2017-05-25 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
一方、日本も四十年間、有担オーバーナイトコールレート、政策金利がどこまで上がったのかということをお聞きしたいと思います。
一方、日本も四十年間、有担オーバーナイトコールレート、政策金利がどこまで上がったのかということをお聞きしたいと思います。
同様に、日本の有担コールレートの翌日物の最高値は一九八〇年七月の一二・七%でありまして、当時のインフレ率は八・七%ぐらいであります。
○参考人(黒田東彦君) 私が総裁に就任して最初に開催しました二〇一三年四月の金融政策決定会合におきまして、日本銀行はいわゆる量的・質的金融緩和を導入いたしまして、金融市場調節の操作目標を無担保コールレート、オーバーナイト物からマネタリーベースに変更いたしました。
私が金融市場でディーラーになった一九八〇年の今の政策金利に相当する有担オーバーナイトコールレートは一二・七五%まで上昇しました。異常な金利でしたけれども、現在の政策金利〇・〇から〇・一%も異常です。アベノミクスが成功するならば、金利は上昇するのが経済学の教えです。また、マネタイゼーション懸念が出て日銀が国債購入をやめざるを得なくなった場合、金利は急騰することでしょう。
通常の金融政策はフェデラルファンズ金利、これは日本でいうコールレートのことですね、通常の金融政策はフェデラルファンズ金利と呼ばれるオーバーナイトの金利の管理を必要とします。短期金利を上げたり下げたりして連邦準備はより広範な金利に影響を与えることができます。
具体的には、第一に、量的な金融緩和を推進する観点から、金融市場調節の操作目標を、従来の無担保コールレートオーバーナイト物から、マネタリーベースに変更しました。その上で、マネタリーベースを二年間で二倍に拡大します。 第二に、長期国債の保有残高が年間約五十兆円に相当するペースで増加するよう買い入れを行います。これにより、長期国債の保有残高も二年間で二倍となる見込みです。
金利面では、コールレートが極めて低い水準で推移する中、企業の資金調達コストは低水準で推移しています。資金供給面では、企業から見た金融機関の貸出態度は改善傾向が続いています。CP・社債市場でも、総じて見れば良好な発行環境が続いています。資金需要面を見ますと、運転資金や企業買収関連を中心に増加の動きが見られています。こうした中、企業の資金繰りを見ますと、総じて見れば改善した状態にあります。
金利面では、コールレートが極めて低い水準で推移する中、企業の資金調達コストは低水準で推移しています。 資金供給面では、企業から見た金融機関の貸し出し態度は改善傾向が続いています。CP、社債市場でも、総じて見れば、良好な発行環境が続いています。 資金需要面を見ますと、運転資金や企業買収関連を中心に増加の動きが見られています。
オーバーナイトのコールレートというのが〇・〇〇一%まで落ちました。そのときに起きたこと。当時、私自身は金融市場局長を担当しておりましたけれども、何が起きたかというと、まあ副作用の一つだというふうに言えると思うんですが、市場が死んでしまったということなんですね。金融取引が全くなくなりました。私、よくその当時この状況を例えて言っていたのが、月面の静かの海になってしまったということです。
○白川参考人 日本銀行の行っています実質ゼロ金利政策のその実質の意味でございますけれども、オーバーナイトのコールレートは、これは日々もちろん変動しておりますけれども、大体〇・〇七とか〇・〇八、こういった水準で今推移しております。 ゼロ金利というふうに大きくくくれる中でどの程度の金利水準がいいのかということについて、これは各国の中央銀行、日本銀行も含めて、いろいろな模索を行ってまいりました。
無担保のコールレートの紙を一枚お配りいたしております。一九九八年からの推移を見ていますけれども、二〇〇九年以降、〇・一のあたりに張りついているんですね。これは、日銀がゼロから〇・一%を誘導目標にするということを言われていますけれども、実際には〇・一、実質ゼロではないんですね。ここはまだ下げる余地がある。これは、点線がありますけれども、邦銀が日銀に預金するときの金利を〇・一とされている。
六月の下旬に、これは政治的な問題ですが、日米の自動車協議の合意が成立しまして、七月の七日、このとき、日銀もそれまでにない対応で、「当面の金融調節方針について」を発表、オーバーナイトのコールレートを公定歩合よりも低い〇・七五%に誘導。それから同時に、円売りの協調介入が行われました。 八月の二日に、今度は大蔵省の方から、「円高是正のための海外投融資促進対策について」の発表がございました。
コールレートは二・二%、長期金利は四%でございました。御案内のとおり、現在はコールレートはもうほとんど〇%、長期金利は一・〇%でございます。 こういう環境の中で日本銀行としてどういうふうな金融緩和の強化を行っていくのかということで、大変いろいろな知恵を絞っております。昨年来行っておりますことは、包括的な金融緩和政策と呼ばれるものを通じまして金融緩和を強力に推進するということを行っております。
金融環境を見ますと、コールレートが極めて低い水準で推移する中で、企業の資金調達コストは低水準で推移しています。企業から見た金融機関の貸し出し態度は、引き続き改善傾向にあります。CP市場では、良好な発行環境が続いています。
現在は目標は、これはコールレートでございます。そういう意味で、コールレートで運営し、しかし金融市場の安定を得る、結果として数字は変動します。 したがいまして、この四十兆を超えた金額がこの後もずっとべたっと行くということではございません。ただ、先ほど来の金融市場の緊張といいますか、潜在的な不安定要因ということを我々は意識しながら適切な金融調節を行っていきたいというふうに考えております。
その上で、現在は無担保のコールレートを〇・一%前後で推移するという調節方針を決めまして、その目的を実現する上で様々な金融調節手段を使っているわけでございます。 長期国債のオペ、これは我々にとって非常に主力のオペでございますから、基本的な運営の仕方というものをこれは政策委員会で議論し、それに基づいて行っております。
今の金融政策決定会合で決めていますことは、これは無担保コールレート、この水準について誘導目標を決定しております。その目的を達成する上でのそれぞれの手段についての具体的な金額について、政策委員会決定会合それ自体で決定しているということではございません。ただ、金融調節を行うときには、当然これは政策委員会、私を含めまして政策委員会のメンバーの意見、これを十分に踏まえて金額を定めております。
つまり、銀行からしますと、銀行券という手段がある以上、コールレートをマイナスにしていくということは、これはなかなか難しいわけでございます。 そういう意味で、理論的なアイデアとしては確かに面白いわけですけれども、しかし実務的には難しいというのがこれはほぼ関係者の一致した見解かなというふうに思います。
まず、政策金利については、昨年十月、十二月の二回にわたって引き下げ、現在は無担保コールレートの誘導目標を〇・一%前後としています。また、金融市場の安定を確保するため、各国中央銀行と協調して金額無制限でドル資金供給を行っているほか、円資金についても、長期国債の買入れ額を年二十一・六兆円まで増額するといった措置を講じながら、潤沢な資金供給を続けています。
具体的に申し上げますと、日本銀行のコールレートの誘導目標は、これは〇・一%前後、FRBはゼロから〇・二五%、欧州中央銀行は一・二五%、それからイングランド銀行は〇・五%と、それぞれ極めて低い水準になっております。
まず、政策金利については、昨年十月、十二月の二回にわたって引き下げ、現在は、無担保コールレートの誘導目標を〇・一%前後としています。また、金融市場の安定を確保するため、各国中央銀行と協調して金額無制限でドル資金供給を行っているほか、円資金についても、国債買い現先オペの積極活用や長期国債の買い入れ増額といった措置を講じながら、潤沢な資金供給を続けています。
少し具体的に申し上げますと、金利と量に分けて御説明したいわけですけれども、金利の面では、現在オーバーナイトの目標金利、コールレートをこれは〇・一に引き下げております。よくアメリカについてゼロ金利政策というふうに言われて、まあ確かに文学的にはそうなんですけれども、実際のオーバーナイト金利はこれは大体今〇・二五で推移しております。
無担保のコールレートは現在〇・一%という水準でございます。 第二に、金融市場の安定のために積極的な資金の供給を行っています。まず、米ドル資金供給オペを各国と協調して行いまして、現在、金額無制限で実行しております。円資金についても、長期国債の買入れ、これは実はアメリカも欧州中央銀行も行っていない政策でございますけれども、これも行いまして、潤沢な資金供給を行っております。
現在、政策金利である無担保のコールレートのオーバーナイト物は〇・一%でございます。短期金利の世界では、このオーバーナイトももちろん重要ですけれども、よくターム物と呼ばれています、例えば期間三か月物程度のこの金利の水準というものも非常に重要でございます。
アメリカも日本も、現実のコールレートあるいはFF、フェデラルファンドレートは今〇・一%程度で推移しておりまして、実際の金利水準は両国とも同じでございます。 今後の金融政策ということですけれども、金利がここまで下がってきたということでございますけれども、中央銀行として行うべきことというものは、これはまだあるというふうに思っております。
少し長くなって恐縮ですけれども、新たなオペレーションということでありますけれども、これは民間企業債務の担保価額の範囲内で、無担保コールレートの誘導目標と同水準の金利により金額に制限を設けずに年度末越え資金を供給するというものであります。