1995-05-31 第132回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
旧ソ連時代末期のゴルバチョフ訪日のころから、それまで膠着状態にあったものが幾らか曙光が差してきたかに見えたわけであります。
旧ソ連時代末期のゴルバチョフ訪日のころから、それまで膠着状態にあったものが幾らか曙光が差してきたかに見えたわけであります。
○中山国務大臣 この小沢前自民党幹事長の訪ソにつきまして、これはあくまでも党の幹事長という立場で行かれたものでございますから、政府として特にコメントを申し上げるわけにはまいらない、遠慮さしていただきたいと思いますが、この行かれた一つの目的は、ゴルバチョフ訪日を控えての日ソの話し合いの突破口ができるような努力をされたというふうに私は認識をしております。
○元信委員 我が国とソ連の関係が、今外務大臣がおっしゃられるように、画期的な一つのエポックを越えた、こういう御見解、御認識でありますけれども、今回のゴルバチョフ訪日について、アメリカからはどのような働きかけがあったのか、あるいはまた評価について、アメリカ、それから中国、韓国、そこら辺からはどういう評価があったか、今の段階で承知されていることを伺いたいと思います。
なぜ訪日前に国民の中にゴルバチョフ訪日によって四島返還の見通しがつくとの期待が大きかったのか、その理由は、ゴルバチョフ訪日に先立つ小沢自民党幹事長の訪ソによって、経済協力と引きかえに領土問題が進展する、そういうような幻想を国民が抱いたからではないか、そんなふうに思われる。一体、小沢さんは何のためにソ連に行かれて、どのようなことを話し合ってこられたのか。
例えば今回のゴルバチョフ訪日あるいは即位の礼、こういった際には私ども交通情報をフルに国民の皆さんに提供して短期間我慢をいただくわけでありますけれども、その場合には交通管制センター等の力をフル動員して行うわけでありますが、基本的にはやはり都市機能の分散であるとかあるいは道路、鉄道の今いろいろ御議論ありましたような結節点における施設の整備であるとか、こういった観点から臨むことが長期的には成功への道ではないかというふうに
ただ、日本政府は、ゴルバチョフ大統領に対して日本としてどういうような平和戦略なり構想を持ってこの会談、ゴルバチョフ訪日に臨んだのか、これは本来なら海部総理に聞くべきことかもわかりませんけれども、防衛庁長官もそういう相談には乗っておられると思いますので、防衛庁長官からお伺いしたいと思います。
まず、ゴルバチョフ訪日で、日本政府としては領土問題解決に向けて鋭意努力をしているところでございますけれども、少なくとも日ソ関係の歴史的な転機になることは事実である。こういう状況の中で北方領土周辺、特にこれまで積立基金としてやってまいりました北方領土隣接地域振興等の基金、北方基金の造成、それからまた、北方地域旧漁業権者救済措置に対するいろいろな要望が出されておりました。
五月に予備協議をいたしまして、今度はゴルバチョフ訪日にすべての焦点を絞ってやろうということで事前協議をいたしました中に、ソ連が日本に対して協力を求めたいものを、抽象的にではなく優先序列をつけて持ってこい、こういう形で予備協議では合意しておりましたが、結局は出てきませんでした。
そこでお伺いをいたしたいのですけれども、どういう形で今回ゴルバチョフ訪日の成果が出るかはわかりませんけれども、少なくとも二島だとか四島だとかあるいは経済協力だとかという、いろいろな意味で、広い意味で日ソがぐっと近づくということは、日本にとってみればもともと日本のものなんだから返してもらう、それに対して私自身は、返してもらうと同時にその間の日本のこうむった損害も返してもらうべきではないかとすら一時思ったこともあるのでございますけれども
そして、ゴルバチョフさんの登場以降この領土問題を含めて日ソという関係が非常に突っ込んだ関係になり、去年の安倍自民党訪ソ団の八項目合意というものがございまして、その一つとしてゴルバチョフ訪日ということになるわけであります。
○及川順郎君 ゴルバチョフ訪日まであと残す日にちも少なくなってまいりました。そういう観点から、まず日ソ関係について総理に何点か伺いたいと思います。 大統領の訪日をどのように位置づけ、そして日本政府としてどのような受け入れ準備をなさっておられるのか、その点についてまずお伺いしたいと思っております。
私も、経済関係、協力関係の第一歩としては、サハリン州を初めとする極東地方あるいはシベリアの開発が対象と考えられるのではないかと思っておりますが、後でも触れますが、ソ連は環日本海経済圏構想というものをゴルバチョフ訪日の際に提唱したいとの報道も先日行われておりました。ソ連との経済協力についての方針を伺いたいと思います。
合意がもし仮にゴルバチョフ訪日で決まりがつけば、そのことによって、いつ置くかという問題ももちろんありますけれども、いつでも対応できる、そういう予算的な裏づけはあるんだというふうに理解しておいてよろしいですか。
私どもは、このゴルバチョフ訪日に向けまして今ソ連政府といろいろな形での準備あるいは話し合いを行っているわけでございますが、その中で私どもは、日ソ関係の抜本的な改善のためには、先生仰せのとおり北方四島の返還を実現して平和条約を締結する、そのことによってあらゆる分野で質的に新しい日ソ関係を構築するということがぜひ必要だというふうに認識をしておるわけでございます。
ゴルバチョフ訪日に関連いたしまして、ゴルバチョフの評価と対ソ経済支援という問題でございますが、ゴルバチョフの評価につきましては、彼につきましていわゆるアメリカ、ヨーロッパを風靡したゴルバチョフ崇拝熱の中で、余りにも彼を理想化し、過大評価し、その中で、彼が理想と信念を掲げ、そのためには生命をも賭して先頭に立つ政治家であるかのごときイメージが流布され、このために無条件でゴルバチョフを支援せよ、ゴルバチョフ
湾岸情勢に関する日ソ共同声明、それからゴルバチョフ訪日準備にかかわる覚書、信頼醸成措置を含む政策企画定期協議、それから本委員会でも私どももいろいろ要請し、殊に医師でもある外務大臣として強い関心を持って御努力をいただいたチェルノブイリの協力に関する覚書等々、大変実りのある成果を上げられたと思います。
これはある意味では日本との関係改善が政経不可分という日本側の方針によって劇的な進展が、領土問題を通過しないと劇的な進展が得られないということで、ゴルバチョフ訪日までは日ソ間の経済交流が進まない。その間韓国との経済関係の改善を進めるというふうにソビエトが位置づけを変えたのかもしれない。それほど熱心な接触ぶりでありました。
それから、ゴルバチョフ訪日までに日本のなすべきことは何か。私は、先ほど秋野参考人がおっしゃられたいろいろなこと全く賛成でございまして、異論はないわけでございます。ただし、日ソ間に平和条約が締結されず、ということはソ連による一九四五年八月、九月の一方的な軍事力行便の結果だけが残っている状態が法的には続いているわけでございます。平和条約が締結されていないという意味において。
もう一つ、ゴルバチョフ訪日までに我々がなすべきこと、日本がなすべきこと、何ができるのかということですが、私はぜひ本調査会に提案したいのは、本調査会がウラジオストクを訪問して現地視察していただきたい。向こうは必ず歓迎しますでしょうし、それを実現できないものは何もない。ぜひそれを実現していただければ、日ソ双方にとっていい結果が生まれるのではないかというふうに考えます。
総理は、来春のゴルバチョフ訪日の際に北方領土問題を決着させる自信があるか、お尋ねをいたします。 最後にお伺いいたします。 国際化時代に突入する日本人が世界の人々から不可解だと言われたのでは、日本の立場はありません。日本人も新しい国際人になる必要があります。しかし、国際人とは、無国籍人ということではありません。
総理は来春のゴルバチョフ訪日の際に北方領土問題決着の自信があるかとおっしゃいましたけれども、何しろ日ソ間には長い長い懸案でございます。しかし、私に参りました二、三日前のゴルバチョフ議長からの親書によっても、一九九一年には訪日される、その訪日の準備をしておるということでございます。
そういう意味で、私どもとしては、一九九一年に予定されておりますゴルバチョフ訪日に向けて、ソ連が日本の問題を真剣に考えるようになるという過程の中において、戦後のさまざまな日ソ関係に起こったことについての再評価が行われ、ソ連側がそれに再度、今いろいろなところで歴史の見直しが行われておりますけれども、その延長線上で日ソ関係について再びソ連側が真剣な考慮を払ってくれるというようなことになれば、日ソ間の基本的
午前中も別の問題ですけれども話がありまして、新聞でゴルバチョフ訪日についてはいろんなあれが出ましてね、来るだ、来ないだ、いろんな話が出ました。外務大臣の感じとしては一月訪日はもう絶対ない、こう断定的な認識をお持ちですか。
あの日米の合同演習とかあるいは三沢のF16の配置とか、そういうものを、現実的に反ソ的な行動を起こしてそれでゴルバチョフ訪日なんということはおかしいなんということもつい最近出ておりましたけれども、そこらあたり、ゴルバチョフ訪日自体が姿勢が変わったのかな、体制が変わったと同時に対日姿勢も変わったのかなと、こう言われてきましたが、最近はそういうような発言も出てきましたけれども、そこらあたりはどういうふうにお
まず外務大臣にお願いしたいわけですけれども、ゴルバチョフ書記長の訪日の見通しについて、一部マスコミで伝えているところによりますと、政府の判断として、一つは米ソ軍縮交渉の行方がまた不透明であるという点、それからソ連書記長の国内日程が非常に立て込んでいるという状況、それから来年一月までの間に外交日程等も含めて日本へ来る日程の見通しが立たない、こういう主に三つの理由をもとにして一月のゴルバチョフ訪日は一〇〇
○及川順郎君 訪日に絡みましての領土問題についてでございますけれども、領土問題に対する返還促進運動というものが、ゴルバチョフ訪日をめぐって非常に国内にも高まってきているというような、こういう雰囲気があるわけです。
○政府委員(新井弘一君) まず、第一点のゴルバチョフ訪日の問題でございますけれども、先日、日本のある新聞の報道によりますと、当地のソ連大使が、ソ連としては米ソは米ソ、日ソは日ソというそういう視点から、角度から外交を続けるというふうに演説した由でございます。
もしゴルバチョフ訪日が実現しますと、これは聞くところによりますと、帝政ロシアそれからソ連を通じてソ連の最高首脳が日本を訪れるというのは初めてのことだそうであります。そういうことでありますから、これはもう画期的なことでありますし、また意義の深いことでありますから、日本は国民挙げて歓迎するだろうと思うわけです。