もうあすにでも手が届くような調子で国民のために実用化される段階を迎えつつあるから、これだけはひとつお互いに尊重したいものである、こういうふうに申しておるわけでございまして、どうぞその点だけは御理解賜りたいと思います。
それまでいまのままでよろしいかといいますと、私はそうは考えませんので、やはりこの際、少しでも責任を明確化し、あるいは機能を充実して、いま申しました原子炉の安全問題のみならず、査察する機能、あるいは先ほどお話のございましたような、ハイジャック等に備えると言っては語弊がありますが、盗難防止等を一体どうするかといったような問題、あるいはいまお話ございました燃料サイクルそのものの安全性をどうするかという、原子炉