1969-05-07 第61回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
御承知のように、貝殻島でソ連との間に操業の協定ができておりまして、そして毎年三百隻、ことしは一割ふやしてもらいまして三百三十隻のコンブ漁船が拿捕の危険なく貝殻島で操業しております。
御承知のように、貝殻島でソ連との間に操業の協定ができておりまして、そして毎年三百隻、ことしは一割ふやしてもらいまして三百三十隻のコンブ漁船が拿捕の危険なく貝殻島で操業しております。
例の歯舞、色丹のコンブの採取につきましては、一応民間協定という形はとりましたけれども、三十八年に大日本水産会と向こうとの協定ができ上がりまして、沿岸の小さいコンブ漁船、あるいは小魚をとる漁船が入漁できるような形で、現実問題としては一歩前進いたしております。
また、ソ連による日本漁船の拿捕は、依然としてそのあとを断たず、昭和三十八年貝殻島のコンブ漁民間協定により、コンブ漁船の拿捕が同年以降なくなりましたが、なお、昨年においては、三十四隻二百九十四人が拿捕されているのであります。
特にこのコンブ漁の安全操業の問題も、社会党の使節団が去年の八月十四日にイシコフ議長と会って、このコンブ漁船の安全操業の確保をするために提案をしているわけでありますが、そのときの提案も、いま大日本水産会の高碕案してと提案されたものとほとんど内容が同じなわけであります。
○安井委員 この内容につきましては、たとえば出漁許可料の問題だとか、コンブ漁船の通路の設定の問題、出船規模の縮小が希望よりも縮小しておる問題だとか、問題はあると思いますが、ここでは触れないことにいたしまして、今後政府は出漁に対してこの協定に関連してどういうふうな措置をとろうというお考えでありますか。これは外務並びに農林両御当局にお尋ねしたいと思います。
しかもこの地区は御存じのように、根室の方に行けば、貝殻島周辺のコンブ漁船が続々拿捕される、あるいはまた、別海の浜における帆立貝の船が毎年拿捕されておる、こういう緊張がもたらされておる地域なわけです。ですから私は、こういう地域に好んで演習場を設定することについて非常に危惧を感ずるわけです。
最近におきましても、コンブ漁船の例にいたしましても、数回にわたって相当強くわれわれは努力しておることは事実でございます。決してこの問題についてないがしろの態度をとっているということはないと確信いたしております。
これは直接きょうこの問題を提起した理由にもなりますので、読み上げてみますが「本日市民の総意により開催した大量拿捕緊急対策住民大会において、八月二十三日突如発生した貝殻島周辺でのコンブ漁船大量拿捕は、地元漁民を脅威と不安に陥れ、貧困にあえぎながら操業している漁民にとって死活にかかわるきわめて重大な事件であり、今後再びこの事態を繰り返さざるためにも、根室近海での安全なる漁業操業が確立されることを望むとともに
その結果、まことに遺憾でございましたが、コンブ漁船の十一隻、カニかご漁船二隻、これが拿捕をされたのでありまして、乗組員が全部で三十二名あるわけでございます。