1988-03-31 第112回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
いわゆるコークス炉関係に従事する労働者について健康管理手帳を渡したらどうかと。その当時の法律が製鉄関係のコークス炉以外には渡せないというふうになっておる状況であったけれども、ここに当時の望月説明員の答弁もあるわけですが、こういうふうに言っておるわけです。安恒委員が 現在は、タールによる肺がんは製鉄関係の各コークス炉、ガス炉、こういうものは職業病として認定をされています。
いわゆるコークス炉関係に従事する労働者について健康管理手帳を渡したらどうかと。その当時の法律が製鉄関係のコークス炉以外には渡せないというふうになっておる状況であったけれども、ここに当時の望月説明員の答弁もあるわけですが、こういうふうに言っておるわけです。安恒委員が 現在は、タールによる肺がんは製鉄関係の各コークス炉、ガス炉、こういうものは職業病として認定をされています。
したがいまして、先ほどから御意見がございますコークス炉関係の業務と発ガンとの間の因果関係、先ほど私も早急に専門家を委嘱して因果関係を検討すると申し上げましたが、その検討の結果によりまして因果関係がある程度明瞭になりますならば、健康管理手帳については早急に検討いたしたい、かように考えます。
そういうことでコークス炉関係の在職者については何らそういう状況が見られなかったわけであります。 それから退職者について調べましたところによりますと、これにつきましては、昨年判明いたしましたのは退職者から二名出ておったのでありますが、その後の詳しい調査によりまして、六名の肺ガンにかかられた方があった、退職後にかかられた方があったということがわかったわけであります。
○渡邊(健)政府委員 先ほど申しました数字は、肺ガンによる死亡の方の数字でございまして、私ども、うわさでなしに、肺ガン以外のガンで何人なくなられたとか、コークス炉関係で八幡の場合は十六名なくなっておられるということも承知をいたしております。ただ、胃ガン等の場合は、日本の場合には、別にコークス炉関係従業員でなくても、胃ガンなどはかなり一般に多いわけでございます。
シアンの場合には鉱山、メッキ、コークス炉関係、化学。水銀の場合には、水銀電解法苛性ソーダ製造、アセチレン法塩化ビニール製造、顔料、塗料、計測器、電池などの機械。カドミウムの場合には、鉱山、製錬所、メッキ・顔料などの化学、自動車、電器部品という内容が閣議に報告されたと思うわけです。
コークス炉関係につきましては、いろいろなところに炭じんを出す問題点がございます。まず貯炭場におきまして、風が吹きますと炭じんを飛散させます。それからコークス炉の操業におきましてもまず装炭をする、そのときに、これは最後には燃やして出すわけでありますけれども、その間に炭じんが入ってくる、そのようなおそれがある。それからその前に、今度はコークス炉から消火車に押し出すときにも粉じんが発生する。