1978-06-23 第84回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
そういう線に沿って研究をしておりまして、現在日本の国内で、たとえば小麦で言えば農林六十一号が半分近くつくられておりますが、それよりも一週間程度収穫期の早いサキガケコムギとかゴガツコムギ、こういったものを育成をしておるのは、その趣旨によるものでございます。
そういう線に沿って研究をしておりまして、現在日本の国内で、たとえば小麦で言えば農林六十一号が半分近くつくられておりますが、それよりも一週間程度収穫期の早いサキガケコムギとかゴガツコムギ、こういったものを育成をしておるのは、その趣旨によるものでございます。
そういうこともやっておりますが、いずれにいたしましても、雨害回避、雨害に関係の特に強い害である赤カビ病に強い抵抗性のある品種の育成、それからさらに穂発芽をできるだけ少なくするような穂発芽に対して抵抗性の強い品種の育成、こういうことは現に取り組んでもおりますし、比較的従来のものよりもそういう抵抗性の強い品種を先ほど御紹介申し上げたわけですが、シロガネコムギとかあるいはゴガツコムギ、セトコムギ、こういった
○堀川説明員 麦の品種の問題でございますが、先生御指摘のわせ化の麦の品種の育成のお話でございますが、これにつきましては、全体的にどのような種類の麦につきましてもわせ化ができないかということでやっておるわけでございまして、近年開発されたものといたしまして、小麦について言えば、農林六十一号より一週間程度早いサキガケコムギとかゴガツコムギなどが育成されておるわけでございます。
○堀川説明員 具体的に品種名で申し上げなかったわけですが、たとえばわせ麦ということでございますと、現在国内でつくられております小麦の半分近くを占めますところの農林六十一号より一週間程度収穫期の早いサキガケコムギ、ゴガツコムギといったものを育成種普及に移そうとしておるところでございます。
現在のところゴガツコムギとかあるいは、サキガケコムギとか、そのようなわせ化の小麦も育成されておりますが、多くの人の意見によりますと、一日わせ化すると十アール当たり十キロ減収する、そういうような収量の問題、あるいはわせ化したために早く茎が伸び始めますので、凍霜害に遭って結局は減収もするし、晩生化してしまう、そういうような問題がございまして、一概にわせというものをこれ以上進めるということは非常にいま困難
もともと、麦というのはこういう乾燥地帯に適する作物ですから、日本のような気候風土に適するような品種の開発はかなり困難ではございますが、いま言ったような趣旨で作期を早める努力ということをやってまいりまして、サキガケコムギとかゴガツコムギとか作期が早まる小麦の開発をやってきましたが、残念ながら雨害、湿害に強い、それからその時期の収穫、特に収穫期でございますが、病害に強いという品種の開発についてどうしてもいい
その結果、小麦につきましてはサキガケコムギ、ゴガツコムギ、シロガネコムギあるいはセトコムギと、北海道におきましてはタクネコムギというようなものもございますが、おおむねこれらは四日から一週間ぐらい早いものが育成されております。
そういうような観点から品種改良に努めておりまして、小麦につきましてはサキガケコムギとかゴガツコムギとかいう従来の農林六十一号に比べまして一週間ほど早い品種を創出いたしております。
最近、昭和四十九年に新しく品種が三つ出ておりまして、北海道向けの品種が一種と、それから九州農試で育成をしましたゴガツコムギあるいはシロガネコムギというふうなものが出ております。いま申し上げましたのは小麦でございますけれども、大麦につきましては育種の目標をいまの需給事情から見てえさ用に重点を置いてこれを行うというふうに育種目標を切りかえております。