2020-04-10 第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
総務省といたしましては、平成二十九年度から昨年度まで、国のプロジェクトとして5Gの総合実証というものを実施してまいりましたが、その中で、エッジコンピューティング技術を活用して、トラックの隊列走行ですとか建設機械の遠隔操作など、この低遅延というものが求められるアプリケーションを想定した開発実証というものを行ってきています。その有効性についても確認してきたところでございます。
総務省といたしましては、平成二十九年度から昨年度まで、国のプロジェクトとして5Gの総合実証というものを実施してまいりましたが、その中で、エッジコンピューティング技術を活用して、トラックの隊列走行ですとか建設機械の遠隔操作など、この低遅延というものが求められるアプリケーションを想定した開発実証というものを行ってきています。その有効性についても確認してきたところでございます。
六月に閣議決定した統合イノベーション戦略において、特に取組を強化すべき主要分野として、量子等の革新的コンピューティング技術の推進を挙げています。 また、具体的な研究開発の取組として、内閣府において、革新的研究開発推進プログラム、ImPACTですね、光の量子効果を活用した高速コンピューターを開発、クラウドシステムとして公開したところです。
例えば、平成三十年度予算案では、高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発事業というのを計上しておりまして、この事業の中でも、次世代コンピューティング技術について研究開発の支援をやりたいというふうに思っています。
この事業は、第四期科学技術基本計画で掲げられました、国家存立の基盤としての世界最高水準のハイパフォーマンス・コンピューティング技術の強化及び科学技術の共通基盤の充実強化に向けての重要な取り組みでございます。世界的に見ましても、スーパーコンピューターとその利用技術の整備、利用は加速をしております。
議員御指摘のノーマリーオフコンピューティング基盤技術開発でございますけれども、御指摘のとおり、このコンピューティングの技術は、必要なときだけ電源をオンにいたしまして、それ以外の通常時はオフにするという、これまでにない新しいタイプのコンピューティング技術でございまして、我が国として世界に先駆けて研究開発に着手をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
私も党内の第三期科学技術基本計画の重要施策を検討するプロジェクトチームで議論をさせていただいた経緯がございますが、その第三期科学技術基本計画の中に国の基盤を成す国家基幹の技術として次世代スーパーコンピューティング技術が明記をされております。
そこで、そういうイエスとノーの間にいろんなあいまいな判断あるいは認識というものもコンピューターで認識をし、あるいは処理できるようなコンピューターが要るんではないかという、よりリアルワールドに近いコンピューティング技術というのを開発しようではないかということがこのねらいでございます。