2008-02-26 第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
○赤嶺委員 今回の記録なんですが、海上保安庁、民間船舶の場合は、針路を自動的に記録するコースレコーダー、針路記録器というそうですね、それから、全速前進や半速など、どのような操作を行ったかを機械的に記録するエンジンロガー、機関操作記録器、GPS、これを積んでいると聞いていますけれども、間違いないですか。
○赤嶺委員 今回の記録なんですが、海上保安庁、民間船舶の場合は、針路を自動的に記録するコースレコーダー、針路記録器というそうですね、それから、全速前進や半速など、どのような操作を行ったかを機械的に記録するエンジンロガー、機関操作記録器、GPS、これを積んでいると聞いていますけれども、間違いないですか。
いまあなたの御説明を聞くと、ただ船長等からは、航海日誌を見た、コースレコーダーの記録を見た、これくらいのことで、あれですか、海上保安庁はアメリカの船長なんかはおそるおそるで何も聞かないのですか。
当庁のほうでそのときに調べましたのは、アリゾナ号の船長等から航海日誌あるいはコースレコーダーの記録の写し等について調べております。
これがために先ほど大臣からもお話がありましたように、「アリゾナ号」を引き返させまして、関係日誌あるいは書類、それからコースレコーダーの記録誌等を調査し、必要な書類の提示を求めまして、その提出を得ております。それらを元に返しながら位置を確認するべく鋭意努力中でございます。作業をしておるわけでございます。また明興丸につきましても、唯一の生存者でございます。
ただし、これにつきましては、先般の委員会で申し上げましたように、コースレコーダーの記録等によりまして、なお確かめる、確認する必要があると思いまして、目下鋭意調査中でございます。
その後、「アリゾナ号」につきましていろいろな物的証拠等も必要でございますので、船長にいろいろ要請いたしまして、航海日誌あるいは機関日誌、あるいはコースレコーダーの記録誌、それらのものの提出を求めまして、それを受理しております。
ただし、この点のその正確度といいますか、それは先ほど申しましたようなコースレコーダーの記録等を照合して見れば、ほぼ断定できる時期がくると思われる次第でございます。
これを聞きながら、かつ先ほど申しましたコースレコーダーの記録誌等と照合しながら作業をやれば、大かたの事件の見通しと申しますか、その原因等も私たちの立場で推定できるであろうという意味合いの事件処理の見通しでございます。もちろん衝突事故につきましては、御承知のように、海難審判の裁決に待たなければ、その原因等については権威ある裁定は出すことはできないと思う次第でございます。