2009-03-18 第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
これも私、今回、随分おもしろいなと思って勉強になったんですが、農業の、米、小麦、大麦、脱脂粉乳、バター、砂糖、コーンスターチ用トウモロコシ、この約七、八品目に関して、要は関税と別に輸入のときにかかっている調整金、差益金というのが実はあるんですね。 例えば小麦であれば、WTO協定の関税としては無税なんですけれども、調整金、輸入差益金というもので、上限四十五・二円というのを決めて取っているんです。
これも私、今回、随分おもしろいなと思って勉強になったんですが、農業の、米、小麦、大麦、脱脂粉乳、バター、砂糖、コーンスターチ用トウモロコシ、この約七、八品目に関して、要は関税と別に輸入のときにかかっている調整金、差益金というのが実はあるんですね。 例えば小麦であれば、WTO協定の関税としては無税なんですけれども、調整金、輸入差益金というもので、上限四十五・二円というのを決めて取っているんです。
また、コーンスターチ用トウモロコシの関税割当てあるわけでございますが、この枠は国内産芋でん粉の需要に影響を与えないように、国内のでん粉総需要量から国内産芋でん粉供給量、これを差し引いた水準とすると。枠外のコーンスターチ用トウモロコシなどには二次関税を課して輸入を抑制すること、こういったことによりまして国内産でん粉の販路は確保される、そのように努めてまいりたいということでございます。
それと、コーンスターチ用トウモロコシの関税割り当て枠につきましては、国産芋でん粉の需要に影響を与えないよう、国内のでん粉総需要量から国産芋でん粉供給量を差し引いた水準とするということ。それともう一つ、枠外のコーンスターチ用トウモロコシ等につきましては二次関税を課す、輸入を抑制するということによりまして、国産芋でん粉の販路が確保されるように努めてまいりたいと考えております。
それからもう一つは、御案内のように、コーンスターチ用トウモロコシと国内でん粉との抱き合わせ問題。これは何といっても、でん粉の需要を確保し、さらにでん粉需給の安定を図るためにどうしても必要な制度でございまして、これが関係国の合意が得られるかどうかという点について大変懸念しておったところでございますが、この点について確保されたという点でございます。
○上山和人君 今、大臣の方から、コーンスターチ用トウモロコシとそれから国内産芋でん粉との抱き合わせ制度ができたからこの影響が緩和されるというふうに御答弁がございましたけれども、私どももそのように理解をいたしております。
○大河原国務大臣 でん粉につきまして、関税化に伴いまして、無税のコーンスターチ用トウモロコシとでん粉との抱き合わせ制度は、実は農業交渉でもいろいろ心配をし、全力を挙げて確保したわけでございまして、この制度は国内でん粉需要の拡大とでん粉需給の安定にどうしても必要な制度でございまして、今後もこの制度は堅持していかなければならないと当面考えております。
それで次に、イモ・でん粉と、それからあとコーンスターチとの関係でお尋ねしたいんですけれども、これは農協中央会からいただいた資料なんですが、皆さんのお手元にもあるかと思うのでお尋ねしたいんですけれども、コーンスターチ用トウモロコシの関税割り当て数量の推移をお尋ねします。
○津川委員 大豆の価格と水田利用再編対策下の大豆の営農の実態、これが一つ、二つ目にはてん菜の価格、三つ目にはコーンスターチ用トウモロコシの輸入制限、こういったことに対して質問していきますが、時間も少ないので、きわめて的確に答えていただきたいと思います。 大豆への転作面積、一万二千ヘクタールから六万七千ヘクタールへと五・五倍にふえて、私もびっくりしている次第でございます。
それから次の第四項目につきましては、いわゆる国内産のイモでん粉の優先消化ということと、現行関税率の活用というふうな趣旨の点でございますが、これにつきましては、国内産イモでん粉の優先消化をはかるということで、コーンスターチ用トウモロコシにかかわる関税割り当て制度を引き続いて実施した次第でございます。
次に、国内産イモ及びでん粉の価格安定のため、本法改正案によって四十三年四月以降適用されるコーンスターチ用トウモロコシについては、関税割り当て制度の実施によりまして、適切な運用が期待されますが、諸般の情勢を見るとき、でん粉市況は弱含みであり、国内産でん粉の需給は必ずしも楽観を許さない状況にあります。
なお、コーンスターチ用トウモロコシの輸入につきましては、一次税率による割り当て量を、今後二カ年間を限り製品換算で十八万トンとすることに、大蔵、農林両省間において覚え書きが取りかわされております。